2010年12月28日火曜日

12/28 パクボノ

S村先生、A野先生、Kケ江さん、T原さんと。

Kケ江さんのリード。突きー面、突きを応じての面など突き技を絡めた技の稽古が興味をひいた。

一方で私の課題。

石原忠美範士の「活人剣・殺人剣と人間形成」に「剣道をいつまでもどんどん飛び込んでいっておったら、必ず膝をやる。それを見ておると、小手打ちの名人が膝を悪くする。小手を打った時に膝へくるんです。面はその心配がありません。すり足を併用することを考えたらいいと思う。小手、突き、胴はすり足で打てる。小手から面は、すり足で小手を打って、面は踏み込み足と、こういうようにすると非常にケガが少なくなる。」とあった。生涯剣道における範士の工夫という項であるから、かなりの高齢を対象にした指南文であると読み取れる。が、背に腹は変えられない。元々胴は踏み込んでないし、突きは頻発しないので問題は小手。試してみることにした。

小手打ちそのものの稽古はなかったが、小手に対する応じ技にて相小手面で試す。これは難しい。剣体が一致せず、冴えが出ない。一拍子にならない。

地稽古はそんなのお構い無し。取り敢えず今のところは。それ以外の課題・思いをぶつける。ある試みが結構ハマった。これは面白い。

2010年12月26日日曜日

年末追い込み

さて、今年も残すところあと僅か。今年の稽古回数12/23時点で131回。昨年を一回でも上回る135回以上と目標を立てたからには、ここまできて中途半端はまずい。で、金土日、年末の最後の追い込み。

12/24(金)パビリオン
S村先生、T原さん、トニー、アーウィンとの朝稽古。切り返し、面、小手打ちの基本をS村先生より。いつもより時間をかけて地稽古もじっくり行う。

12/25(土)サリパン
目標達成のため、封印していたサリパンへ。到着が遅くなったが、むしろ長時間やりすぎてまた頚椎おかしくするより、2~3人だけと集中してやろう、好都合、と意気込んで望むが・・・。S村先生、Kヶ江さんがすでに帰り支度。袴脱いでパンツ装着済み。M黒先生含めたった3人だったようで15時前に終了。でも、二方とも快く再稽古の承諾。ありがとうございました。

お陰でS村先生、Kヶ江さんとじっくり稽古をお願いできました。木こり?大工?といわれましたが本人は充実。重ね重ねお付き合いありがとうございました。

12/26(日)JJS
Sおん、M琴、C里のたった3名。少人数にもめげず、気合を入れて切り返し・面の打ち込み、面の追い込み、引き技の稽古、地稽古と計画したメニューをこなす。Sおんがしっかりした打ちになってきた。

最後にT原さん、トニー、S村先生、K西先生、Kヶ江さん、ウィリー、かみさん(稽古順)全員と2分づつの回り稽古。

よし、134。あと一回。

2010年12月21日火曜日

12/21 パクボノ

S村先生、A野先生、T屋さん、T原さん。

切り返し、打ち込み、基本打ちをしっかりやったが、途中まで4人で休み無く回ったのからか、時間に余裕があった。地稽古は4名全員と。

S村先生との稽古では全体を通して遣われた。初太刀の動揺もあってか常に劣勢、動かされた。結果良いところを打たれるべくして打たれた。なるほど・・・・。確かに気持ちの上で4:6を実感。先日のA野先生との稽古も同様、そういう場合は必然的に打たれる・動かされる。面白い。先生方の強い気に負けずいかに5:5、6:4に盛り返すか。

T原さんの動きが良くなってきた。改良の努力の結果だろう。

12/19 JJS

!祝祝祝!本日からK形さん復帰。一時は深刻な状態だっただけに、これだけ早く復帰できて本当に良かったですね。休みの間、胴着・袴・防具も新調、メンテされていたようで、なんだかグレードアップして登場。もちろんちびっ子指導からは一時離れてご自身の稽古へ。

今日のチビ。S穏、M美、M琴、C里。切り返し、面打ちを十分に繰り返す。その後、面の追い込み。そこで手足が合わない事を体感してもらう。ここまででだいぶへばっていたが、横では楽しそうなK西先生のシニアメンバー特訓がまだ続いている。こちらも続けてちびっ子同士の地稽古。とにかく打ち合いをさせる。なんだかやけにガチャガチャするなと思ったら、体当たり、鍔迫り合い、引き技を教えていないことに気づく。で、それを与えるとその後いい感じに引き締まってきた。

今後は、基本動作の繰り返し&今日のワンポイント&地稽古というパターンで計画的に進めていこう。2年生コンビT志、Aしが次回から加わる。非常に楽しみだ。しかしついて来られるか?そういえば、長女が稽古の前にお腹が痛かったのに稽古が終わった途端完治した。剣道いやいや病を発病したのかもしれない。懐かしい病気だ。私の場合、当時頭も痛くなった。仮病とはちょっと違う。うちの娘だけに限ったことではないだろうから、稽古の内容・量・指導のあり方をもっと真剣に考えていこう。ご父兄の方々もどしどしご意見ください。

M黒先生と久々にお願いする。課題は同じ。打ち気ばかりに逸らない。

2010年12月17日金曜日

12/17 パビリオン

S村先生、A野先生、T屋さん、トニー。

左手の締まりも良く調子いい。

切り返し、打ち込みしっかりやって、技の稽古を少々。その後全員と2分ずつの地稽古。

本日の課題は、打ち気よりも観る心。相手を観察、動かすことを主眼とし、打つのは2分の中で一本だけでもいい位の気持ちで向かう。結果的には結構打っちゃいましたが・・・。

もうひとつは、攻め入る際に右足出したら必ず左足も引きつける。

打ち気ばかりにはやるから左足を動かしたがらず残ってしまう。 両者は深く関係しているようだ。気持ちのまとまった稽古ができました。




昨晩の携帯メッセージ「出席でお願いします」。のT王子の姿見当たらず。

2010年12月14日火曜日

12/14 Pakubuwono

S村先生、A野先生、T屋さん、T原さんと。

今日、A野先生との地稽古は勉強になった。打たれるべきして打たれた。なるほどこれが気持ちの上で相手に遣わ”れる”ということなのかと実感した。全体の流れの中で何とも言えない泥沼にはまってる感じ。この気持ちをしっかり覚えておこう。攻めが通じているか相手を観察する上でとてもいい勉強になった。

2010年12月13日月曜日

昇級昇段審査会&Kヶ江さん壮行会兼忘年会

ジャカルタ剣友会昇級昇段審査会。今回も審査員として参加。防具無しの部を見ていて、皆一様に上半身ばかりが頑張っているなと感じた。これからは足腰にももう少し神経を働かせて稽古に励みましょう。左足の引き付けの訓練か。最近担当している子供たちにも同じことが言えるので私もその指導のポイントなりを研究したい。

本日の審査会のために日本人メンバーズラリと揃う。最近、腰痛の関係でサリパンから遠ざかっているため、なかなか先生方と稽古できるチャンスがない。よって本日の審査終了後の稽古は狙いをすましてK西先生、Kヶ江さんに走る。最後の一本ではK林さんにもお願いできた。楽しみにしていただけに気持ちの入った稽古をお願いできた満足感はある。ただ、稽古不足感は否めず頭のイメージと体の動きに一部ギャップがあった。そもそも竹刀が重かった・・・。S村先生より構えの際、右膝が出すぎとの指摘あり。

その勢ぞろいメンバーがそのままKヶ江さん壮行会兼忘年会へ。飲み放題であの価格、家族皆でしっかり楽しませていただきました。とりわけ、
-          おさむらい父(M田パパ)、故三沢光晴に似すぎ。しかもプロレス好きとか。
-          T原さんなぜかうちのかみさんに英語でトークしていました。私日本人ですけどって突っ込まれてたけど。二ヶ国語同時?スピーチも良かった。酔うと外人になるタイプか?
-          Kヶ江さんが娘たちに正座までさせて何を洗脳したのか気になる。
-          皆さんそれぞれにしっかりとした来年の抱負をお持ちで、身が引き締まりました。

K西先生、K島さんタイのお土産ありがとうございました。

2010年12月10日金曜日

12/5 & 12/7


12/5 JJS
-          腰・首も大方治り、久々に大人の稽古をリード。稽古前にT屋さんのほうから来週の昇級審査の所作講習があり若干時間が押していたこともあり、本日切り返しの稽古オンリーと決めた。途中にアドバイス等々の休憩もほとんど挟まず、全員と一回りするまでを目標に、数えること18回。本人もしんどかった。単調なつらい稽古に結構ひんしゅくだったかもしれないが、個人的にはこういった基礎的メニュー(切り返し・打ち込み・懸かり稽古)の重要性を実感しているだけに大事にしたい。即効性を求めてきがちなインドネシア剣士たちにとって、切り返しそのものが技として発揮できるわけでは無いので不評なのかもしれないが・・・。

-          次女は相変わらずのベソ懸かりだったが、長女から涙が消えた。代わりにOさむ(5歳?)が泣き出した。これまでと変わらぬ稽古だったのだが・・・。うちの娘たちの後ろに並んでいたためか、極度に緊張していたのかもしれない。それでも涙を拭いながら最後までよくがんばった。

-          居残り稽古をS戸先生と。

12/7 Pakubuwono
-          インドネシアは休日。にもかかわらず朝からS村先生、S松さん、T原さんが揃う。

-          稽古後、時間があるので剣道形を行う。気持ちが入りすぎて4本目、S村先生を突き刺してしまいそうになる。

-          この前Yudiに調達してもらった黒檀の木刀が右に若干スライスしていることが分かりショックを受ける。

2010年11月29日月曜日

11/28 JJS

土曜の午後に発熱し、夜には38度台。日曜の稽古断念しかけたら朝には平熱。何だったんだろう・・・。どこも痛くなかったし。むしろ心配。いずれにせよ、日曜一人だけ家に取り残されること無くてよかった。

腰痛のほうもいまだ一進一退。ということで、満身創痍気味でJJSへ。皆さんご迷惑おかけします。

K西先生、T屋さんがいらっしゃる。先生方にタフな大人のご指導をお任せしつつ、本気の実演の少ないちびっ子指導をサポート。Mみ、Mと、Cと、Sおん4名プラスうちのかみさんが中に入って基本稽古。切り返し8回くらいやったか。面、小手、胴、小手面の基本打ちも、細かいこと抜きにしてとにかく数こなした。よしよし。当然かみさんが一番へばっていた。

地稽古ではかみさんが私の代わりにちびっ子たちを鍛え上げてくれた。よしよし。地稽古後半、いつの間にか誘惑に駆られ胴・垂れをつけてしまうが、なんとか堪える。無理しない無理しない。

最後に、T屋さんとT原さんとの試合練習の審判を努める。ご自身たちの間ではお互いに香港大会への選考を含意しているようで緊張感高い。そんな中開始早々ひどいミスジャッジをしてしまったようで水を差した。その後も審判にも拘らず動揺してた感は否めず。審判力の無さを痛感。ただ反省。この対戦、今後は三審の方がいいかな。

一方で、そんなミスジャッジに際して試合者としてどう対処するか。自分が同じような立場だったら・・・・と全く自信は無いが、やっぱり求めるべき道は、そういう時だからこそなお更自分が試され、それを受け入れる心、動じない心。勝ち負けよりも心の練磨。試合者・審判者それぞれが再認識できた意義深い試合稽古となったと思います。自分のミスを棚に上げて偉そうなことばかり、とは知りつつ・・・・。

2010年11月23日火曜日

11/23 パクボノ

A野先生、S松さんと3名での朝稽古。

まだ先生方と剣道をやれる状態ではなかった。腰のほう、生活する分においては多少痛みが残る程度。基本稽古はなんとか乗り切ったが、実際地稽古になったら体が全く言うことを聞かなかった。必要な爆発力は腰からくるものと実感。完治させて望みます。

2010年11月22日月曜日

11/21 JJS

さて、一週間ぶりの稽古。といってもいまだ首から腰にかけての痛みは完治しておらず、先週に引き続き少年少女の指導に集中。

防具をつけ始めて1ヶ月。最近ようやく手足が人らしく動かせるようになってきた長女・次女。躾を兼ねまして先週来ちょっとだけハードにしごいています。女三人日頃結構甘やかしているし、根性ってものを少しずつ理解させようかと思い立ちまして。剣道の時くらい。

そういえば、根性っていうインドネシア語あるんだろうか・・・・無いだろうな、概念すら・・・・。

話し戻します。先週の初しごき(っていってもかわいいもんですが・・・)で、揃いも揃って二人ともビービーベソかきながら掛かってくる。そんな場違いな躾を、同じく可愛い娘息子に竹刀を持たせるK形さんが真剣な眼差しで見つめている。稽古後、「いくら我が娘でもそこまで」くらいの叱責を受けるかと思いきや、「ずるい!自分の子だけ。うちの子も」・・・・。驚いた。そしてM田家までも。

というわけで、本日はK形家のM美、M田家のAし、そしてうちの娘たちを普段よりほんの少々鍛えました。

皆、歯を食いしばってよく掛かってきました。えらい。うちの娘らだけまた揃ってベソかいていましたが・・・。

でも大事なのは、限度。それなりの終われる希望を持たせつつ、歯を食いしばらせる。難しいですね。親父にやられてよく泣きましたから多少分かっているつもりなんですが・・・。

そういえば、長女のほうは、「はい次、小手打ち」とこちらが次の指示を出すたびに、「何々??」とわざとらしく聞きに来て連続の打ち込みをストップ。このずる賢さ父親譲りか?いや母親?

「子供は甘やかして育てる」が常識のインドネシア。傍らで見ていたマーセルがかみさんに「なぜ自分の子供にそんなに厳しく?」と彼らにとっては自然な質問。かみさん「だって我が子だから」と全く噛み合わない回答をしたらしい。そういえば娘が親父にベソ掛かりをしている最中、かみさん「声が小さい!!」とでかい声出してたなー。わが子には遠慮いらんですからね。

2010年11月16日火曜日

11/13 サリパン

一発ツモだった。

久しぶりのサリパン。やや遅れて到着。支度中にS村先生の稽古を拝見。T原さん、S戸先生を圧倒。審査に向けた最後の調整が素晴らしいと感嘆しつつ、先生との稽古にいつも以上の闘志を燃やす。

横で拝見していた通りの圧力。初太刀に気がこもる。いい稽古をいただきました。T原さん、S戸先生、マーセル、アーウィン、モタとも、激しい充実した稽古ができた。稽古時間も長かった。

要は、久々のサリパンでの稽古にもかかわらず強く多く踏み込んだ。多分。

で、即頸椎痛める。せっかく腰痛、風邪が完治してさーこれからという時に。これで過去の痛み含めて原因がはっきりした。恐るべしサリパン(の床。。。。。っていうかコンクリート)。

稽古の終盤、既に首に違和感があった。踏み込みが強すぎるといわれても今のところ調整の術を持っていない。まずは治療だが、サリパンでの稽古はしばらく休止し、あの床とどう向き合うかよく考えよう。

2010年11月12日金曜日

11/12 パビリオン

最近、仕事や子供の行事に忙しく水曜・土曜の稽古に参加できない。こんなとき、朝稽古はありがたい。

S村先生、トニー、アーウィンとの朝稽古。

肩の力を抜くよう努めた。いつもより相手の顔がはっきり見えた。気のせいか。

稽古後、S村先生のQ&Aコーナーが設けられ、トニー、アーウィンから質問が飛ぶ。

2010年11月9日火曜日

11/9 pakubuwono

S村先生、A野先生、S松さん、T原さんと。



ブログを書きながら、今朝の稽古ではこれといった課題に打ち込めていないことを実感。ただ体を動かすだけではまずいと反省。

11/7 JJS

子供たちに剣道形指導を開始。礼式と一本目まで。皆なかなか飲み込みがはやい。いや早まるな、問題は3本目。




防具組はK西先生不在により私が担当。切り返し、切り返し、切り返し・・・・・。10セット近くやったか。本人もへばった。先週とはうって変わり、笑顔の出ないつらいだけの稽古を強いてしまった・・・・。皆、笑顔は無くとも振りは大きくなってきた。



腰痛からの久々の復帰でM黒先生にお願いするも、先ほどの基本稽古の影響か1週間近く動かなかった運動不足の影響か、後半下半身が言うこと聞かない。こんなに体力無いものか。これはまずい。

2010年11月1日月曜日

10/31JJS

まずは、先週のアセアンの報告を皆の前で。T屋さんが、概要を説明し皆の健闘を称えた。その後、M黒先生からは敢えて苦言という形で皆にご講評があった。

奇しくも私が受けた印象に近かった。何はさておき稽古量の不足。一週間に一回では現状維持がやっとで成長は見込めない。結果を真摯に受け止め稽古に励むようにとあった。

その先生のお言葉の中から、「じじょうのれんま」とありました。

調べました。陽明学から来ているようです。

「事上練磨」

陽明学の祖・王陽明の言葉だそうです。ある弟子が陽明先生に修行が進んでいるか?と聞かれて、最近は忙しくて十分な修行が出来ていません、と答えたことに対する戒め。構えて修行をするのではなく、実際に日常の行動をこなす上で自分を錬磨するということのようです。

M黒先生の解説の中に、言い訳するべからずとあったのですっかり、言い訳-->事情-->事情の練磨と思い込んでいました。言い訳を練磨してもしゃーない・・・ですね。F川先生の訳も「事情」のほうだったような・・・・。

さて、基本稽古の指導はK西先生にお願いしました。面を付けずに足裁き、素振りの稽古。基本を見直すだけでなく、一人でもこれだけバラエティに富んだ稽古が出来ると実証されました。事上練磨の具体的方法を早速皆に指導。K西先生さすがです。

事情=言い訳と勝手に勘違いしていた私は、若干の腰痛を言い訳にするべからずと、K西メニューに若干無理して参加。とりわけうさぎ跳び切り返し胴は効きました。


T原さん、来週こそは上座へ。

2010年10月29日金曜日

10/29 パビリオン

S村先生、T屋さん、F田さん、シンガポールのN田さん。昨晩の情報ではTさん&Sさんの2名も来て大賑わいのはずだったのだが・・・・。

久々に声が復活。腹に力が入る。

地稽古最初のF田さんに後手に廻って押され気味だったので、N田さん、T屋さんにはいつもより足を使い、先をかける。なかなか良い感触だった。攻めのスタイルも相手、その時の調子に応じて多少バリエーションがあってもいいかもしれない。

2010年10月28日木曜日

10/27 サリパン

合格組揃い踏み。T原さん、K島さん、トニー。到着した時にはT原さんリード、3名で熱心に基本稽古。最後、一風変わった稽古をしていたがT原さんにツッこむの忘れた。遅れてT屋さん登場。

立派な意気込み、姿勢です。新五段、四段としてこれからどんどん参加して頂きたいです。本人のため皆のため。

私の方はASEANで潰した声がまだ戻らず、声で気をまとめることができず、フニャフニャの稽古。風邪だと思っている若干の息苦しさも2週間になる・・・。力が入らない。

TT3本勝負の審判を頼まれる。結果は新五のTだったが、望六のTのほうが終始圧力を与えていたように感じた。この勝負に乗じて、稽古を締めるために私も彼らに3本勝負を挑む。T屋さんにはお互い息の合ったところで見事な小手で切り落とされた。TT方に勢いを貰い、何とか充実感を味わうことが出来た。

2010年10月27日水曜日

面縁の漆部補修

懸案だった面縁の漆が剥げた部分。早速、漆を調達しました。今や私にとっての日本の武道具エージェントとしての役割を確立しつつある親父がホームセンターで見つけてきました。感謝感謝。


これ。




先日染め直した面。頭頂部の漆が完全に剥離。






結構きれいに塗れました。現在乾燥中。あとは、打たれてどのくらい保持できるか。

K形さん、たっぷり余ったのでお使いになって結構ですよ。

10/26 パクボノ

ASEAN大会の疲れが残るなか朝稽古。前半S村先生とのマンツーマン稽古。切り返し、打ち込みをしっかりこなす。T屋さん登場で3人になり一息入れる時間ができほっとしたのもつかの間、最後は面・小手面・小手胴・面の打ち込みを連続。地稽古の時間はなくなりましたが、十分お腹一杯の朝稽古となりました。

2010年10月25日月曜日

Asean剣道大会@シンガポール

個人・団体とも結果は残せなかった。というより惨敗だった。コーチとして反省するところではあるが、直前の調整や当日のオーダー、試合運びとかという問題以上に大きな壁を感じた。

3年前はタイの一人勝ち状態でその他はどんぐりの背比べだったと記憶。その結果、インドネシアBが二位に滑り込んだ。それが今回、タイはもちろん、シンガポール、ベトナム、マレーシアと他国全てがもはやインドネシアの敵ではなくなっていた。

初心者(主に成人)からの養成、且つ週一程度。これジャカルタ剣士の現育成環境。

それに対し他国の有力選手の動きを見ていると、あれは絶対に学生時代にしっかり数をこなし、多くの勝負をしてきた動き。

別にジャカルタの現在の稽古環境を否定するつもりはないし、次のアセアンに勝つための秘策を練る訳でもない。ただ、もしもこれからインドネシアの剣道人口・レベルを向上さようとするならば・・・・、というのも全インドネシア統一組織とかFIK加盟等々組織が大きくなろうとしているこの時期に、中身が伴わなければ仕方がないしという不安はある。そういう観点でヒントを得たような気がした。

つまり、剣道の素養を形成するための「絶対量」があまりにも足りない。

でもって、懸かり稽古を増やすか?切り返しを増やすか?

というレベルではないような・・・。

学生のクラブ活動を対象にするということにポイントがあるような気がしてきた。

学生は若いのでいくらやってもピンピンしているし、社会人に比べると当然時間の余裕もある。この学生時代に仲間同士でむしゃらに数をこなし、体にしっかり浸透させ、まず剣道の素養を作る。社会人になって「理」を学べばよい。我々だってそうしている。バンドンにM田先生がいた時代、多くのバンドンメンバーがあっという間に強くなった。確かにそのときの対象者は殆ど学生。先生の指導が無い日も含め毎日のように稽古が行われていたのだろう。インドネシアでいつもトップのNovanの剣道センスはそこから培われたハズ。

アセアン大会は別にして、今後のインドネシアを支えるような剣士たちを多く望むなら、やっぱり学生のクラブ活動を通じて浸透させないとだめかも。



でも、誰が教えるんだ?

ということで、あくまで思いつきの段階です。



アセアン大会後記のつもりが別の方向に向かってしまったので元に戻します。

T原さん、K島さん、トニー昇段おめでとうございます。特にK島さんの立会いはご立派でした。段位は違えど、見ているものの心に触れる立会いというものがどんなものか勉強させてもらいました。初太刀・爆発力・捨て身・最後まで途切れない流れ。結果自然とついてきた有効打突。トニーも良かった。この2名は立会い後に合格間違いないと思いました。

マーセル、アーウィンは残念ながら四段の昇段審査というものを正しく理解していかったようだ。初段・弐段時ならまだしも、構え端正、基本に忠実に打突すればいいものと思っているようだ。相手との関係が全く無視されていた。日頃我々との稽古をそのまま出してくれるだけでよかったのだが。模擬審査の機会を与えて具体的に説明・指摘してあげるべきだった。次回の香港までにはそうしよう。

3日間で数多くの稽古をお願いしました。太田範士、牧瀬範士との稽古。香港から来られたY田さん、タイのI田さん、元タイ現大阪のE藤さん、シンガポールのW田さん、といったアセアン、香港大会常連の皆さんとも楽しい稽古をいただきました。ありがとうございました。

2010年10月19日火曜日

染め直し その3

先日帰省した際に、使わなくなった親父の面を貰ってきました。1.2分の手刺。かなり使い込んでいましたが、色落ちした見かけを除けばまだまだ使える。





というわけでまた染め直しました。今回の色落ちはひどかったため、3度塗り。塗って乾いて塗ってを繰り返しました。恒例1600円の「彩」ボトル一本消費。



面縁の漆部(黒塗りが剥げた所)をどう補修しようか思案中。

親父と物見の位置が同じだったのは幸運だった。

親父の使い古し胴&垂れも持ってきたので、これで現在稽古のための防具が3セット揃った。稽古後、防具を広げるためか、家が狭くなってきた。

2010年10月15日金曜日

10/15 パビリオン

パビリオンでの稽古。S村先生に加え前夜の急なお誘いにも関わらず、F田さん、T原さん参加。ASEAN強化のため、マーセル、エルウィンも参加。

風邪をこじらせ体調いまいち。最後まで締まらず。

2010年10月12日火曜日

10/12 パクボノ

S村先生、A野先生、T屋さん、T原さんとの朝稽古。

「切り返しが変わった」と言われました。振りが大きくなったと褒められました。

苦節6ヶ月。切り返しを「無理なく大きく肩で振る」という課題だけでここまで要した。不器用なもんだ。長年染み付いた動きを変えるのがこれほど難しいとは思わなかった。むしろ初心者だったらすんなり大きく振るのかもしれない。頭では意識していても、どうしてもこれまでやってきた自分のやり易い動きに流されるということだろうか。意思が中途半端なのかもしれない。

他の課題も同じような気がする。変えるのはそれほど大変なんだと心してかかるべし。と再認識した次第。休まず諦めず継続。

とはいえ、切り返しはあくまで手段。ようやく正しい手段に近づいたに過ぎず。

2010年10月8日金曜日

10/8 初パビリオン

S村先生のアパート、パビリオンで初の稽古。Yudiも参加。

床は固め。それ以外は言うことなし。

お互いの気を感じながら攻め&応じの稽古を主とする。面或いは小手を打ち込む方も相手の気を感じ十分攻め切ってから捨てる。一本いい出ばな面が出た。

Yudiの場合、こちらが元立ちとして彼のスピード・タイミングにあわせながら、少々調整するもなかなか上手くいかない。一拍子で打てる特訓が必要。どうしても上がった左かかとを一旦下ろしながら重心を後ろに戻して(ここで既に一拍子)、そこからようやく前に出る(二拍子目)という動作になってしまう。

稽古後、S村先生と形の稽古もお願いする。Yudiにインドネシアで作ってもらったEbony(黒檀)の木刀を初めて下ろす。持った感じのずっしりとした重さとは相反し、相手の木刀に交わった際の柔らかさが心地よい。そういえば、Yudiにまだお金払ってない。値段も確認せずに発注・受領・使用してしまったが・・・・。

ジャカルタ剣友会の皆様、週末の稽古は娘たちの行事で参加できません。

2010年10月7日木曜日

ノースリーブ

昨日の稽古を受けて、本日のテーマは「有る方がいいか、無い方がいいか」です。With or Without.




有る方のT屋さん








無い方のT屋さん


そもそも何が有るのか無いのか・・・・・。なかなか分かりにくいですが、「重心の安定」と思ったあなた、間違いです。


というわけで昨日、「無い方のT屋さん」と稽古お願いしましたが、これがなかなか・・・・。
1.   目の前の足軽スタイルに慣れ、腹に力が入るまで時間がかかる。修行不足を痛感・・・。
2.   自分の打突の正確性に自信が無いので、打突部位が面と小手に限られてしまった。突き廻りがあまりに丸裸で、剣先が効かせず手元が浮いてばかりだった。

というわけで、個人的には無いより有る方がいい。と思いました。

だけど、無いにもかかわらず稽古を実行したT屋さんは偉い。「自分の下着が半袖でなくタンクトップであることをこれほど後悔したことは無い(本人談)。」 五十歩百歩のような気もしますが。

一切動じず無いバージョンのT屋さんと普段どおり稽古したM黒先生も偉い。不動心。

なぜこんなことになったのかは、関連ブログsをご参照ください。

快気祝いとして第二道場にK形さんを誘う。上記伝説が生まれたことですっかり脇役に。早く稽古ご一緒できるのを楽しみにしています。胴着”有り”で。

2010年10月5日火曜日

10/5 パクボノ稽古

S村先生、A野先生、T屋さん。久し振りのパクボノ稽古。

切り返しから一通りの基本稽古を多種こなす。応じ技では、裏からの面摺り上げ面、小手摺り上げ小手と日頃あまり使わない技も試す。なかなか上手く行かない。色々な技を日頃から意識して稽古しておかないと、いざという時に出るわけもなく。という訳での試行。

地稽古では、気持ちが一点に集中できず。

柄を長いものに戻してみた。というのも、短すぎるとどうも構えが小さく不安定に思えたので。慣れない長い柄で右手を使いすぎたか右肩が凝った。

2010年10月4日月曜日

10/3 JJS

ちびっ子主任指導員K形さんが練習艦隊の見学でお休み。小島さんには昇段試験のため稽古に専念してもらう。ということで、本日次女・三女を連れてきましたが、結果ジュニアの中でうちの娘率67%だったので責任とってちびっ子指導を行う。

地稽古では、初心者防具無しメンバーがよく懸かってきた。最初は皆そうだが、総じて振ることに一生懸命で、踏み込みには気が廻っていないようだ。確かに正しい踏み込み&左足の引きつけを教えるのは非常に難しい。初心者への的確な踏み込み足の指導法、今後の研究課題だ。

2010年10月2日土曜日

10月2日 海上自衛隊 ジャカルタ訪問

待ちに待った久々の稽古。

現在、海上自衛隊練習艦隊ジャカルタ訪問につき、その中から交流を兼ね約十数名が稽古に参加された。

洋上にいることが多く稽古できていないとのことで、体をしっかり動かしたいとのご要望により、海自の方々のリードで、基本稽古。それにしても蒸し暑かった。ここ1ヶ月稽古から遠ざかっている身には、この湿度の中での基本稽古は堪えた。ほんのちょっとの量でしたが。。。

海自の方は若者揃い。20~30歳。多少稽古していなかろうが、日頃の鍛練と若さで、体の動きが違う。

地稽古の方は、そんな若さと対峙したときどう日頃の自分のペースに持っていけるかというテーマで望んだ。

最後は対抗戦が開催され、久々の稽古どころか貴重な試合までやらせてもらった。

さーて、ここから稽古巻き返しを図ります。週5?

2010年9月30日木曜日

セニパ日誌 9/16 - 9/30

カリマンタン島のセニパという田舎町でパイプラインのサーベイをしてきました。セニパなんていってもこの業界にいる人以外誰も知らないか。バリックパパンから車で1.5時間といえば多少通じる? オイルメジャー/トタルの設備がある村、というか言い換えれば石油・ガス受入設備以外は何も無い村。

ホテルは、トタル関係者御用達の「セニパリゾート」。プールさえ付いていればどんなホテルでもリゾートと名乗っていいと思っている勘違いホテル。部屋にあるのは国内放送のみのTVにベッド、以上。インターネットくらい繋げられれば毎晩あんなに早く寝なくていいのにと思う。

初日、お湯が出るまでに、エンジニアと名乗る連中を呼んで一時間かかった。

ある日、鍵をかけたはずの部屋が、鍵だけでなくドア自体が開きっぱなしだったのにはたまげた。たいした貴重品置いていないので特に心配していないが、その晩の蚊の多さには原因がはっきりしているだけに無性に腹が立った。

価格だけはリゾート。直ぐ脇でナシゴレンがRp.8,000なのに、ホテルのレストランではRp.40,000。ビールとナシゴレンだけですぐRp.100,000。朝食はバイキングとは名ばかりで、毎朝選択肢はナシゴレンとミーゴレンと食パンから。

ようやく帰れる日がきました。

皆さん、稽古よろしくお願いいたします。楽しみにしています。

2010年9月16日木曜日

9/15 サリパン稽古

2週間ぶりの稽古。明日からカリマンタンへの出張のため2週間近く空くことになるので、今月はこの1回きりの稽古になりそう。残念であるが致し方なし。一回の稽古を大事にしようという気になる。

そんな今月の貴重な稽古をお願いしたのは、M黒先生、T屋さん、Kヶ江さん、マーセル、トニー、スルヤディ。

M黒先生に対して一つも打つべき隙を作れなかった。待ちの稽古になっていたと反省。なんだか先生が進化しているような気がしてきた。

T屋さんとの稽古。一回の稽古では飽き足らず、最後にもう一本のお誘いを受ける。昇段審査後の更なる稽古熱心さに頭が下がる。私の方といえば8月、9月の急減速で稽古回数が現時点で101回。抜かれてしまった。とは言え、あくまで去年の自分の回数を上回るべく・・・・。努力では出張を減らせないのが悔しい。

T屋さんとの稽古内容のほうは、最後の一本勝負の場面にて。私の突きが出ばな気味に強く入ってしまった後、T屋さんの目つきが鋭くなる。たいていこういった場合、熱くなりすぎている相手の足元をすくえるチャンスなので、そのつもりで小手に押さえに行ったら、むしろ冷静にきれいな小手抜き面を頂いた。楽しい会話だった。

久しぶりのKヶ江さんとの稽古。いつものように中心をしっかり外さない。今日は、強引に突きなどにて攻め入るより、相手が動かざるを得ないところまでもって行くことを心がける。最後は、相手の動きを見てからの「後」の動きになってしまい、完全に面を打ちぬかれた。

2010年9月15日水曜日

日本帰国

ご無沙汰となりました。

昨晩日本での10日間の休暇から戻ってきました。日本での稽古報告をしたいところですが、2年ぶりの帰省ということもあり福岡->岡山->京都->東京->福岡と巡り、家族との行事がぎっしりの超過密スケジュールにつき、稽古は無し。

但し、スケジュールの合間をぬって、防具の調達だけはさせてもらいました。

京都に立ち寄り、東山堂というところで防具一式(1.5分手刺し)を注文。ここは、剣道時代にも広告があり、WebでもInternet販売を行っているお店です。これらの情報を元に実際に見てきました。職人の方(田原さん)とも実際に話しができ、その結果購入を決意。完成には4~6ヶ月かかるとのことで、実に待ち遠しい。

他にも、面の修理、小手の修理、胴着・袴・竹刀の購入。稽古用の安価な小手も調達してきました。

面の修理というのは、所謂傷んだ部分の補修ではなく、物見の調整。物見が合わず顎が上がる悩みを持っていましたが、それを解消すべく2万5千円でお願いしてきました。驚いたのは、何の銘柄も入っていない私の面を見たその職人さんが「これはXXという職人の手によるもの、この職人は既に亡くなってしまったが・・。」と言ったこと。作った当時職人さんの名前は聞いていなかったのでホントかどうか知りませんが、この面はこだわりの店で最高級レベルの価格で購入したのは事実。どうやらやっぱりいいものらしい。物見を調整してもらって末永く使っていこう。

2010年8月31日火曜日

8/31 Pakubuwono

下村先生とのマンツーマン稽古。

切り返しの際、左手をこれでもかというくらい上げてみた。

攻め・溜めを意識した稽古。

新メニュー、面・小手面・小手胴・面を交代で5セット連続はかなりきつかった。

2010年8月30日月曜日

合格率

福岡の六段合格率20.6%。レベルが高い・・・。

八段合格率は絶えず変わらず1%台なのに六・七段合格率には波がある?傾向としては氷河期を脱した模様。このまま3年後まで暖かい合格率であってほしい。

2010年8月29日日曜日

合格速報

シンガポールのW田さんが六段見事合格。

おめでとうございます。

連絡を受けた際、当然ながら興奮気味。自分の審査を思い出します。電話で私もうれしくて何度も「おめでとうございます」を連発したものだから、最後にはW田さんの口から「いやー、ほんとにおめでとう!」って言ってました。

今度、合格秘話をじっくり聞かせてください。

8/29 JJS

一週間のカリマンタン出張から帰ってきて久々の稽古。

剣吉軍団が仕事や休暇や審査で不在とわかっていたので、どれほどの参加者なのか不安をもって望むものの、意外やいつも以上に日本人の先生が多かった。I田先生、A野先生、K西先生、S戸先生、F川さん、T村さん、K形さん、K保さん、K島さん、K藤さん。インドネシア剣士もアセアン選出メンバーを中心によく集まっていた。

通常の地稽古後に日本人の先生方で回り稽古。3分を4回。A野先生、K保さん、S戸先生、T村さんとお願いする。さらには終了後、その回り稽古に入りそびれたF川先生からのご指名により居残り稽古。せっかくなので回り稽古でお願いできなかったK西先生にもお願いした。いやー、これだけお願いできればカリマンタンで稽古できなかったストレスを一気にリリースできました。そんな充実した皆の稽古を傍で見ていた復活K形さん。かなりウズウズしているとのことでした。心中お察し申し上げます。

A野先生に切り返しについて教えを請う。振りかぶりの意識がまだ甘かったと実感。

2010年8月15日日曜日

8/15 JJS

家族は一時帰国中。

園児&小学生が一人ずつ。小学生はT村さんにお願いし、園児E君へマンツーマン指導。園児というだけでも多少困り気味なのに、一人だけとくりゃ・・・・。統率取れず・・・。でも根気をもって指導に当たる。手を焼いてるが、確かに少しずつ上手になってきている。

W田さん、T屋さんが居残りで模擬立会い。気合十分。攻め、技そのものは文句なし。お互いいい有効打突も出ていた。一つだけ気になったのは、一つの打突が完了し、鍔迫り合いへ、そして分かれるといった状況の際、分かれ急いで気の縁が切れている感あり。短い時間内により多くを表現したい気持ちは非常によくわかる。ただ、一本一本の技単体でなく、一分半全体を通じた流れでもって張りつめたものを表現したほうが審査員も前のめりになるのでは、と思って最後の調整事項としてアドバイスした。結局のところ、今自分が課題として心がけてることが見えたに過ぎませんので、あくまでご参考までに。

8/14 サリパン

シンガポールからW田さんが稽古に来られた。T屋さん同様今月末に昇段審査を控え稽古を目的にプライベートでの来JKT。さすが。

W田さん効果で、M黒先生、S戸先生、K林さん、S松さん、T屋さん、T原さん、マーセルと賑わう。

稽古終了後、W田さん、T屋さん、T原さん、自分とで4人組みの審査形式で立会いを行った。各人本番を想定してか、緊張感がバリバリ伝わってくれる。このいい緊張感のおかげで、審査とは無縁の自分であったが、ピリピリとしたいい立会い(稽古)ができた。

2010年8月10日火曜日

8/8 JJS & 8/10パクボノ

8/8 JJS
本日は、5名の先生方がスラバヤ遠征へ。留守番組の一人として先週に引き続きちびっ子園児を指導。三女とエイキの二名。いかに程よいタイミングで休憩を入れるか(集中力がもたない)、いかに遊びを取り入れた稽古(競争させるとか)を行うかがポイントと実感。無事最後まで続いた。

8/10パクボノ
S村先生、A野先生、S松さん、T屋さん、T原さんと6名での稽古。最後は全員との2分間づつの地稽古。

2010年8月5日木曜日

8/5サリパン

T屋さん、Alwin, Paulus, Suryadi

Suryadiとの稽古では、出小手の特訓。彼は小手を打って面と同じように押し切る感じで手が上がってしまう。そこを矯正。

Alwinの踏み込みはいつも足裏を見せて足が戻ってしまう。ここの矯正を試みる。右膝をもっと緩めて、つま先よりも膝を先に出すよう意識させる。さらには、攻め&打突の連動を説明。攻め(推進)と打突を別々に考えない。攻めながら打つ。攻めながら突く。一歩高いレベルに進んでもらいたい。

Paulusに溜めが出てきた。依然として色んな癖はあるが、剣先を合わせた際の緊張感が出てきた。

最後にT屋さんとの稽古。彼のブログにもあるとおり、見事な飛び込み小手を貰った。頂くときは大方が面技。あるいは相面狙いにいって出小手頂戴することはよくあるが、これまでの常識を覆すパターンだった。竹刀を摺りこみながら間合いを盗まれ、いつの間にかのパクッと音がした感じ。バグース。

2010年8月3日火曜日

8/3 Pakubuwono

今朝の朝稽古はS村先生とのマンツーマン稽古。

量より質の稽古だった。2人なので、廻る時間・休む時間もなく、稽古総時間は多かったハズだが、結果的にこなした稽古の種類・回数は少なかったように感じた。先生と共に、攻め・溜めを意識し、打突前を大事にしたからだろう。

地稽古では、気の縁を切らない稽古を心がけた。

2010年8月2日月曜日

8/1 M月さん送別稽古

M月さんの送別稽古。

その前に通常稽古。

ちびっ子担当のかみさんは、長女のピアノの発表会のため長女とともにお休み。責任とって旦那がちびっ子担当。(a)一年弱経験の小2、(b)一年弱経験の園児、(c)初心者の小2、(d)初心者の園児の4名。幼児指導法研究のサンプルをつれてきたような経験・年齢のバラつき。あちらを立てればこちらが立たず。面打ちがしっかりできる(a)と、気を許せば「お箸を持つほうの手」と「持たない方の手」の前後が反対になる(d)。全く統一指導法の見つからない強敵たちでした。

まずは名前を覚えるところから。M田兄弟の兄「惇(あつし)」、弟「脩(おさむ)」。K形さんとこのやんちゃ坊主おぼっちゃまは「太志(たいし)」。“たいし”に“あつし”に同じ韻を踏んでいてちょっとややこしい。さらには兄が、「うちの弟はお侍さんだから“おさむ”なんだ」と変に言うものだから、以降“侍”が頭に残ってなぜか、剣豪武蔵の「むさし」と呼び続けてしまう・・・・(“たいし&あつし”との同じ韻に負けたのもある?)。悪戦苦闘しながらも、礼式、構え、すり足、素振りまでこなし、あっという間に終わった。終わってみれば強敵相手に非常に楽しい稽古?保育?でした。

話それますが、K形さん親子は男同士○志、女同士○美繋がりだったことが(今頃)分かりました。

本題のM月さん送別稽古。

ちびっ子熱血指導延長中に送別稽古の段取りが決まり、初段であるM月さんに対して今回のお相手は五段まで。それでも、総勢30人強。恒例ですがスクワットだけでも60回。後半、日本人有段者相手となり打たれることも多かったですが、最後まで初太刀の攻めは一歩も引かず。上位者への打たれっぷりも見事だったと思います。感動しました。








7/31 サリパン稽古

M黒先生、A野先生、K西先生、F川さん、K林さん、T屋さん、マーセル、リアント。

本日の稽古が充実できたのはA野先生のお陰でした。体調不良の言い訳もあって腹に力が入りかねていた折、A野先生に立ち上がり早々目の覚める気合、更には縁の切れない稽古を頂き、負けじと気を張っているうちに腹というか左側の辺りがまとまってきたこと実感しました。「気の縁を切らない」というのは最近疎かにしていた点でした。

2010年7月27日火曜日

7/27 パクボノ

S村先生、T屋さん、T原さん。

基本稽古中は終始、腹に力が入らなかった感じ。

地稽古にてS村先生より、間合いが近すぎること・楽をした稽古していることアドバイス頂く。大きな宿題を頂いたような気がする。前回はバタバタ飛び出して我慢が足りなかった。これはしっかりじっくり悩めそうだ。

ジャカルタ稽古はしばらくぶりのT屋さん、少し元気がないように感じた。気のせいか?




T原さん、目覚まし時計をもう5分早くセットしましょう(外から来てもらってて、偉そうなこと言えないですが・・・)。

2010年7月24日土曜日

7/24サリパン

M黒先生、K西先生、K林さん、S松さん、T原さん、K島さん、Alwin, Fikaに加えて、帰ってきたF川さん。

全員とお願いする事ができた。非常に楽しい稽古だった。

今日の試行は、一方的に攻め立てず相手の気が高まり打ち気を感じる、そこで攻め返す。

2010年7月22日木曜日

7/21 サリパン

M黒先生、K西先生、T原さん、リアント、エルウィン、ジェスタ、デニー。

M黒先生との稽古では、先生の気が高まって攻めてこられる瞬間乗り返す稽古。自分勝手にがつがつ攻め上げるより響くような気がした。攻め立てるだけでは一切中心が外せない。とういうわけで、他にはこちらの剣先を一瞬緩めることも試したりしている。これは上手くいった例が無い。大げさすぎなのか。というやり取りを試したり、楽しい稽古をいただけた。

K西先生との稽古。がっぷりの合い気にさせてもらっていないような気がする。しばし研究。

T原王子には一本勝負十回を申し込む。一本一本初立ちのつもりで。本日時間切れで2本目まで。素晴らしい面を乗られる。

リアントが良かった。剣先に力がこもっていた。

2010年7月20日火曜日

7/17,18,20稽古

7/17サリパン
M黒先生、K林さん、T屋さん、T原さん、マーセル、リアント、モタ、アルウィン、フィフィ、フィカ、ネグラでおしくら饅頭状態の稽古。稽古日誌は直ぐ書かないと意味が無いと分かった。3日もたつと印象が薄れた。

7/18JJS
基本稽古では、引き技の稽古。教えながら、自分が学生の頃引き技が苦手だったことを思い出す。高三の玉龍旗、最後の大将戦でも引き面とられて負けた。引き技の特訓したとたん、某レディが試合稽古で引き技を乱発し、場外2回で一本取られたのには責任を感じた。

その後の地稽古ではK西先生に一番にお願いする。重厚な圧力で引き出されるのを今日は我慢。試合・審判細則12条の2、中心に剣先を合わせる。引き出されてバタバタすることは少なかった一方、先をかけて懸かっていく稽古とは程遠くこれはこれで悩まされる。

7/20パクボノ
6時になっても誰も現れない。最近大人数なのに油断して前日の出欠確認を疎かにしているからなぁー。一人稽古を決意し、素振り開始。30分で何本出来るのかというネタを思いついたところで、王子滑り込みの登場。マンツーマンの稽古をおねがいする。左拳で前に出る感覚を大事にする。久々のマンツーマンは疲れた。途中深呼吸で間を置かせてもらうも、王子はケロッとして鏡見ながら自分の構えの調整。

タイ出張中に倒れられた二四四さんの容態が心配。集中治療室から一般病棟に移ったとの情報。

2010年7月13日火曜日

7/10サリパン&7/13パクボノ

7/10サリパン

S村先生に常に中心を抑えられた。ばたばたと飛び出した。何度も串刺しに合った。稽古後(飲み会で)、腹に力が入っていないと怒られる。K西先生の面が遠かった。最後は面の打ち込み状態。稽古後かなり気持ちがへこんだ。

7/13パクボノ

切り返し時の竹刀を外され空を切る。ブログ二四四の剣にかぶっていますが、外されるの分かっていながら恥ずかしいくらい空を切る。そこでS村先生の叱咤を受け、&自分に悔しかったのもありますが、以降気持ちだけは誰にも負けないようにとにかく一生懸命相手に向かう。その気持ちをそのままS村先生との地稽古にぶつける。前回のドタバタだけはなくそうと思った。S松さんには歯が立たず。またへこんだ稽古だった。

まー、しっかり悩みながら稽古を繰り返します。



「千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。」



といえば7/10のサリパンで、とあるインドネシア剣士が、自分との稽古直後寄ってきて「私には何が足りないですか?教えてください。」と聞いてきた。あまりの漠然とした受身な質問に「自分で考えんか、あほ!」・・・・・、と言いたいのをぐっとこらえ、「それを考えることも剣道なのよ。人の稽古見てまねしたり自分で研究して、稽古で何度も繰り返しながら自分で探してみるのが大事」と言ってみた。勿論ここまで整理されてないし幼稚インドネシア語でしたが・・・。しかし、あまりにも無茶な突き放しか。最近高段者目線での指導に批判も受けたが、これもそうか。聞きにくるだけでもやる気があるとしますか。

「事理の一致。」理屈のみの頭でっかちでも駄目、考えもせずいたずらに数を重ねることもいけない。とある。経験的にも自分で苦悩しそれを乗り越えた成功体験が重要。受け売りの理論を楽に取り入れて器用に早いこと上手くなった人は先が短い。と思い始めています。でもそこまで伝えるには順序がありますよね。今度フォローの具体的アドバイスしておこう。

初心者には徹底して基本を指導者側からしっかり教え込まなければならない。その一方で、受身的?インドネシア剣士に対して正しく剣道の本質を伝えるのであれば、ある程度の実力になれば、回数や自己努力の重要性も地道に伝えていくべきかと思う。Yudiはいつ・どこでそれを理解したのだろう??

夜中に書くと時間があるせいか、だいぶとりとめがなくなってきた。

今の自分もそうか?色々背伸びして手を出しすぎて消化しきれないうちに別の課題に取り組んでいるような。また自分のへこみを増幅させる話に戻ってしまった。




万日の稽古・・・・。あれだけやった去年の134回/年ですら練り終わるまで75年もかかってしまう。やっぱり武蔵は偉い。

2010年7月6日火曜日

Bugs Life in Jakarta






たまには(いや初めて?)剣道以外の事を。どちらかといえば昆虫嫌いの私ですが、三女の切実な願いにより5月末にボゴールへ昆虫ツアーなるイベントに行ってきました。そこで運よく採取した一品です。イベント主も稀に見ぬ大物だといっていました。コウカサスオオカブトというらしい。くわがたではないらしい。

エアコン完備の涼しい環境でないといけないし、水浴させないといけないし、結構手がかかる。

そういえば、捕獲して帰った翌朝、早速虫かごの上蓋をこじ開けこの巨大昆虫が逃げたのにはビビッた。彼のパワーを甘く見ていた。どこに逃げたのかも分からず恐怖とともに生活するわけにも行かず必死の捜索。メイドが偶然「なんだこりゃ」と大声で見つけてくれた。

7/6 パクボノ朝稽古

S村先生、T屋さん、T原さん、Yudi

今日のテーマは高速面。最近の無駄な力を抜く方向とは相反する意識。名前の割りにはもはや高速でないが、いくと決めたらなりふり構わず全力で打ち抜く。出来るだけ早く。但し最低限手打ちにならないようには気をつける。本来下半身だけに爆発力があればいいのでしょうが、それはまだまだ先の話。力抜いたり入れたり忙しいが、まだ三十台だし足の動かない剣道にはならないよう。しんどかった。

久しぶりのS村先生との稽古はとても気合が入った。

2010年7月5日月曜日

7/4 JJS稽古

7月に入り新入生を迎え入れる。今回はS村先生がご担当。3期にわたり、K川先生-T屋さん-S村先生とバトンリレー。それぞれの色でバラエティー豊かなジャカルタ剣士の輩出か。K川流、T屋流、S村流?

T屋さんはこれまでのビギナー、つまり今回の昇級審査で防具を付けられるようになった一番ワクワクしている剣士たち。もちろん出席率も抜群。

その盛り上がりの一方で、アセアンに向けてさあーがんばろうと上記以外のメンバーを探すが、あとは日本人の先生方ばかり・・・・。男性陣はかろうじてインドネシアの三剣吉、スルヤディ、ユディ、ハンジャヤ。先週の盛り上がりは何処へ・・・。モタが先週の試合をきっかけに今週も来始めたのは良かったが。皆社会人だからしょうがないか。ここでの仕事・生活の基本である、Don’t expect too muchの言葉で自分を鎮める。よって大会のため考えていた稽古内容は若干修正。面打ちを基本とした稽古としました。

しかし改めて考えるとシニアメンバーで最近コンスタントに来ているのは上記プラス、マーセル、パウルス、エルウィン?フィリップス、ウィリーがその次?リアントはマーセルが来る日だけしか参加しないようだし。インドネシア剣道連盟を立ち上げる割には中心となるジャカルタでの真の剣士が結構限られている・・・・。いやいや、むしろよく生き残っているほうか。どうなんだろう?ジャカルタ剣友会純血のスルヤディ、ケンドーキチガイNo.1のユディなんか今後大事にしていきたい。

思えば、ビギナー時代は溢れんばかりの新しいインストラクションに目が輝いているが、防具をつけて相手を前に大きな壁にぶち当たったとたんすぐに去っていく。結構受身な人が多いのも確か。T屋派が今後生き残ってくれることに大いに期待。それにしてもT屋さんの熱血指導には頭が下がる。よく勉強もしているようだ。

基本を繰り返し繰り返し行う中で自分で日々工夫し続ける、という泥臭いことの重要性を身をもって伝えることも必要だと思いつつ、日々自分の稽古にも精進・・・・したい。

S松先生、子供たちの指導ありがとうございました。とても優しい指導で楽しかったとのことです。

7/3 JJC個人部会フェスティバル

朝9時に風船を膨らますところからスタート。

10時より剣道部練習模様披露。これは商品がもらえるわけではないので廻りの興味少なし。T屋さんが子供たちの指導してくれる。

終了後の風船割りゲームは、本日遅刻のT原さん罰のため割られ役に。子供たちに滅多打ちに合う。

午後からT原さん考案の○×クイズ。商品目的で大盛況。

その後、剣道部の演武。予定されたT屋さんに代わりT原さん(これも罰?)とマーセルの刃引きを使った剣道形に廻りの子供たちの反応Good。

段取りのT屋さん、汚れ役?のT原さん、T2の大活躍で成功裏に終了。

その後のラッキードローではコスモの商品券、デジタルフォトフレームを当て、元をとって帰る。

2010年7月1日木曜日

ジャカルタ新聞切り抜き

6/30サリパン

K西先生との試合ビデオで何度も見直す。気持ちは入っていたかもしれないが、それ以外は以前より何だか悪くなっている。何だか軽い。昨日K形さんの稽古を見ながら自分も少なくとも進捗の傾きが下向きにならないようにと書いたばかりだが、危うい。何が悪くなっているのか。20回近く見た。左足がふらふらしている。若干撞木足気味。意味も無く横の動きがある。

別のところに意識が行き過ぎて、左足への意識がお留守になっていたようだ。

そんな反省後の稽古。M黒先生、T屋さん、K形さん、エルウィン、ハンジャヤ、ウィリー、スルヤディ。

要である左足の意識を上げる。やっぱり間違っていなかった。以前の良いときの感覚が蘇った。左足をしっかり踏みしめ、いつでも踏み出せる気持ちで小刻みに攻める。攻めが伝わる。自分の気持ちも張り続ける。M黒先生にもいい稽古をお願いすることが出来た。

2010年6月29日火曜日

6/29 パクボノ朝稽古

T屋さん、K形さん、T原さんとの4名での稽古。

4名で休みなしの廻り稽古はやっぱりきつい。最後の面の打ち込みでは疲れたときに出る体の上下のダンス。K形さんの面打ちが徐々に進化している。その瞬間だけの良し悪しでなく、時間の流れの中での評価をすると褒めることばかり。自分にもはやこの進捗スピードは無い。マイナスの傾きにならないよう絶え間ない努力。地稽古では腹を固めてどうぞ打ってくださいと頭を差し出すつもりで攻める。との意識でT屋さんに向かうと、差し出しすぎたか初太刀で突きが飛び出してきた。“つもり”と本当に差し出すのを見誤ったようだ。4人稽古で朝から疲れてしまったが、今晩日本サッカーの応援23:00までもつだろうか。

2010年6月28日月曜日

6/26 昇級・昇段審査 & 6/27 インドネシア剣道選手権

投稿の先行した両ブログ(にししの剣&いつでもどこでも剣道三昧)も参照ください。


<昇級・昇段審査>

T屋さん、ありがとうございました。準備期間及び2日間通じて見事な段取りでした。

前回の審査後、礼式・基本打ちなどの基本的な所作が出来ずに受審していると若干の苦言も書きましたが、今回それがしっかり改善されていたのが印象的でした。各地で指導されている先生方の努力及びこちらからのサポート(特にT屋さん)が功を奏したものと思います。

長女・次女、二人揃って飛び級。確かに特に長女は上手になった。いつも熱心に指導いただいているK島先生に感謝です、ありがとうございました。そういえば、次女が、姉は3つ上がったのになぜ自分は2つなんだと恐れ多くも飛び級のくせに微妙な顔で喜んでいたのが笑わせました・・・。


<インドネシア剣道選手権大会>

日本剣道形では、T原さんとマーセルの演舞。四本目は思い先走って二度のヤーなど王子らしさも垣間見えましたが、短期間によく仕上げました。

模範試合。来尼以来初の稽古となる錬士六段、K西先生と。緊張感ある皆の前で、手の内を全く知らない初めての先生との試合。対外的な試合同様の緊張感という意味で幸運な組合せでした。心がけたこと。事前に気持ちを高めること。余計なこと考えずそれだけに集中すること。そしていざ始まってそれを爆発させようと声を精一杯出したら、酸欠状態のめまい・・・・・。やりすぎたか。K西先生の落ち着きのある攻めのお陰で、打ち間に入る前には正常に戻り助かった。それはともかく全体としては、後でビデオにて観察しましたが、攻めもなく打ちに走った小手、腰の入りきらない当てに行く面など、皆の前で色気が抜けきれていない点多々反省。ただ、K西先生のお陰か心がけた集中力の甲斐もあってか、全体を通して引き締まった試合だったとの講評頂いた。改めて相手との協調・調和だと実感する。調和といえば、H高先生 vs T屋さんでは、H高先生の真っ直ぐな剣道にT屋さんの持ち味が引き出されたという感もした。

なんといっても本大会のマーセルは立派だった。最後の決勝戦も上段に対して上から面2発。気持ちの上での勝利。稽古は良くてもどちらかといえば試合になるとこれまでは小心者という私の認識。スピード・パワー・テクニックに依存する剣道から、心気のやり取りを意識する剣道に変わってきたなと最近思っていて前日の懇親会で本人を褒めたばかりだった。一皮向けそう。

2010年6月24日木曜日

6/23 サリパン

M黒先生、T屋さん、K形さん、ハンジャヤ、スルヤディ、パウロス、ユディ。

M黒先生との稽古。面をよく返された。簡単に返されすぎた。M黒先生に稽古後、手首が強くなったといわれたが、いい意味・悪い意味両方で考えてみよう。

横握りを気にされているK形さんとの稽古。先生方のアドバイスを素直に受け入れ、構えに大きな変化。構えの追求は終わりのない奥深い課題。形だけ美しくするのは簡単だが、実際に相手を目の前にし、攻めを伝え・打突するための機能的な構えにするのが極めて難しい、と自分も追求中。

T屋さんにもいい胴を返された。見事に返されたということは完全に相手が「実」の状態のときに出てしまったということ。一方でT屋さんが一瞬固まった際に機会を逸さずに出られたのが一度あったが、我ながらいい機会だった。

第二道場でK形さんの声が突然出なくなる。声の出しすぎでかすれるのとは違い、声帯が振れずに息が出てきている感じ。かなり心配。

2010年6月22日火曜日

6/22パクボノ朝稽古

T屋さん、F田さんとの三名での稽古。ちょっこし寂しい参加者数。

3人での稽古のため、多くの稽古メニューはこなせなかったが、切り返し・懸かり稽古を十分に行い充実した稽古が出来た。

T屋さんとの地稽古では、攻めの動き・スピードを上げてみた。

2010年6月21日月曜日

6/20 JJS稽古

前日の土曜はJJSの小中運動会。朝4時起床で場所取り係りはJJSへ一番乗り(無駄に早く着きすぎた・・・)。長女・次女所属の赤組は惨敗。応援団長の悔し涙につられたか、一生懸命練習した結果が報われなかったからか、小学1年生の次女が涙。純粋な熱い思いに感動。その場を提供してくれたJJSの先生方に感謝。

PTA競技の綱引き痛が残る中、稽古@JJS。

基本稽古では、以前も幾度か試している、「左腰の入りを感じるための段階的面打ち」を行う。左足を前に出すことで左足を軸に左足に腰を乗せながら打ち込める。皆、素晴らしい打ちに変わる。次に、通常の右足前の送り足からの面打ちになった途端、元の状態に戻る。魔法の稽古法じゃないので、そんなに簡単には上手くいかない。そりゃそうだ。この稽古のポイントは、まず腰の入った打突がどういうものかを体感してもらい、これをバロメーターにしてもらうということか。その差を少しずつ試行錯誤しながら埋めていく。最後はやっぱり各自の努力・工夫・意思かなと思う。

ジャカルタ剣友会剣道ブログ「二四四の剣」立ち上がる。Link参照。数日かかりましたが、やっと読み方解読しました。分かってしまえばいたってシンプル。なるほど。

忘れ物王子のブログ開設はいつ?

2010年6月17日木曜日

6/16サリパン

M黒先生、足痛から復活のK形さん、Yudi, Mercel, Rianto, Suryadi

M黒先生との稽古。剣先をいつもより意識的に接触させていたところ、一瞬、先生の剣先のほんの僅かな緊張・強張りを感じたような気がした。出る兆しかとそこを捨て身で行ったら結果も良かった。その気になって以降数回同じ状況にて飛び込んでいくが、あとは串刺し。気のせいだったか・・・。とはいえ、剣先を触覚代わりに使って気配を感じることも一つの手段なんだろうと自分なりに今のテーマと照らし合わせた。

K形さんは久々だったが、信念のこもったいい稽古をされていた。気持ちいい稽古でした。

T原さんも来ていたが見取り稽古&指導に専念。なぜなら・・・・。

次回の稽古から、彼には稽古に必要なものを記入したチェックリストでも持たせようかなど真剣に考えている。持ってくる物、“胴着”・袴・垂・胴・面・右小手・左小手・面タオル・竹刀・鍔・鍔止め。胴着は誰も予備持ってきていません・・・・。「ハンカチを面タオル代わりにできるんだったら、シャワー室にあるバスローブを白胴着代わりに着るくらいの根性が欲しかった」と、K形さんより厳しいコメント。一方のT原さん、そうすれば良かったと本気で後悔・・・?。見た目・着心地ともに案外いけるかも。今度何か忘れ物したときの罰ゲームにするか。そういえば、2/17にも胴着・袴を忘れて悔しがっていた某五段がいたな。

K形さん、T原さんと第二道場。お二人、ブログを立ち上げるらしい。

2010年6月15日火曜日

6/15 パクボノ朝稽古

日本勝ちました。少ないチャンスをものにして見事な勝利。無駄打ちの無い一本に賭けた素晴らしい内容だったということで。確かに後半は守りっぱなしでしたが・・・・。そこはあくまでサッカー、勝てばいいんです。

そうもいかない剣道、今朝の稽古はS村先生、S松さん、T原さん、Yudi。

指揮を任せられ、自分の納得いく稽古内容を行う。切り返し4回、更に3往復の切り返しを2回。最近左の握りを意識しているにもかかわらず、最後は右肩が張ってきて、疲れると右手に頼ることが良く分かりました。自分も含め皆さん最後の最後の切り返しは手の上がりが悪くなっていました。こういうきつい時こそ、上半身の力を下半身に鎮める鍛錬すべしと、香港で角先生がおっしゃっていました。面・小手・小手面・突き。その後、しっかり懸かり稽古。あっという間に終了時間の五分前。短く地稽古で締めて終了。

2010年6月14日月曜日

6/12&13稽古

6/12 サリパン
M黒先生、S村先生、K林さん、T屋さん、ハンジャヤ。到着早々、支度をしながらM黒先生とS村先生の稽古の見学。両先生の気がピンと張っていて目が離せない。初太刀までの打ち出しにどのくらいの時間があっただろうか。今の自分のレベルから見る限り、とてもいい稽古を拝見したと思ったが、先生方にしてみれば更に上の次元での課題・違った見方があるのだと・・・・、S村先生のブログを見て実感。

上位の先生方との稽古。所謂「今」の「い」と「ま」の間で打とうと心がける。M黒先生との稽古では自分の出た技といえば、来られたのを目で確認しての応じ技のみ。S村先生のとの稽古も同じ意識で望むが「い」の前に焦って飛び出しつき中心を抑えられ、「ま」の後で出遅れ見事に打ち込まれる。全く上手くいかず。やっぱり上位の先生方には攻めが通じてないことがよく分かる。これ、意識しすぎるとよく打たれる。それでもとても気持ちのいい充実した稽古を頂きました。

6/13 JJS
基本稽古では、先週に引き続き出ばなの稽古。前後に動きを入れ元立ちが出てくるタイミングを把握した上での出ばなの稽古。上手くいったときの相手とのタイミングの差・相手との距離感を体感してもらいたい。手元が上がる瞬間の出小手を極端に鋭く示したら、他の先生方にレベルが違いすぎて参考にならんのではと指摘受ける。ごもっとも・・・。それでもアセアンに向けてあきらめずしつこく継続したい。FIKAが引き技に困っているらしい。これも追加するか。

2010年6月10日木曜日

6/9 サリパン稽古

M黒先生、T原さん、リアント、スラヤディ、ハンジャヤ、エルウィン、パウルス。

リアントと基本稽古。切り返し、面打ちを入念に行う。

M黒先生にお願いするも、全くいいところ出せず。攻めが通じていないのか、もしかしたら通じている時であっても自分が気づかないのか。思い切りのいい技が出せず消極的な稽古だった。反省。

T原さんと第二道場。インドネシア剣士に対する指導の心得などアドバイスもらう。

2010年6月8日火曜日

6/8パクボノ稽古

S村先生、A野先生、S松さん、T屋さんとの5名。

基本をじっくりのA野先生スタイルのリード。胴打ちを前で裁くようアドバイス貰う。

先週のビデオをDVDに焼いてS松さん、T屋さんに差し上げた。S村先生は当時指揮者につき固定位置で常に頭しか写っていなかったのでお渡しせず・・・。すみません。

4ヶ月前の2月17日稽古と比較するため、パソコンので同時表示しながらを撮影結果を楽しんだ。左小指・薬指に力を入れるようになったことで、右手の力が抜けた変化は若干ながら感じた。最近の心がけである無駄な動き・余分な力(打突後の上方向への余勢など)も抜けた感はある。問題は、その一方で明らかにスピード感が失われている・・・・。上半身の(余計な)力は抜けど、下半身のスピード感・力強さまで抜いちゃいかんのでしょうが。今朝もS村先生に足の送りが遅いと指導受けたな、そういえば。大事にしている切り返しも、向上は見られるもまだイメージとは異なる。

ただ、課題として心がけていることが期待以上に早く現れている感は受けました。なんといっても基本稽古を数多く行っている賜物だと。

2010年6月7日月曜日

6/5&6/6 稽古

6/5稽古@サリパン

雨による渋滞で若干遅れ気味にサリパン到着も、いたのはハンジャヤのみ。二人でじっくり基本稽古を行う。一通りの基本を終えた頃、T屋さんが到着。地稽古をお願いする。やはり三人は寂しい。

6/6稽古@JJS

アセアン大会に向け、出ばな技の特訓。出ばなの面と出小手。相手の動きを見て始動するのではなく、自分から仕掛けて、動くをはなを捉える感触を体感してもらおうと工夫。

試合稽古。Ary, Alwinが良かった。とにかく相手より先に前に出て圧力を与えるのがよかった。

2010年6月2日水曜日

6/1パクボノ稽古

S村先生、S松さん、T屋さん、K形さん、F田さん、T原さん、Yudiとの8名での稽古。A野先生が出張で来られなかったので、つまり現在朝稽古会員は9名になったと改めて分かった。

会員No.1のS村先生のリード。テンポ良く、切り返し・打ち込み・基本技・懸かり稽古・地稽古を行う。S村先生との面に対する応じ技では、動きを見てからでなく、何とかその兆しを捕らえその出ばなを面で打ちぬけるよう挑戦。もうひと溜めが無く先走ってしまう。その次は遅れて打ち込まれてしまう。

稽古をビデオ撮影。結果を今朝のうちにクイックレビューしたかったが、子供の行事に使うからとビデオをすぐ取り上げられ、断念。後日ビールでも飲みながらゆっくりとチェックすることにしました。

2010年5月27日木曜日

5/25&26稽古

5/25 パクボノ朝稽古

S村先生、S松さん、T屋さん、K形さん、F田さん。S松さんのリード。面面・胴胴を交互に繰り返すユニークな切り返し有。基本稽古の際、T屋さんの突きが強烈になってきた。

5/26 サリパン

T屋さん、K形さん、T原さん、パウルス、スルヤディ。

K形さん、T原さんといった朝稽古2G(2nd Generation)の方々の出席率が高い。T原さんは先週4回皆勤!!(うち忘れ物1回)。お二方の共通意見として、どうやらこのモチベーションUpには先日帰国されたK村さんの存在が大きく寄与しているらしい。つまり、これまでは朝稽古含めてSMTの三剣吉(剣道きちがい)が文字通り狂ったように稽古をやっているのを、さすがですねと思いながらも自分は自分と若干引き気味にそれなりの頻度でそれなりの意気込みで稽古へ参加。ところが、同じような存在と思っていたK村さんが何をトチ狂ったか、剣吉グループに入会(入信?)。なんと最後にはそれを感謝して帰られた。その姿に勇気をもらったそうです。そしてハマった・・・・そうです。いいお話が聞けました。お陰でまた飲みすぎました@第二道場。

さて、稽古。

T屋さんの腹がいつもにも増して据わっていて攻めあぐむ。強かった。こちらといえば、攻めに重さがなく、バリエーションも乏しいこと実感。こういうときこそ、当てに行く・打ち急ぐことだけはないよう、打たれることを恐れないよう心がけた。

K形さんには昨日の朝稽古にて、「自ら放った面を胴で返された瞬間、その胴をかばう癖」をなくしたほうが良いとアドバイス。本日早速、こちらが胴に返すも最後までしっかり打ち切られた。面の勢いが変わった。溜めが効いてきた。覚悟を決めて打ち切る意識がそれだけ重要だと教えて頂いた。いい面も頂いた。

T原さんにはどうも迷いが感じられる。意味ある打突と無駄打ちとの境で悩んでいるように感じた。でもそれ(悩むこと)がとてもいいことだ、と思った。

最近自分の研究をサボっている。来週はビデオ撮影しよう。

2010年5月25日火曜日

5/22&23 バンドン遠征

投稿が遅れましたが、バンドン行ってきました。ヨリスさん不在のヨリス道場にて。今回はT屋さん、K形さん。ジョグジャカルタからは、H高さんが来られました。うちは毎度の事ながら稽古後のアウトレット目的で家族が付いてきていましたが、今回はK形家族もご一緒でした。

剣道形、基本稽古、地稽古、試合稽古と時間をかけて丹念に指導。T屋さんin English、K形さんin Bahasaと別言語でしたが、それぞれ分かりやすく丁寧な指導に、バンドン剣士たちも勉強になったものと思います。

剣道形は二日かけて三本目まで。終わって気づいた次回の課題。構え、手足の順序を覚えるところぐらいまでは、事前にシニアメンバーがビギナーを指導しておくべきだと思った。限られた時間にもかかわらず、手足の順序が右だ左だと時間をかけるのはもったいない。せっかくだったら、T屋さんが再三指導したような打突の機会を覚えることや、更には剣道形ならではの刃筋の使い方、一つ一つの動作のもつ意味などに時間をかけたい。

2010年5月20日木曜日

5/19サリパン稽古

現在視力0.02程度。中学生時以来、剣道の稽古にはずっとコンタクトレンズをつけている。そんなド近眼がコンタクトレンズをもってくるのを忘れた。中学生時以来初めての裸眼稽古。

ド近眼の人にしか分からないと思うが、相手は霞がかかったようにぼんやりとしか見えない。とはいえ、打突部位はだいたいその辺りという所を狙って打てばなんとかなる。困ったのは遠近感。攻めるにしても、攻められるにしても、相手だけでなく剣先もはっきり見えないので、間合いがつかめず。お陰でいつもより動じなかったのかもしれませんが、大まかな感覚だけでの稽古に終始せざるを得ず、相手を観察することも出来ず、面白さに欠けた実りのない稽古となってしまいました。

構え直す際には、いちいち竹刀を目に近づけて弦の位置を確認しないといけないし・・。いやー、疲れました。

参加者、S村先生、T原さん、リアント、パウルス、スルヤディ、フィリップス、エルウィン。



鍔や面タオルは借りれるけど、コンタクトレンズは借りれませんでした、T原さん・・・・。反省。

2010年5月18日火曜日

5/18パクボノ

S村先生、T屋さん、T原さん。

T原さんのリード。T屋さんのお株を奪う30本の切り返し登場。左小指の締りを実感しつつ大きく一本一本。

好きな技の稽古が入り、面に対しての応じ技をお願いする。相手が来たら返し胴の前提で、面を差し出し心持ちで怖がらずに前に出る。不思議と相手が見える(最初から出ばな面を狙うよりも)。そこで起こりの兆しが見えたら出ばな面。出遅れたらすかさず返し胴。という稽古を心がけた。

地稽古。突き心をもって実際に突く機会を増やすことを意識すると、剣先の力が増すらしい。今日は突きが出せなかった。T屋さんとの稽古は気が合わせられなかった。失礼しました。

ついに初の外国人剣士パクボノ朝稽古に登場。というか先日の稽古で朝稽古に来てもいいかと相談を受けていたユディ。もちろん快諾だったのだが、今朝は残念ながら道に迷って遅れて登場。素振りだけとなった。

忘れ物には注意しましょう、T原さん。

2010年5月17日月曜日

5/16 JJS

S村先生が初心者指導にまわって頂くことになり、自分は防具組みの指導。Asean大会も視野に入れ、且つこれまでの試合稽古の反省からも、応用技を指導。出ばな面・出小手・相小手面。まずは単調な飛び込み面・飛び込み小手の応酬からの脱却。とはいえ、あまり応じ技の幅を広げすぎない程度に、こういった技を徹底して練習して体で覚えてもらい、実戦で使えるようになってもらいたい。

5/15 サリパン

S村先生とK林さん。S村先生とは審査のため日本に発ったとき以来の稽古。

基本稽古を行い。5分間の地稽古、2分間の地稽古と続ける。

久しぶりにS村先生と稽古をお願いできるとの思いもあったのか、基本稽古を含めて非常に気合が入った。先生の右手はかなり悪い様だが、稽古中は微塵も感じさせず。

2010年5月11日火曜日

5/11 パクボノ

T屋さん、K形さん、F田さん、T原さんとの5名での朝稽古。

K形さん、F田さんは初参加。両名とも先週水曜のサリパンでの稽古の際お誘いしたらあっさり来てくれました。3月・4月はK川先生・K村先生と立て続けに抜けられ、朝稽古参加者数の減少が危惧されましたが、2nd Generationとでもいいますかここにきて続々と新規メンバー参入。喜ばしい限りです。今朝も楽しい稽古になりました。

T屋さんにリードをお願いして稽古開始。十分に切り返しを行うが、さすがに新規メンバーへの心遣いか30本連続切り返しは割愛。だいぶ左小指・薬指がしまってきた実感がある。お陰で稽古中、右腕・右肩が痛くなる(だるくなる)ことがなくなってきた。代わりに左の小指の第一関節が痛い。なんとも情けない柔な体である。

奇数での稽古だったので、休みの間、皆さんの稽古をじっくり観察。それぞれ各自課題を持って稽古していることが明確に分かる。

地稽古では、一人目がF田さん。彼のどでかい発声に負けじと声を出したら、お陰で以降の地稽古が終始気の入ったいい内容の稽古になった。良い刺激をもらった。

2010年5月6日木曜日

5/5 サリパン

会社の後輩、シンガポール駐在でインドネシア営業担当でもあるF田さんと一緒に稽古に向かう。T原さんの大学の先輩でもあるという縁。そういうわけで、もちろんT原さんも稽古に誘う。

稽古場に着くと予想外の大賑わい。K林さん、K形さん、T原さん、F田さん、スラヤディ、リアント、パウルス、エルウィン。

愛用の柄太&重めの竹刀が手元に無く、久々に軽めの竹刀で稽古しましたが稽古まで軽くなってしまいました。やっぱり手先で振り回してしまう。終始、腹に力が入りきらず、反省すべき稽古となりました。

K形さんの打突に腰が入ってきて迫力が出てきました。中途半端な打突が無くなり打ち抜く感じの面に押されっぱなし。T原さん(H王子?)も余分な動きが少なくなってきました。F田さんは、しっかり声が出ているし一年振りとは思えないいい稽古。どしどし参加ください。

2010年5月4日火曜日

5/4 パクボノ

空からの落下物がジャカルタの住宅地を直撃したらしい。隕石?うちのアパートじゃなくて良かった。

さて、朝稽古はA野先生、T屋さんとの3名。A野先生にリードをお願いする。先生の出勤時間にいつもより若干余裕があったようで、6:00~6:40いつもより10分多めにじっくり稽古が出来た。やはりA野先生の切り返しは大きくてしなやか。自分もその良いイメージを目に焼き付けながら反復する。朝稽古中には珍しく胴打ちの稽古。やっぱり竹刀が割れた。というのも過去胴打ちの稽古で、しかも1~2振り目で幾度と無く(かれこれ10回近く)竹刀が破損。必ず右側の竹の上部がぱっくりと割れるパターン。その悪癖のメカニズムが未だに解明できず。打ち所?刃筋?

今朝の地稽古は、「打たれるの平気顔で堂々と攻め入るの意識」。平気で入りすぎてT屋さんにはいい面をもらいました。もう一つは、「(最近打ち気が強すぎて上がり気味の)左踵を床すれすれまで下げる」。

2010年5月2日日曜日

5/2 JJS

S松さんに大人防具組みをお願いし、小中学生の指導。コンパクトに打突する練習を取り入れる。

今週もアセアン大会に向けた試合練習を間に挟む。「めぇーーん」か「こてぇーー」だけのあまりにガチャガチャの単調な試合運びにもう少し頭使って攻め方変えたり、応じ技含め多彩な技使うようコメント。そういった色んな持ち駒があると(見せると)、相手を迷わせたり・恐怖与えたり、その技でポイント取れるだけでなく、その先更に優位に試合が運べるんだと。裏を返せば、この試合練習によって連続技・応じ技などなどの必要性を身をもって感じてもらえれば、基本稽古の際にももっと熱が入ってより良く吸収するかも。

地稽古ではS松さんにお願いする。昨日のT屋さんとの稽古で感じたのと同様、S松さん手元も浮かなくなった。こちらの誘いの気当りに対しそれに合わせて出ばな狙いで飛び出すこともなくなった。お蔭で、なかなか有効打突に繋がらなかったが、こちらもじっくり相手が何を考えているか探りながらのとてもいい稽古になった。ありがとうございました。

2010年5月1日土曜日

5/1 サリパン

T屋さんとの一騎打ち。マンツーマン稽古。

まずは切り返し5回からスタート。だいぶ一本一本焦らず大事に振れるようになってきた。面、小手面、応じ技、面の打ち込みを終え、地稽古。

気を当ててもなかなかすぐには手元が上がらず、手ごたえのある地稽古をお願いできました。T屋さん、また進化してますね。こちらも負けずにもっと工夫し進化したい。

2010年4月27日火曜日

4/27 パクボノ稽古

本日も総勢7名と多数の参加者。S村先生、A野先生、S松さん、T屋さん、ハンカチ王子(注1)、シンガポールからご出張のN田さん(注2)。

S村先生のリード。審査前の最終調整も頭にあったのかもしれません。いつもよりは基本早く切り上げ、2分の地稽古を6回。残念ながらN田さんとは稽古お願いできず。

基本稽古では左薬指の締りを実感できるようになってきた。地稽古ではまだまだ右手でがつがつ当ててる気がします・・・。基本稽古で何度も何度も繰り返し、意識しなくてもそれが出来るくらい体に染み込ませないといかんのだろう。

さて、地稽古。S村先生とは最後まで一度も気を合わせる事ができず。待ちっぱなし。猛省。その代わりA野先生との稽古では、先週のバタバタ無駄打ちの反省が生きた内容となった。









(注1)ハンカチで、しかもバーバリー系のチェック柄を面タオル代わりに。いわゆる三角巾スタイル。誰にも頼らぬ姿勢と、この奇抜な思いつきに感動するも、そのまま面を付けさせたら自分の腹に力が入らず稽古にならないと思い、さすがに自分の予備の面タオルを差し出す。
(注2)S村先生がシンガポールで先週末角先生の剣道セミナーを受講され、そこでジャカルタへの出張を予定していたシンガポール駐在のN田さん(M菱商事)に朝稽古を紹介されたとのこと。

2010年4月26日月曜日

4/25 JJS

JJS稽古。最近の剣友会の悩みは、様々な実力レベルのメンバーに対してどう対応するか。

本日、初心者はT屋さん、防具組みの無段をS松さんにお願いし、有段者はマーセルに任せる。日本人ジュニア防具無しはK島さんとかみさん。私のほうは小中学生防具組み(といっても小学生1名・中学生1名の兄弟)の指導に当たる。

最近、実力レベルの幅が広く、指導が行き届かないとのご意見多々あり。例えば、
1.ジュニア素振り組。同じ防具無しの日本人児童とはいえ、幼稚園児と5年生と一緒に指導するのは難しい。ということで、ここは最近二グループに分けた。
2.日本人小中学生が少数だからといって、ローカルの体格のいい連中と一緒に、英語&インドネシア語を中心とした指導では無理がある。ということでここも分割。
3.成人防具組みについても、次々新規防具着用者が入ってくるため、この防具着用初心者に有段者同様いきなり応じ技を要求するのは難しい。これも分けた。

有段者組にも今年はアセアン大会なので腕を上げて欲しいし・・・。

2010年4月24日土曜日

4/24サリパン稽古

K林さん、K江さん、T屋さん、Mercel, Alwin, Rianto。

T屋さんとの稽古は、お互いの気が張っていい稽古となりました。K江さんとの稽古では面の軌道で上から突きを数度試みるも腰が入らず、不発。要練習。

床の硬いサリパン稽古対応で右膝のサポーターを使い始めた。膝をほんとに壊さないうちにこの床何とかしたいと考え始めた。

顎が上がっているとの指摘受ける。2つ使っているうちの今日の面は物見を合わせると普通に構えている状態でどうしても顎が上がってしまう。面の内布団を直せば修正可能らしいので、早いうちに直したい。いずれにしてもこういう指摘は非常にありがたい。今後とも気づいたところはどしどしご指導ください。

2010年4月20日火曜日

4/20 パクボノ稽古

S村先生、A野先生、K村さん、T屋さん、T原さんとの6名での稽古。K村さんは本日ラスト稽古。

T屋さんのリード with 30本切り返し。切り返しの見直しを図っている身としてはありがたい。しんどいけれど。

まだ右腕に力が入っている。なかなか悪癖は直らない。

最近朝稽古時の地稽古でいい稽古が出来ない。今日もS村先生、A野先生に対しバタバタして、結果かなり押し込まれた稽古となった。朝は時間の制限があるので2分(今日は3分?)での廻り稽古。実はこれが影響していることに気づく。2分と言われると、無意識にその短い時間内にいい所をだそうと打ち気ばかりにはやってるのかも。

改めて、審査の際に自分を表現するって難しいと思った。

でも、稽古は稽古。もう少し落ち着いて長く構えられるようにしたい。

2010年4月19日月曜日

K村さん送別稽古

本日はK村さんの送別稽古。香港大会直後、急に帰国が決まってしまったとの事。元旦稽古の参加から始まり、香港大会でのご活躍、最後は朝稽古への常連参加。というように、ここに来てより一層真摯に稽古に打ち込まれるお姿は、自分も含めメンバーのいい刺激になっていたので、この突然の帰国は非常に残念です。

最近の傾向として、送別稽古と聞けば参加者が増える・・・。本日も35名。以前も書きましたが70回のスクワット(蹲踞)だけでも大変。本格的に乾季に入ったのか一段と暑かった。そんな過酷な状況下、前半のJKAメンバーには一本も許さず、後半も最後まで声が出てらっしゃって、素晴らしい内容でした。感動しました。

K村さんと入れ替わる形で、M川さんが入会。去る者もあれば来る者もあり、これがジャカルタ剣友会のいいところ。両名の歓迎・送別会をその晩に行いました。





K村さんありがとうございました。

2010年4月17日土曜日

4/17 サリパン稽古

久々のサリパンでの稽古。腰痛も回復。

最近稽古不足のため、本日は無テーマ。無心とは程遠いが、一点に意識を集中させないよう。稽古が十分で前回との稽古のインターバルが短いときは、前回の反省を心技ともに生かす準備ができているが、反対に稽古ができていないと、それを思い出すのに苦労。敢えて、執着をなくし思い切ってお願いした。お願いした先生方は、M黒先生、S村先生、K林先生、それとYudi。

久々に各先生方とじっくり地稽古ができました。

2010年4月13日火曜日

4/13 パクボノ朝稽古

S村先生、K村さん、S松さん、K江さん、T屋さん、T原さんとの7名。K村さんが最後の朝稽古につき指揮を執ってもらう。

先週の朝稽古以来の一週間ぶり。といのも、その朝稽古の直後、オフィスでクシャミ->ぎっくり腰。それまで弱ってた(痛みのあった)腰に最後の一撃。週末の土日は安静にし、だいぶ良くなったので今日から再開。ところが普通に生活するのと剣道するのでは負担が大いに違うこと実感。S村先生にも腰に力が入らないのか構えまでおかしくなってるとの指摘。無理しすぎないようにしよう。

2010年4月6日火曜日

4/6 パクボノ朝稽古

K村さん、T屋さん、T原さんとの4名。

自分のやりたい稽古をやらせてもらう。

まずは、入念に切り返しを繰り返す。今日も急がず一本一本大きく確実に打つことを心がけた。

その後はいつもより面打ち中心。起こりの見えない打ち出し。右手で叩きに行かないよう左手薬指・小指の締り。出来るだけ遠い間からの打ち。などを意識しながら繰り返す。日頃、基本稽古は多様な技を組み込むことが多いが、今朝みたいに面打ちに集中するのも面白い。と思った。テーマは各自。試行錯誤しながら、(ある程度)納得いくまで繰り返せる。とはいえ、これができるのもこの朝稽古には各自でしっかりと課題をもつ意識の高い方しか参加していないからか。

2010年4月5日月曜日

4/4 JJS

日本人メンバーは、M黒先生、T屋さん、K形さん、T原さん、M月さん、K藤さん、K島さん。

初心者指導をT屋さんにお願いし、防具組みをリード。K川先生の帰国以降、初心者はT屋さんが引き継いで指導してくれている。とてもありがたい。インドネシアに剣道を正しく広く伝えるためにも、このパートの指導が最も難しくかつ最も重要だと思う。

さて、防具組みは切り返しの重点稽古。通常の切り返しを単純化し、一本一本ゆっくり確認しながら前後に10本の切り返しを繰り返し行う。三菱との稽古で先生方に自分の切り返しが十分でないこと指摘され、本日皆を巻き込み、もう一度一から一本一本確認しながら大きく行う。

2010年3月30日火曜日

香港大会記事掲載 on ジャカルタ新聞




T原さん、投稿ありがとうございました。

3/30 パクボノ稽古

あれっ。先週の盛り上がりは・・・。

ということで自分含めてたった3名。S村先生、S松さん。S松さんの常連化はとても嬉しい。

前日に不参加表明がありましたが、皆さん結構体調崩されている模様。どうやらジャカルタでは結構風邪がはやってる。当の本人も風邪気味。腰も痛い。

腰痛のため、今朝は、無理せず大きくゆっくりの基本稽古に徹しました。

2010年3月25日木曜日

3/24サリパン

M黒先生、M月さん、ユディ、スラヤディ、パウロス。加えて、オランダから親戚のうちに遊びに来たというビルという方。オランダでは鈴木道場というところで稽古しているらしい。

各人との稽古前後に必ず切り返しをお願いし、本日は七回の切り返し。大きくゆっくり確認しながら行った。

三菱武道会来尼 ジャカルタ新聞記事

2010年3月23日火曜日

3/23パクボノ朝稽古

3/20・21の三菱武道会来尼も無事終了。当稽古会後記は、時間を作ってまた別途。書きたいことは山ほどあるが、二週連続(香港&三菱)の土・日剣道三昧により、仕事&家族サービスが溜まってなかなか時間が作れなかった。

そうはいっても、どうしても今書いておきたかったのが、今朝のパクボノ稽古。なんと過去最高の参加者7名。S村先生、A野先生、K村さん、S松さん、T屋さん、T原さんとジャカルタ剣友会高段者の9割近くが終結。人数増えたことで活気があふれ質も向上。非常にいい稽古となりました。ありがとうございました。

2010年3月18日木曜日

第十回香港アジアオープン剣道大会


自分にとって今年で3年目となる香港大会。大会自体は記念となる十回大会。13日の土曜夕方に香港入り。到着が予定より遅れたことで、合同稽古が既に始まっている。福岡の上田先生、香港の椎川先生の2名としか稽古できなかった。残念。その後懇親会。例年、懇親会後もどこかへ流れるが、今年は異例のすんなり就寝。S村先生お疲れだった模様。

初のオール日本人メンバーを組んだ甲斐があり、試合は見事3位。予選では深圳劍友會Cを下し、決勝トーナメントではタイB、シンガポールを退けベスト4。準決勝ではアジア剣友会に敗退。

個人的な試合の考察。例年に比べよかった点は、試合に際してもいつもの稽古と同じ意識で望めたこと。大会前に昨年、一昨年のビデオを見てきたが、そこでは稽古で心がけていることが明らかに失われ、バタバタ体勢を崩して打突するシーンが頻繁に見られた。今回は比較的それが少なかったと実感。一方で惜しまれるのは、準決勝の試合では、先鋒・次鋒が負けてきて、絶対勝たねばならないシーンで結局時間切れの引き分け。ある程度引き分け狙いで望んできた相手に対し、ポイントを取りにいけなかったこと。試合の難しさ、3分が極めて短く感じた。相手が2年前チームが敗退した際に対戦したT屋さんの同期のO田さんだったことは奇遇。

自分ではむしろじっくり行き過ぎたかと反省していた試合直後、角先生が通り過ぎ際に「もっと落ち着きなさい」と。恥ずかしながら反省の方向が全く反対であったことに驚いた。せっかく攻めに時間をかけたにもかかわらず攻め崩し切る前に我慢できず飛び出していた・・・・ということだろうか。以降敢えてその意味を聞かなかったが、非常に深く重く貴重なアドバイスだった。この意味するところを思い巡らせながらまた稽古に励もう。

さて、その後の稽古。一番に高校の大先輩角先生に懸かっていく。いきなり稽古方法の説明。発声3回、面の2往復、切り返し5本、面の2往復、切り返し5本、即地稽古へ。稽古後、これを経験した全員に対し、「地稽古に際し、息が上がって上半身に溜まってしまったエネルギーを下半身に押し下げる。その意識が必要。」との説明。息が上がったところで即地稽古。警視庁の区分稽古に似ている。

そして香港の岸川先生にお願いする。レベルの違い、格の違いを思い知らされる。序盤は多少当たったこともあったが、山のように押し寄せる迫力に中盤から押され続け、最後は肩で息をしながら面の打ち込み。非常に厳しい稽古を頂きました。来年は多少なりとも抵抗できるようにと、とてもいい目標ができました。

2010年3月10日水曜日

3/9 パクボノ朝稽古

S村先生、T屋さん参加。

社をかけたプロジェクトの入札締め切りが今週末。業務が佳境に入り、先週水曜・土曜は稽古にいけず。こういう時期、朝稽古はありがたい。朝の稽古であれば余程の事が無い限り時間を作れる。少々寝不足だったが気持ちよく稽古ができた。


最近の自分のビデオ映像を見て、課題を見つけた。というか以前にも掲げていたけどまだまだ出来ていないという点。

小さい動きで攻めを伝える。どうも攻めの動きが大きく品が無い。剣先を下げるとか、大きく前に右足を出すとか。”威嚇”して隙を作ろうとしすぎる。相手には、「驚」だけでなく、「疑」「惑」も持ってもらわんといかんなと思った。

2010年3月2日火曜日

3/2 パクボノ朝稽古

K川先生とのジャカルタ最後の稽古。A野先生も参加。

稽古後、最後のメッセージ。「攻め合いを常に大事にし、当てる事だけに執着しない。一方で、打たれることからは逃げず、打たれたことで学ぶ精神を大事にすること。」

3年前、K川先生が赴任された当初、攻め合いも無くズカズカと近間に入って、当てる事だけにこだわって、K川先生に指摘されたのを思い出します。これからも引き続きこれら大事にしながら稽古したいと思います。

2010年3月1日月曜日

K川先生送別稽古

ジャカルタ剣友会会長でもあったK川先生の帰国に際し、恒例の送別稽古を行った。



総勢34名。因みにH田先生の際の記録35名とほぼ同等。多くのメンバーが感謝の意を持って集合。





2分1本勝負。稽古自体に体力を集中していただく目的で、今回は立ち礼、蹲踞無し。そうは言っても34名もの相手。ところが、疲れを表に出すことも無く、最後までいつもと変わらないお姿での稽古。勉強になりました。

余談ですが、蹲踞から立ち上がるにあたり気を盛り上げる習慣がある一方、それがなくなるとなんだか少し抜けたようになって一瞬調子狂ってしまいました。



K川先生、お世話になりました。日本帰国のチャンスあれば、那須塩原で温泉&稽古ツアー計画したいと思います。

2010年2月25日木曜日

2/24 香港大会決起集会

毎年恒例になった香港大会(今年は3/13・14)。その参加メンバー全員に本日の稽古参加を呼びかけた。試合稽古&事前打ち合せ。皆さん忙しい中ではあるが5人全員集合。S村先生にいたっては体調不良により稽古できないのに参加いただいた。

結果サリパンに入りきらないほどの参加者。M黒先生、S村先生、K村さん、K江さん、T屋さん、T原さん、エルウィン、リアント、ユディ、パウロス、スラヤディ。

K江さんとの稽古。いい内容の稽古となった。最後の一本勝負でなかなか決まらない。しかしこの煮詰まった感じがむしろ互いの気を張らせた。最後の一本は、見事に打ち見事に打たれた面だった。気の糸がピンと張るといい技が出ることを実証。それを張るのが難しいのだが・・・。

試合稽古では、K村さん、T屋さんと2試合。思い切りの面も良いが、危うく小手を拾われ、胴を抜かれるところだった。

第二道場で、今日の大いなる趣旨であるチームの結束を図る。大会でのオーダーも確認。優勝目指してがんばりましょう。

2010年2月23日火曜日

2/23 パクボノ朝稽古

K川先生、A野先生、T屋さん。

四名での稽古となり、テンポ良く一通りの基本稽古をこなす。先週の稽古ビデオを観察した結果、面を打った後、まだ腕・上体が上がってしまうことが分かった。ビデオではいつも自分の動きばかり観察してしまうが、今回A野先生やS村先生の打突とスローで比較しながら分析を行った。非常に興味深い。今朝の稽古では色々微妙な変化を試みた。しばらくこのテーマで、腰の入った上下動の無い面打ちに進化させたい。

2010年2月22日月曜日

2/20&21

2/20(土)サリパン
M黒先生、K林先生、マーセル、アーウィン、ユディ、M琴、C里、Y月。

今週末はバンドゥン遠征。午前中の外せない業務で参加を見合わせた。大半の先生方はバンドゥンなので、今日の稽古はもしかしたら誰もいないかも?との予感。そのときに備えて、一人稽古も寂しいので娘たちに竹刀を持たせて連れて行く。予想に反し、多数の参加者。娘たちは傍らでDSさせておき、自分の稽古から。

M黒先生との最後の一本。最近、当たるとしても出小手か返し胴ばかり。今日の稽古では久々に面を打ち抜けた。突きに行く気満々で体を預け、そこから面に切り替えるという感覚だった。

K林先生との死闘・・・。稽古終わり際、皆の見守る中、最後の一本がお互いなかなか決まらない。最後はM黒先生が審判を買って出てくれた。先生の前で、むしろ“有効”なだけの中途半端な打突をしないようにと心がけた。5分以上戦うも引き分け。結果にこだわらなかったことが逆にいい稽古に繋がった。

娘たちと居残り稽古。初のサリパンへの連行であったが、エアコンが効いた環境も良かったのか、娘たちの評判は悪くなかった。

2/21(JJS)
日本人の先生方はバンドゥン遠征であったが、M黒先生をはじめ、I田先生、M永さん、T原さん、K島さん、かみさん含めて結構集まった。ローカルも先週の反動か良く集まった。通常S村先生と2つに分ける防具組みを一手に指導。殊更人数が多い中、レベルも広域にわたり、これでは課題をもって指導するのが難しい・・・。S村先生指南のとおり、レベルに応じて組を分けることのありがたみを実感。下のレベルに合わせて進めざるを得ない中、プラス特別稽古として連続技に挑戦してもらう。二段打ち小手・面、三段打ち小手・面・面、四段打ち小手・小手・面・面、五段打ち小手・小手・面・面・胴まで。左足の引きつけの重要性を体感してもらえただろうか。それにしても今日も蒸し暑く足に来た。I田先生、いつもながら年齢を感じさせない持久力。

夜は、K川先生、K藤先生の歓送会。ジャカルタ剣友会ほぼ全員が集まり盛大に別れを惜しみました。

2010年2月18日木曜日

2/17サリパン

M黒先生、K村さん、K江さん、T屋さん、M永さん、マーセル、エルウィン、パウルス、スラヤディ

短期出張で来られているM永さん、この出張期間中皆勤。その熱意だけあって、とてもいい稽古をいただける。中心がなかなか外れず攻め倦んでいると、逆にM永さんの構えに余裕が出てきた。むしろそんな形勢の時ほど打ち急がないよう心がけた。第二道場で話を伺ったところ、今年六段の初審査を目指しているとの事。なるほど納得。

休み明けのT屋さん、残念ながら胴着・袴を入れ忘れ。第一道場は無念の見取り稽古&ローカルへの指導。その分第二道場以降でがんばってもらった。

2010年2月16日火曜日

2/16 パクボノ

S村先生、A野先生。

A野先生指揮。切り返し、面、小手、小手面をじっくり行う。それだけであっという間に6時半近くに。本日のA野先生は若干出社時間に余裕があったのか、6時40分程度まで稽古が出来た。

2/14 JJS K藤先生送別稽古

JJSの先生、K藤先生が今年度で帰国のため恒例の送別稽古を行った。幸か不幸か本日Chinese New Yearにつきシニアメンバーに多く含まれる中華系インドネシア人は欠席。それでも総勢20名。2分一本勝負を全員とやっていただいた。しんどい連続試合に更に追い打ちをかけるこの蒸し暑さ・・・・。後半、日本人になった頃から淡白に一本を許すことが多くなりこのままずるずるといってしまうのか?と思いきや、最後の大将戦、K川先生に対して見事な面を見せました。捨てきった初太刀の面でした。





さて、基本稽古はまた日本人+エルウィンをリード。再び剣道時代に載っていたあの藤原範士の7種類の面打ち(の内4種類)を行った。左腰を乗せる感覚を養う左上段から、歩み足から面打ち。そして通常の送り足、一足一刀から。前回よりもじっくり時間をかけて稽古したこともあり、皆さんから腰から打突する感覚を覚えるにとても勉強になったとの好評。

2/13 サリパン

M黒先生、S村先生、A野先生、K村さん、M永さん、マーセル、アーウィン、ユディ。

S村先生との稽古、A野先生との稽古をビデオ撮影。変化を感じたのは面の出足が以前よりよくなったような。

ユディさん、蜜柑(ポンカン?)ありがとう。華人が旧正月に蜜柑を配りあうのは、黄金色から金を連想し、‘柑’の音が‘吉’に通じるからとマーセル曰く。

2010年2月11日木曜日

2/10サリパン

M黒先生、K江さん、M永さん、アーウィン、ユディ、ナウリ。

最近仕事が結構バタバタ。今日も20時までオフィスを出られず諦めかけたが、遅刻しながらも顔を出す。猛スピードで着替えた後、まずM黒先生に懸かっていく。怪我から久々登場のK江さんは、復帰早々破壊王アーウィンに肩を外されかけたとかで、途中離脱。残念ながら稽古お願いできず。

稽古後、「あなたは竹刀の消耗率高いでしょう?」とのお計らいによりM黒先生より竹刀を一本いただく。ありがたい。入手困難なこの地で貴重な一本となる。

2010年2月9日火曜日

2/9バクボノ朝稽古

2/7JJSの稽古は発熱のため敢え無く稽古休む。なぜ熱が出たのか不明のままなんとかその一日で治し月曜から出社、今朝も稽古。

K川先生&S村先生。

今日のテーマは足を継がない(S村先生曰く“楽をしない”)基本稽古。人にアドバイスしている割に切り返し、打ち込み、懸かり稽古ではどうしても左足が前に出てしまい、楽しているなと。色の無い一拍子の面を打つためには常に足を継がず&体を崩さず。

もう一つのテーマは打ち切る地稽古。打たれることを恐れた縮こまった稽古になっていることがここ最近の大きな反省。稽古の内容が何かおかしくなってきたと思ったらいつもこの病気であることが多い。気づかないうちに侵されていくのが恐ろしい。今朝は抜かれ、拾われ、上からも割られましたが、初心貫徹ちゃんと打ち切れました。爽快。

S村先生に言われて朝稽古一周年記念稽古会であったことに気づく。いつも遠路来て頂く先生方、本当にありがとうございます。2年目となり、K川先生の帰国に伴い一人欠員を補充しなくては。パクボノ稽古会会員募集中です。

2010年2月3日水曜日

2/2稽古

S村先生、T屋さん、

S村先生リードの元、S村先生色の稽古内容。しっかり切り返しを行った後は小手面、相小手面に重心を置く。打ち込みを2セットし、地稽古へ。やはり3人の廻り稽古はあっという間。今日の地稽古は先を懸けていった。

最近よく打突後歩いてしまうとの指摘をもらう。複数回指摘されるのが情けない。足が疲れてきた際、楽してすり足を省略してしまうとういうことかもしれない。

2010年2月1日月曜日

1/30&31

1/30 サリパン
M黒先生、S村先生、A野先生、K村さん、S松さん、T屋さん、T原さん、ユディ。

久々のM黒先生。前回、前に出る気ばかり強すぎて先生の中心がむしろ強く固持されることを反省に、気負いすぎないよう「さあ来い」とういう心持ちを心がけて望む。決まらなかったがいいところで一本出た。最後は小手をギリギリまで誘って抜き面に行ったところを逆に小手を押さえられる。先生の気の盛り上がりをつかんだだけでもこれはこれで納得。ただ、傍から見たらそれはそれは見事な出小手でした・・・・。

S村先生との稽古。これまた前回の反省を胸に、先生の強い攻め+打突に無理に合わせてはまらないように。逆に先のない待ち待ちの稽古になってしまった・・・ような。先生もこちらのあまりの無反応に業を煮やし気味。両極端になってしまい我ながら不器用だとがっかり。

S松さんには最後にお願いしましたが、S村先生との稽古以降の迷いが全て出たような結果。参りました。

1/31 JJS
またまた蒸し暑い。S村先生不在につき、防具組み全員の指導。号令をかけつつ、時に注意事項や例を示し、自らもその中で稽古するって結構シンドイ。蒸し暑さもあって自らがアップアップしたところで基本稽古終了。かみさんに、あれっ?いつも(S村先生)より基本稽古の時間短いんじゃないの?と率直なご意見いただく。

1月も終わりました。皆勤賞の17回。

2010年1月28日木曜日

1/27サリパン

S村先生、アーウィン、ナウリ、ラマ、ニニ。

今週の水曜もまた寂しい。三人は初心者。うち二人は本日初めて防具を付けると・・・・。確かに先日JJSにて皆の前で「一週間に一回(JJS)の稽古では、実力をmaintainできても、improveすることは出来ません。水曜・土曜の稽古にも率先して参加しましょう。」なる旨の助言を与えました。もちろんウェルカムではありますが、さすがに初防具の者は意図していなかったぞと少々ひるむ。ところがそんな心配よそに、なかなか筋がいい。K川先生に半年指導を受けた成果でもあるでしょうし、元来の素質或いは熱意から来る向上心によるところもあることでしょう。切り返し、面打ち、小手面を繰り返しやってもらいましたが、難なく、むしろ予想外のグッドスキルに驚きました。この調子で継続、そう継続が大事です。今後、このブログでまたナウリ、ラマ、ニニの名がいつまで出てくるか。

さて、S村先生との稽古。反省しきりの稽古でした。受けっぱなしや、相手に合わせてしまっての打ち、打ち急ぎ。完全に先生のペースで稽古をしていました。入られっぱなしというか・・・。思い起こせば、打とう打とうとする意識が強すぎた。相手の誘いに乗らず中心を外さない強い意志で望まねば。どこをどう打ってやろうかでなく、いつ打つべきかいつ打たぬべきか。

2010年1月26日火曜日

1/23, 24, 26

1/23@サリパン S村先生、K林さん、K村さん、T屋さん、マーセル、アーウィン。
S村先生との稽古。中盤、裏からの突きを出した(外れましたが・・・)場面から先生の気持ちが更に上昇。それに私も引っ張られる形で気の繋がったピリピリした稽古ができました。

1/24@JJS
昨晩、友人家族と一緒に誕生会。私とそこの奥様の誕生日がたまたま同時期だったので、合同での誕生会。飲みすぎました。稽古を見合わせようかと思うほどの体調不良でしたが、現在私より指導者としての重責を担うかみさん(幼児初心者指導)に引っ張られる形での参加。この受身の参加のためか、終始気合が入らず・・・・。というわけで37になりました。

1/26@パクボノ
K川先生、S村先生、T屋さん。
T屋さんのリード。T屋さん恒例の分厚い切り返しの稽古。4人での廻り稽古のため、上座から下座へ移動の際の連続での切り返しが特に堪える。稽古後K川先生より、アドバイス頂く。攻めを見せる際、大きく沈みすぎる。まだまだ意識と実際の動きにズレがある。またビデオに撮って修正していこう。

2010年1月21日木曜日

1/20(水)サリパン

K村さん、アーウィン、パウルス、スラヤディ。

寂しい参加人数。最近、土曜と水曜の格差が激しい。というわけで本日はこの人数を見た上で、重点的に切り返しの稽古をしようと決める。1/9にマーセルとやったように。

そして運悪く(いやむしろ運よく?)パウルスが一発目の稽古相手だったので、そのお付き合いを頂いた。切り返し2往復を2回の後、3往復の切り返しを6回。3~4回目辺りが一番しんどかったが、後半はむしろ力が抜けて楽になったような気がした。そうは言っても一気にトータル22往復分の切り返しはさすがにしんどかった。パウルスもさぞしんどかった事でしょうが、最後までがんばった。

肩の痛みによる2ヶ月の休養から復帰したアーウィンの最近の稽古内容が芳しくない。ちょんと小手を合わせての小手面ばかり・・・・。休み前には「攻め」を少し理解し実践しているようで、どんどん上達していたが。そんな自分に苛立ちを感じてか、地稽古後に掛り稽古をお願いしてくるところは素晴らしい。早く思い出して欲しい。

朝稽古除きほぼ皆勤賞のK村さん。稽古後、重心の置き方について議論を交わす。右足にかかりすぎていた重心を左足にもってきたところいつも打ち出しが遅れてしまうとの悩みをお持ちとのこと。重心の置き所、その移動の方法は攻めを伝え、気剣体一致の打突を出すための鍵。悩みながらではあるが今自分が心がけているポイントを紹介。

2010年1月19日火曜日

1/19(火)パクボノ朝稽古

S村先生、A野先生、T屋さん。

切り返し2回、3往復の切り返し2回、面の打ち込み5本を2回。その後基本技、面、小手、小手面、面に対する応じ技、小手対する応じ技を1セットずつ。懸り稽古20秒を3セット。その後地稽古を3回全員と。これでちょうど30分。

偶数4人だったのでテンポ良くでき、基本技を満遍なく稽古。

2010年1月18日月曜日

稽古s

1/13(水)サリパン
M黒先生、T屋さん、M月さん、アーウィン、パウルス、スラヤディ。M黒先生に対し果敢に懸かっていく。捨て身でいくが無謀な面打ちだったのか首筋に痛々しい擦り傷が残る。迷い無い捨て身の打突を、何も考えない無駄打ちとだけは混同しないようにしたい。

1/16(土)サリパン
K川先生、S村先生、K林さん、K村さん、K江さん、T屋さん、マーセル、アーウィン。日本人、しかも五段以上がこれだけ揃ってくれてとても嬉しい。最近K林さんと気を合わせきれない。来週の土曜までの宿題。

1/17(日)JJS
湿度が高い。雨季とは言えここまでのねっとりした湿気は日本の梅雨を思い出す。個人的には熱くてもカラッとしているほうがいい。出席者数も湿り気味。S村先生が面を付ける前に素振りの強化指導。いつもながら稽古をマンネリにしない指導がユニークで素晴らしい。

2010年1月12日火曜日

1/12稽古

K川先生、S村先生との3人。

昨晩社内のお偉いさんが来て酒が入り、お陰で起きるのがつらかった。月曜と水曜に来るのはやめて欲しいと勝手なことを考える。S村先生のリードにて3往復の切り返しからスタート。開始早々、ボーっとした頭でS村先生に4往復やらせてしまう。S村先生、一瞬アレッという表情見せるもそのまま淡々と続けられるのがすごい。失礼しました。

しっかり汗が出た後体だけは動くようになったが、気持ちのほうはそう簡単には上手くいかず最後の地稽古では今ひとつ集中力に欠けました。先生に気を合わせられず、バラバラの稽古にしてしまいました。

2010年1月10日日曜日

1/10JJS

JJSの稽古始め。S村先生の計らいにより、防具組みメンバーに対し面を着ける直前、今年の抱負をしゃべらせる。シンガポールでのアセアン大会を目標にする者、基本をもっと大切にしたいとする者、いつも一回戦ボーイなのでとにかく試合に勝てるようになりたいとする者、各自それぞれしっかり目標を持っているようでした。

年末の稽古納め時同様、本日も三段以上と二段以下に分け、大半を占める二段以下を下村先生、日本人+マーセルを私がリード。

剣道時代1月号、藤原先生の7段階の面打ちを早速皆で試す。今日はそのうち4段階まで。(1)左上段から(2)遠間から歩み足で(3)遠間から送り足で(4)一足一刀の間からそのまま。目的である左腰が乗る感触が段階的につかめて非常に興味深い稽古方法であること実感。皆さんも同様のコメント。

1/9サリパン稽古

K川先生、K林さん、K村さん、M月さん、マーセル、リアント、アーウィン。

最初の相手となったマーセルとみっちり切り返しの稽古。通常の2往復の切り返し3回、3往復の切り返し3回。さすがに最後の切り返しではマーセルの腕の上がりが悪くなってました。こちらもつらいときこそ力を抜いて軽く振るよう努めましたが、力みのためかマーセル同様やっぱり腕がくたくた。

“新”K村さんと本日もいい稽古をお願いできました。今年に入ってからの稽古の頻度Up=熱意Up。稽古にも気が入っているのでこちらも負けずに気が乗りました。

K川先生との稽古では、我ながらいい面が一本出ました。腰の乗った気持ちのいい面でした。いつ打つべきかを考え“すぎて”機を逃しているという前回の反省から、ここぞと思ったら迷いなく捨て身で行こうとの心がけが多少なりともよかったかも。

最初の切り返し、更には気の乗った稽古を全員とお願いできて、稽古後はフラフラでした。

2010年1月7日木曜日

1/6 サリパン稽古

昨日の稽古でK川先生、T屋さんは既に本日の不参加を表明。S村先生も日本だし一人稽古もやむなしとの覚悟でサリパンに出向く。ところがM黒先生、K村さん、M月さん、スルヤディと続々と登場。よかったよかった。

M黒先生との稽古。全くいいところ無く打ちのめされる。前回も同じような展開。よくよく反省。無駄打ちを避け何とかして先生の心の隙を見つけ、いいところで打ってやろうという思いが強すぎるか。もちろんそれが出来れば最高だし心がけは大切にしたいけど、上手の先生に掛かっていくに際し容易に出来るものではないのは確か。攻めても相手が全く動じていないように見え、それでいつ打つべきか分からなくなった末居付いたところを乗られてる、ような気がする。上手の先生との稽古においては時には一か八か捨て身で打ち込むことが必要。もう少しなにくそという強い気持ちも必要。また次回お願いするのが楽しみです。

K村さんとの稽古。K村さんの強い気持ちに完敗しました。瞳に炎が見えました。殺気が感じられました。ご自身も、いつもと違う気持ちの高まり・纏まりを感じたものと思います。完敗したものの、こちらも気持ちの入ったとてもいい稽古ができました。充実。お互い突きも2本づつ。これまた、次回の稽古が楽しみです。

上手くいかない時ほど次の稽古のことに思いをめぐらせ、剣道が深まっていくような気がします。

2010年1月6日水曜日

1/5 パクボノ朝稽古

S村先生、A野先生は日本で修行中。本日はK川先生、T屋さんとの3名。

今朝は左手の収まりが良かった。左手(薬指・小指)に無理なく力が入った。往々にして、左拳を意識すると肩まで力が入って腕全体が固まり剣先が上ずるという傾向がある。かといって最近緩めすぎのような気がする。今日はたまたま結果的にいい感じだったが、意識的にはどうすればいいのだろうか。握りすぎず、緩めすぎず・・・。

K川先生が途中棄権。左足に違和感、痛みは無いもののいつもと違う感覚、とのこと。石原忠美先生の本にも書いてあったが、年齢と共に自分自身を調整するのも能力の一つ。無理しすぎて大怪我しないためにもK川先生のような危険予知は非常に重要だと思った。

T屋さんとの地稽古。途中棄権によりじっくり見てくれたK川先生よりアドバイス。触刃の間から打ち間に入るまでの間、剣先の攻防が足りない。中心をとって相手に脅威を示す。その中心の取り合い。

2010年1月1日金曜日

元旦稽古@パクボノ

新年明けましておめでとうございます。

本日、元旦稽古を行いました。元旦稽古といえば厳しい寒さの中での稽古ですが、常夏のここジャカルタではいつもの稽古と変わらず。いまひとつ気分が出ません。

呼びかけに応じて参加していただいたのは、K川先生、K村さん、T屋さん。大晦日の深酒でしんどかったが、切り返し四回をもってその酒を搾り出す。

だいぶ調子が出てきた頃にアクシデント発生。余勢で壁まで行った際、壁から突き出ていた釘によって左かかとを切ってしまう。思わぬ出血に結構ひるんでしまい、日頃の稽古であればその後は見学というところでしたが、今日は元旦。元旦から怪我して稽古休んだとあれば今年も思いやられる。消毒だけしっかり施した後、たいした怪我じゃないと自分に思い込ませて稽古再開。幸運にも踏み込み足の右でなかったし、傷はそんなに深くなかったようで稽古に支障なし。元旦で今年の厄を払い落とせたと前向きに。

K川先生との地稽古にて本年の初太刀。面に飛び込む。