2008年2月11日月曜日

試合稽古

2/9 スカイライン道場

新しいメンバーが現れました。S藤さん五段。早速最初に稽古をお願いいたしました。楽しみな稽古のお相手がまた一人増えました。

S村先生、H田先生との楽しい稽古に足元ふらつかせ、一息入れてK林さん。今日一の印象的な稽古でした。というのも、予想以上に攻めあぐんだからです。K林さんは何が良くて自分は何が悪かったのか。K林さんの捨てきった素早い面でしょうか。返し胴に行った時、面をもらったこともありました。またお願いします。

通常の稽古の後、試合稽古を行いました。というのも今月下旬に香港アジア剣道大会が開催され、ジャカルタからも1チーム出場することになったからです。私も参加します。本日はS村先生とW田さんと試合を行いました。久々の試合稽古だったので少々試合を意識し過ぎた感があったこと反省。もう少し普段の稽古と変わらぬ気持ちで望めたら。

稽古後、S村先生より「待ち」になっていることご指摘いただきました。非常に貴重で有難くも今の私のとって頭の痛いご指摘です。悩みつつ少しでも理想の剣道に近づければと精進します。特に先生方との稽古では、懸かって自ら攻め崩す部分にもっと重点を置いていくことが必要かもしれません。どうもこの懸(けん)と待(たい)の一致、理想のバランスに持っていけず剣道の難しさを痛感します。まだまだ打たれてそこを覚えていくしかないですね。但し気持ちの通わないドタバタ無駄打ちが増えることとは混同してはいかんと思いながら・・・。うーーん、難しい。


2/10 JJS体育館

基本稽古後、ローカル剣士など大勢の前で試合稽古を行いました。先鋒に予定されているバンドンのNovanを除き、次鋒T屋くん、中堅私、副将S村先生、大将K川先生揃い踏みで本番さながらの団体戦を行うことができました。相手は「たまたま香港には行かないけど強力日本人チーム」。ふと思うに、こんなにも簡単に5人戦、つまり10人の実力者が集まるもんだなと、またまたこのジャカルタの素晴らしい環境に感謝。

個人的にはとてもいい状態で試合に望めました。理由として考えられる事前の心構えは、
1.相手はK原くん。個人的には彼はジャカルタ一の試合巧者だと思っています。相手にとって全く不足無し。よって闘志が漲りました。気が入りました。
2.昨日の反省を生かし、普段の稽古の変わらぬ気持ち。初太刀一本、一歩も引かない。

試合というのは心構え如何によっては、普段の稽古では得られない貴重な”真剣”勝負の機会だと実感しました。竹刀を刀と見立てるかどうかは別としても、少なくとも相手は普段の稽古時以上に人前で負けなくない、打たれたくないという気持ちがあります。自分もあります。そんな中だから、普段以上にお互い四戒を敏感に感じながら接しあうことになります。今日はそのセンシティブな変化を多少なりとも感じることが出来ました。初太刀で全てが終わる、一歩も引かないと割り切ることで相手の心を今まで以上に落ち着いて感じることが出来たのかもしれません。いい経験でした。

さらに緊張感の高まる香港の本番で、こういったことが体現できればと決意新たにしました。

0 件のコメント: