2011年12月26日月曜日

12/25 JJS

朝一で娘たちは想い想いのサンタさんからのプレゼントを受領。いい気分で稽古へ向かう。

ここまでとは予想しなかったが、インドネシア剣士たったの4名。もにトニーと初心者3名。

日本人の先生方はM黒先生、K西先生、T村さん、かみさん、K形奥様。

でも子供たちは11名出席。キッズ特別デーとなった。子供たちの基本稽古もいつもより長めに。様々な技の稽古を試す。特に先日の試合で課題となった正しい鍔迫り合いからの引き技。K西先生にもらったアドバイス、手首を使ったコンパクトな技も今度から試していこう。

その後試合稽古もやらさせてもらう。ちなみにOサム、また試合前に恒例の号泣。T村さんに抱きかかえられ控え場所へ。いつものことなので微笑ましく眺めていたが、やはりこれまたいつもの通り実際に試合が始まったら泣き止む。

子供たちの稽古を終わらせ、最後の20分程度大人の稽古。M黒先生、K西先生、T村さんとお願いする。

なんだかジャカルタ剣友会のキッズブームを象徴する最後の稽古だった。

どうやら週一プレイヤーの自分にとっても今日が本年最後の稽古になりそう。今年は130回。意外にやってる・・・。8月までの前半にしっかり稽古を重ねた貯金があったようだ。

去年より稽古は減ったがそのかわり今年は4,840分走った。一日辺りとか、Hourに直したら大したことないのが自他共にバレるので敢えて分/yearで記録。記録が距離でないのもミソ。とにかくチョロチョロ走りのスローペースです。

2011年12月22日木曜日

12/21 サリパン

なんだこの人数は・・・。たまたま会議のためジャカルタに残ったことがこんないいタイミングになるとは。サンタに感謝。

M黒先生、S村先生、K西先生、S松さん、最後の稽古T原さん、日本から出張のT屋さん、K形さん、トニー、もみトニー、台湾トニー、スルヤディ、ステファン、ネグラ、ユディ、パウルス、パンドゥ、Y内さん w/o防具。


珍しく平日現れたもんだから、トニーが「先生、もうクリスマス休暇?」って・・・・。そうあって欲しいです。

K形さん、ネグラ以外の14名と稽古。

M黒先生とも久しぶりの稽古をお願いできた。比較的よどみない気持ちで向かうことが出来た。

K西先生、S松さんにはだいぶ癖を見抜かれている・研究されているようでなかなか機会を捕らえられない。とても勉強になる。同じ事ばかりを繰りかえさない技前・技の多様性が求められる。

T原さんには最後右手を切り落とされてジャカルタでの稽古終了。

やっぱり尼剣士の中ではスルヤディが一番光ってる。他の皆は最初から諦めて懸かり稽古調子で打ち込んでくる。彼だけは今日も、最初から返し胴狙ってくるところなんか、恐れず何かやってやろうってギラギラした感じがあってとても好きだ。

スピードに頼らず。打突後の無駄なアピール・力みを無くす。の意識も、全く思うようにいかず。

JJSと違ってエアコン環境下といえど1時間半立ちっぱなし。不甲斐ないが最後のS松さんとの稽古ではふくらはぎが2度もつりかけた。走り込みが足りんか・・。

2011年12月20日火曜日

12/20 パビリオン

今週は会議のため水曜までジャカルタ。稽古できることに感謝しながら久しぶりの朝稽古に参加。

S村先生、U田さん、F田さん、もみトニー、ユディ、ヌル。

切り返し、打ち込み稽古をメインに後半は地稽古。S村先生に久しぶりにガッツリ稽古いただくことができた。せっかくの機会であったが巡り合わせ悪くU田さんとは初顔ならず。

新メンバーのU田さん。面を取って皆との稽古終えた後も鏡の前でもくもくと一人稽古。また一人素晴らしい仲間が入ってくれた。

12/18 ちびっ子大会&昇級昇段審査&T原さん送別稽古&T原さん・U田さん歓送会

本日は、ちびっ子大会&昇級昇段審査&T原さん送別稽古&T原さん・U田さん歓送会

7:30集合から、夜20:00まで実にぎっしり詰まった思い出に残る一日でした。

ただでさえ忙しいこの日に飛び入りで追加させてもらったちびっ子大会。9月の大会を一回目とし今回第二回目。園児から小学生6年生までの全9名。

-          最年長のM美六年生が優勝。前回の悔しさからかここ最近私に毎回一番に懸かってきていた。その気持ちが結果になってくれて嬉しい。
-          準優勝はスラバヤS藤先生のご子息Yusuf四年生。今回もやはり試合巧者感が際立った。我が家の送り出す長女・次女が彼の前に立て続けに撃沈。
-          三位は次女。真っ直ぐ向かっていく精神は評価できるが、胴を決めた際、実は「めーん」と言ってたり、相変わらずどこか抜けている。
-          惜しくも三位決定戦で敗退したS多朗。先週初めて試合練習したばかりの三年生。そのハンディにもかかわらずくじ運の強さで最年少園児三女を引き当て一回戦勝ち上がり。何か持っている。が、技術的には課題多し。
-          同じく防具つけて間もないC畝四年生。うちの次女に敗退。基本打ちで見せるセンスのある彼らしい技がでなかった。もうすこし試合慣れすればすぐに化けるだろう。
-          緒戦で宿敵姉との対決を引いてしまったT志。初太刀で胴をやられて姉を優位にさせてしまったのが痛かった。善戦むなしく今回も壁越えられず。
-          一年生のなかでも小柄なEき。最年長M美が一回戦の相手。倒されながら最後までやりぬいたのは立派だった。各人の体力差の問題は今後の課題。
-          泣いて試合にならないなんてことなんかを想像していた最年少の三女がまさかの面一本。負けはしたものの本人も実に満足そうだった。
-          前回優勝者の長女は一回戦でYusufに敗退。日頃からいつも負けず嫌いさが足りないことを心配しているのだが、今回は悔し涙。いい刺激をもらった。


入賞者たち。
トロフィーはセットでRp.200,000也。安い。残念なのはセットだと三位のトロフィーが一つしかついて来ない・・・。



生涯初の一本を成し遂げた三女。




続いて昇級審査。バンドンからの大勢の受審者を受け入れる。K西先生のクラスメンバー、一級取得のRiri、弐段を取得したもみトニーの上達っぷりに関心。彼ら日頃継続的に稽古しているだけにそれぞれ然るべき結果を得た。おめでとう。子供たちも皆進級。


ちびっ子皆で。

続いてT原さん送別稽古。初段以上の35名。出だしリズムに乗れない感じは見受けられたが、三人目を越えた辺りから相手を引き出し実に上手く遣い出した。これまでのジャカルタでの稽古の集大成として相応しい立派な内容だったと思う。さらにはその体力にも驚く。私の番では二分間時間一杯別れを惜しませてもらった。




その後、K西先生、S松さんとの居残り稽古。これまた楽しい稽古だった。久しぶりにガッツリ稽古お願いすることができ、日頃の稽古不足をより深く感じることができた・・・・。

締め括りはT原さんの送別、U田さんの歓迎会。皆に愛されたT原さんを象徴する、日本人・インドネシア人入り乱れてのとても賑やかな会となった。T原さん、ありがとうございました。

2011年12月5日月曜日

進化した防具棚

ちょっと前になりますが、防具棚をアップグレード。娘三体ラック追加の八体バージョン。

ちょっとした小武道具屋開店したといってもおかしくないくらいの品揃え。

お一人でこの数以上お持ちのS村先生にはかないませんが。

因みに、娘たちの防具の場所は、上から長女、次女、三女。場所は彼女らに任せたが、やっぱり勢力の強いものがアクセスしやすい場所を選んだということか・・・。


12/4 JJS

S村先生、I田先生、F川さん、S松さん、T村さんの指導陣。

小学生は、魔の三本目の形指導から。14人生徒体制になり、形を良く知る上級者を仕太刀にたて、形初心者を打太刀と分けている。なんとなくそうしただけであったがこれが功を奏した。指導の内容は殆ど打太刀に絞ることができ、上級者も時折アドバイスをしているようである。そのお陰もあって30分みっちりやった結果、なんとか最も大変な三本目の打太刀ができるようになった。でも二週間前の一本目なんか完全に忘れているだろうなー。次回からは一から三の復習モードに入ろう。


先週のC畝に続き、S多朗も防具組に新規参入。この男、気合がいい。器用さはなさそうだが、素直さとこの気合・・・・、こんなこといったら怒られるが、剣道家向き、30歳以降伸びるタイプかも。そこら辺りちょっとAつしとかぶる。

再来週は試合だけでなく、昇級審査も。そのリハーサルを基本稽古の終盤に実施。魅せたのはまたOサム。よりによって彼の出番は最後。各グループの稽古は続々終了。全員が見守ることに。で、やっぱりやる前から大涙き。でも頑張ってやり抜いた。

ん?そういえばOサム、昇級審査欠席だった・・・・。泣かせ損?

地稽古の最後。長女の直前にS村先生の「それまで」の合図。楽させてなるものかと、最後に懸かり稽古を課すうちに、その後の4段以上の先生方との廻り稽古のポジション取りに失敗。S村先生との稽古を逃す。来週は稽古できないのにこれは痛かった。

F川先生が廻り稽古に参加。I田先生といい六十を越えた先生たちが、一時間近く地稽古。驚異的な体力である。

というわけで来週は三人娘のピアノの発表会につき、我が家五名稽古お休みさせていただきます。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いいたします。

2011年11月28日月曜日

11/28 JJS

五段以上の先生方、S村先生、K西先生、T村さんのみ。かなり寂しい出席率。ブログ閲覧の先生方、日曜の参加お待ちしております。

まず、14名のちびっ子と剣道形二本目までの稽古。ここまではOK。来週からは問題の三本目。考えるだけでも憂鬱だ。

12/18に企画されている第二回ちびっ子大会に向けて試合稽古。園児のOサムや三女、1年生のEきも参戦させた。

Oサム、相手と立ち会う前いに既に緊張して泣き出す。ある程度予期していた事態につき、気にせず泣きながら試合開始させる。結局、ちゃんと試合をこなすところが彼なりの進歩である。

長女は同4年生の急成長C畝と。C畝は先週面をつけたばかりで、やや無理やり感はあったが、何の違和感も無く戦っていたのには驚いた。今日のところは経験豊富な長女が勝ったが、いつまで勝てることやら。

M美とT志の姉弟対決。弟が一本先取。負けたら切腹かくらいの勢いで姉が取り返しにいく。いい懸かり稽古だった。あの気迫は大したものだが、剣道は感情に振り回されると何もいいことないということも追々指導していこう。T志の試合運びは良かった。

三女の初試合。一年生の同新規防具組Eきとの対戦。なんだか話題も何も光るものが無い感じ・・・・・で終了。ながーーーーい目で見守ろう。


地稽古でも大半は子供たちを鍛え上げて終了。



で、ようやく楽しみの自分の稽古時間、四段以上での廻り稽古。最近K西先生との稽古でパリッとした技がでない。もやもやっとしているうちに2分がすぐ終了。もう少しじっくり稽古をお願いしたい。


稽古終了後、子供会員とそのご父兄を集めて懇親会を開催。急激に会員が増え子供、父兄共々お互いを知っておかないと、と思いまして。総勢23名。そこで子供たちの自己紹介、またしてもOサム泣かしてしまう・・・。でも最後はビンゴ大会でゲットしたジャンボコアラのマーチを手に上機嫌で帰宅した模様。

2011年11月22日火曜日

11/20 JJS

S村先生、S松さんは審査により日本人の先生は少なく、K西先生、T村さん、T原さんのみ。

本日から初心者の子も含めて全員に形の指導。13人ずらっと並んで稽古。これまでに無い光景。

防具組みの基本稽古は、三女含めた新加入の超ちびっ子軍団の動作がまだまだおぼつかず、足手まとい。我慢我慢。

一番に懸かってきたM美、バンドンから来ていたノバン、成長著しいスルヤディ、 その他多くの子供たちと稽古。

最後の廻り稽古は三段以上にして人数を増やす。やっぱり体力が落ちている。走り込みを増やそう。

稽古後、S松さんより六段審査の悲報が。極めて意外ではありましたがまた次回。模擬審査相手が悪かったか?でも、六段ともなればここで少し悩んだとしても、いずれ深まるべき剣道の質が今深まるか受かった後深まるかだけの差。かと。

ただ、やっぱりここで主張したいのは、海外から受審しにわざわざ帰国することの想像以上のプレッシャー。これまで私も一度経験、W田さん、T屋さんもそうであったと想像しますが、普通だったら年に一回帰るか帰らないかのところを、上司に根回しなんとか社内調整、年休取得。そして飛行機に大金払い、大抵深夜便による帰国のためなんだか体も疲れる。今回ダメならよし3ヵ月後、なんて簡単にはいかないので、余計なプレッシャーを感じた記憶があります。だからって、何の言い訳にもなりませんが・・・・。

あー、稽古がしたい。

2011年11月14日月曜日

11/13 JJS

どこでどう話が広まっているのか知らないが、芋づる式に子供会員が増える。本日も一名見学、即入会希望。ほんのちょっと前まで、会員の過半数はうちの娘のだったのだが時代は変わった・・・。小学生(園児含む)14人目。

そんな中、本日はちびっ子初心者指導のキーパーソンであるかみさんが所用により休み。代わりに担当して頂ける先生を探す。困ったときのT原さん、そしてありがたくもF川さん登場。お二人にちびっ子初心者をお願いし、形(子供の部)の稽古へ。次女の腹痛の世話も重なりなんだか開始早々バタバタ、汗まみれ。かみさんの存在大きい・・・・。

今日はS村先生、S松さんの昇段審査に向けて、審査さながらに朝一で模擬審査。先ほどまでの子供たちとの喧騒を振り払い、気持ちを切り替え集中。 先週同様、五段以上の先生方に評を頂く。貴重な意見が出てくる。単なる相手役には評が無いのが残念。審査は来週。成功を祈るばかりです。

ちびっ子との稽古に戻る。園児・小一新規防具組みは、先週うちの三女で試験的に実施したが、完全に防具組みとして統合させた。確かに手はかかるが意外に良くついてくる。上級者たちも加減しながらうまく相手してくれているようだ。K形奥様(M田奥様も)のご協力を得ながら、なんとか乗り切った。

小学生最高学年のM美が3週連続一番に懸かってくる。そうそう、チビたちの見本として頑張れ。

最後に自分の貴重な稽古である、4段以上の廻り稽古。今日は最後に足に来た。稽古不足だ。

2011年11月8日火曜日

11/6 JJS


今日、防具組みの子供たちは試合稽古。2試合づつ。まだまだ狙って決める段階には程遠い。とにかく相手より数多く積極的に打たせるようにする。

今週もM美が一番に懸かってくる。その後ずらっと並んだ子供たちと楽しく稽古。

今日も最後はS村先生、S松さんと模擬審査稽古。先週に引き続きしっかり気持ちを作って望む。S松さんとの立会いはたった二太刀。初太刀は浮かされたし気の入ったいい内容だったと思うが、模擬審査としてはふさわしくないかもしれない。六段審査をYoutubeで観るが、もっと淡白にポンポン出てくる相手が多い。

2011年10月31日月曜日

10/30 JJS

ほんと子供たち増えたなー。新規入会者含め今日のちびっ子、なんと過去最大の13名。整列したら一列目のインドネシアメンバー防具組とほぼ同数。一列目の少なさも問題であるが・・・。

分かった上で受け入れたものの、約2ヶ月遅れの新規入会者もあって指導の手もかかる。今日からの新参者2名をかみさん。これまで約2ヶ月かみさんが見ていたCね、Kまの面倒は、日尼老若男女指導できるマルチ指導者T原さんにお願いする。手のかかりっぱなしの園児チーム・1年生新規防具組はK形奥様。

これもあと数ヶ月、防具組みとして成長してくれるまでの辛抱。

で、担当の小学生防具組み。新規入会組とは対照的にこちらは最近どうしても同じことの繰り返しが多くなり、つまんない感がムンムン。本来この繰り返しが大事なんですけどね。そんな中またうちの長女が開始早々しょーもないことでビービー泣き出す始末。今日は皆に迷惑(本人が泣いていることでなく、指導者がそのことでカッカ頭に血が上ること・・・)を掛けないよう彼女を泣き止むまで稽古の輪から外す。と今度は外されたことが悔しいようで、入れてくれと泣き喚く(まだそれだけの根性があるだけ良しとするか・・・)。結局頭に血が上りっぱなしのダメ指導となる。本人の精神修行不足やら親子指導の限界を感じつつ・・・。そんな空気を読んだのか、K形姉弟、Aし、結構気合入っていたような。M美にいたっては珍しくも地稽古でお願いしますと一番にかかってくる。曇りがちの気持ちを明るくしてくれた。

今日の稽古は事前にS村先生とS松さんの模擬審査の相手をすることを告げられていた。特にS村先生に対してはただでさえ稽古量完敗の状況下、不甲斐ない相手にだけはならぬようにと事前にしっかり気持ちを作って本日の稽古に望んだ。気持ちの整理・心の準備というのは大切なもので、日本人の先生方との廻り稽古も含め自分なりにいい稽古ができた。

六段の審査は一人に対して1分らしい。1分半と思っていたが、1分ってことはしっかり攻めて機会を作っているとどう頑張っても三~四太刀くらい。そんなに短かった?これはかなり焦ってしまいそう。であればむしろ、相手は必ずそのプレッシャーで慌てて出てくるもんだとそれを上手く使う・・・言うは易し・・・。

2011年10月25日火曜日

10/23 JJS

本日ヤマハよりお客様。T村さんのご同僚K河さん五段。二刀の使い手。うちのメンバーも興味津々だったようで多くのメンバーがお願いしたようです。最近五段に昇段されたとの事だったが二刀で昇段したんだろうか?

子供たちとの稽古。最近なかなか5人全員揃わず。子供たちも、人数が減るということよりも偶数であることに不機嫌気味。先週に比べると皆気合が入っていた。そうそう、続々と新規入会者が増え、しっかりやらねばすぐ追いつかれてしまうよ。

昇段審査を控えたS松さんとの稽古。私がお願いした後、熱が再発ということで早退。審査まであと一ヶ月、ご無理なさらず。

最後は3段以上で廻り稽古。6人との稽古。最後二刀のK河さんとも稽古お願いできた。

稽古不足がだいぶ表面化してきた。稽古できているときは反射で出ていた技が出ないのを実感。割り切って受け入れよう。あせらず出来ることを出来るだけ。

2011年10月19日水曜日

10/16 JJS

僻地での日本人の居ない寂しい生活からの開放、楽しみにしている一週間に一度の稽古。それにしてもこの感覚、親父と娘の温度差が激しい。奇しくも本日の稽古後長女が、

Anak「日曜の剣道終わったあとの昼飯の時間が一番幸せ」

Saya「なんで?稽古帰りに外食するから?」

Anak「だって、次の剣道の稽古まで一番遠いから!(横で次女が「そうそう、私も!」)」

Saya「・・・・・・。」



その割に最近ちゃんと父親に毎回懸かってくる長女は健気だなと感心しつつ、もっと楽しくなる稽古を!と反省。うちの娘だけなら強制力でなんとかなるけど他の子はそうもうまくいかんですからね。

今日は大人の試合稽古に混じって子供たちも皆の前で試合。M美はいい技が出でいた。久しぶりに父親が稽古に来ていたからか。Aしはその前の基本稽古は進化を伺わせる動きを見せていた一方試合では動きが硬かった。長女次女の姉妹対決は長女の初太刀が見事に決まった。

今日、小学2年生の入会希望者有り。来週も新規入会希望者が来るらしい。

最後4段以上で廻り稽古。7人と稽古できた。左をしっかり固めて攻め急がない。相手の気持ちの変化を観る。

久々稽古のM美の父親。6人目にS村先生と激稽古を終え7人目の私との稽古で白目を剥いていた姿が印象的だった。 この魂、娘さんに届いただろうか。

2011年10月11日火曜日

10/9 パクボノ朝稽古

JJSが使えないため、S村先生、K西先生とパクボノで朝稽古。

S村先生の鬼リード。先生のブログによると切り返し10回もやったらしい。それから打ち込み、基本技までで50分間。最近の稽古不足が露呈しついていくのがやっと。それでも、その後の地稽古ではここまでの基本稽古で出し切ったことで無駄な力が抜けたか、最近忘れていた気の充実・気の溜めを実感することが出来た。左の一体化。剣先の強さ。有効打突の数より質(機会)。ただ、先生からは左足の居残り、左の壁の薄さを見抜かれる。

2011年10月4日火曜日

10/2 JJS

大人も子供も寂しい参加数だった。

子供防具組みはうちの娘たちだけ。長女次女のたった二人だとあまりに寂しいし、即喧嘩になるの見えていたので、先週面をつけ始めたばかりの三女も強引に引っ張り込む。初めてのことが多く戸惑う三女を上の子たちも率先してアドバイスをするという構図で作戦成功。それでも概してダラけてた。

かみさん指導中の小学生初心者、Kま(小2男子)、Cね(小4男子)の伸びが著しい。Cねなんかたった2回目の稽古で面打ちがしっかり様になっている。早いうちに防具をつけさせていいと思った。先行組みの6名はうかうかしていられない。小学生に上がるチビたち含め、半年後には防具組11名での稽古。これは楽しみだ。

S村先生に一番にお願いする。 稽古不足が気持ちに表れないよう努めるも、それが悪く出て結果は小手・応じ技の多い当てにこだわる稽古だった。

2011年9月26日月曜日

剣の妙味

思いがけず、恐れ多くも角先生よりジャカルタにエアメールが届く。先日の福岡での稽古を受け、ここジャカルタでの(日本に比べ不利な条件下での)稽古への心配り、激励をしてくださっている内容だった。

手紙だけでないところが大先生。もう一枚同封。「剣の妙味」。むしろこっちがメインか。



9/26 JJS

防衛大学の太田文雄先生がジャカルタに来られた。アジア各国訪問の超多忙なスケジュールの中、JJS稽古に参加頂いた。一番にお願いするもその割には気持ちが出来上がっておらず、初太刀含めガンガン先を取られ打ち込まれる。予想しない遠間からのスピード感のある面だった。そもそも勝手な思い込みをしていること自体が力不足であるが。

稽古不足に関し、体力的なところは走ったり素振りしたりして補えども、気持ちの部分はどうしても正直に出てしまう。この生活、まだ先は長い。ここをどう克服するか。

一方で、子供たちは先週の試合以来動きがいい。地稽古させても技が豊富になってきた。またチャンスをみつけて子供カップを企画したい。

2011年9月20日火曜日

9/18 ジャカルタ-ジャパン祭り

ジャカルタ-ジャパン祭り剣道大会。

K西先生との模擬刀による剣道形実演。仕太刀。三本目で私の前に出るタイミングが早すぎたかK西先生の裏から表にいなす剣先が右の指にかする。ほんのかすり傷で済んだが、模擬刀にせよ刀は危険であること再認識させられた。相手との合わせも含め十分な事前稽古、実演中の集中力が必要、甘く見ては大怪我の元。

前座はさておき、親?指導者?も本人にも増して楽しみな子供たちの試合。スラバヤより須藤先生のご子息も加わり6名での戦い。何を隠そうこのユスフ君が我が泣き虫ジャカルタ小学生たちに実に大きな刺激を与えてくれた。

3名ずつの総当りで1位・2位がトーナメントに上がるという方式。実力の知れないユスフが入っていたこともあってか、優勝候補6年生のM美が予選3位で敗退。試合の内容よりその泣きっぷり。体育館中に響き渡る号泣。続いて別の組で予選落ちしたT志もこれまた大泣き。予選通過するも三位決定戦で敗退したC里もこれに続く。勝負にそれだけ執着をもって臨んでくれたのかと、悔しがっている本人たちには悪いがこれだけで試合を催した効果ありとニンマリ。

優勝M琴、二位Aし、三位ユスフ。この子達三名は自信をもったことでしょう。特に日頃真面目に取り組むAしにメダルが届いたことは喜ばしい。上位三人、下位三人表情が非常に対照的だったが、それぞれ自信と悔しさと持って次の稽古に励んでください。

そういえば、二年生の次女C里の生涯初の公式打突が逆胴・・・・。教えてないし・・・。深い理由を期待したが、事情聴取の結果、単に緊張して間違えたとか・・・・。

インドネシア人の部。個人ではあっさり負けていたがトニーの攻め方が様になってきた。ステファン(ハンジャヤ)がウィリーに勝った。フィフィは前回?の大会以降自分の剣道に対して自信を持って臨んでいる感アリ。モコック相変わらず勝負強し。審判もしていたのでなかなか全体を見られなかったが、大いに盛り上がっていました。

最後に、人知れず準備を進めてくれたT原さん、ありがとうございました。最後の大役?


では、また来週。

2011年9月12日月曜日

9/11 JJS

来週はジャカルタ-ジャパン祭りの一環として剣道大会が開催される。今年はインドネシア人たちの試合に加えて、ちびっ子の部を急遽加えさせてもらった。子供たちのモチベーション向上のためにまたとないチャンスと思いまして。 で、本日はその前に試合稽古。

それと、開会式でK西先生と模擬刀で剣道形の実演することになったので、本日模擬刀でお手合わせいただいた。先日K形さんとは打太刀、今回は仕立ち。短期間に両方できてこれまた勉強になる。

本日の子供たちの試合稽古。

なかなか楽しませてもらった。各自考えながら楽しそうに試合しているようだった。来週はスラバヤからも一名加わって、6人で楽しい小学生の部になりそうだ。

2011年9月9日金曜日

8/9 サリパン朝稽古

S村先生、T原さん、ユディー、もみトニー、ネグラ、リリー。

切り返し、打ち込みをしっかりやって地稽古。

攻め続けることを意識。

パビリオンでの朝稽古もこれで中断。これからは剣道日誌も多くて週一か・・・・。

2011年9月8日木曜日

9/8 サリパン

S村先生、K西先生、アーウィン、スルヤディ、ハンジャヤ、もみトニー。

久しぶりのジャカルタでの稽古。下位との稽古では、初めにお互いに切り返し2回を行い、息が上がったまま稽古に入る。という負荷をかける。

来週からカリマンタン島生活。サリパンでの稽古もこれにて一時中断。実に寂しい。

2011年8月28日日曜日

8/28 稽古@講倫館高校

F井さんの稽古場にお邪魔する。

高校の先輩や地元の同級生に再会し非常に懐かしかった。地元で稽古している感の溢れる稽古だった。

これにて福岡遠征終了。これからは家族サービスに集中。

S村先生、F井さん、色々稽古場提供いただきありがとうございました。

2011年8月26日金曜日

8/26 福教大稽古

何だかさっき稽古したばかりのような気がするが一夜明け8時から福教大の稽古に参加させてもらう。

学生達のきびきびした動きが心地よい。懐かしい。準備体操の声の大きさに圧倒される。素晴らしい。

学生と共に、切り返し・打ち込み・技の稽古。その後角先生にお願いするも学生の前であったからか昨日ほどの締め上げは食らわず。それでもしんどかった。その後学生との稽古。さすがここの学生は引っ掛けるようなことなくまっすぐ飛んでくる。気持ちいい。

8/25 九電稽古

下村先生の計らいにより福岡にて角先生を中心に多くの稽古の機会を作って頂く。感謝。

まず第一段。九電での稽古会18:00~。角先生にお願いするがこれ以上何も出ませんというところまで締め上げられ(勝手に自分で締めた気もするが)、最後はたまらず掛かり稽古お願いして許してもらう。稽古場も異常に蒸し暑い。ジャカルタでいかに甘い稽古をしているか思い知らされる。先生との稽古で一時立てなかったが、力を振り絞って女性七段のF田先生や高校の後輩でもあるT花さんにお願いする。

2011年8月19日金曜日

8/19 パビリオン

S村先生、K西先生、トニー、マーセル、スルヤディ、もみトニー。

パビリオンでの稽古も今日で一旦中断となる。K西先生も来てくれて充実した稽古となった。

今晩、夏休み&レバランの合同休暇で日本に帰国します。S村先生の計らいで福岡でも稽古できるらしく、防具を持って帰ります。 S松さん、防具もって帰るのお忘れなく!

8/17 サリパン

インドネシア独立記念日。

こんな休日の夜8時に誰が来てくれるだろうと不安を抱えながら待つ。

S谷さん、もみトニー登場。

三人で基本技の稽古。そして地稽古。お陰さまでいい稽古ができました。

2011年8月16日火曜日

8/16 パクボノ

S村先生、S松さん、T原さん、スノア。

パクボノという場所での朝稽古、とりあえず最後。 最後はお前がという合図がS村先生からあり、期待にこたえるべく「朝からそこまで?」という稽古メニュー。

切り返し4回、切り返し3往復2回。面の打ち込み5回2セット、小手面の打ち込み5回2セット。間合いの攻防から面、小手、突き2セットづつ。面に対して、小手に対しての応じ技。地稽古2分を4回。最後に懸かり稽古20秒3セット。最後の稽古は大幅に時間オーバー・・・・・。

記念のフォト。スペインの剣キチ、スノアも一緒に。


現朝稽古会員。


私は平日参加できませんが、これからもパビリオンで継続され、朝稽古の火を絶やさぬよう期待します! I will be back。

今後も日曜のJJSは出席します。念のため。


いつものT原ポジションを奪う。遠近法を利用して確かに大きく堂々と写る。稽古ではあんなに大きく見えるS村先生が小さく写ってしまった。

2011年8月15日月曜日

8/14 JJS

キッズ防具組みは夏休みの帰国等々でお休み。久々に防具をつけて基本稽古に参加。

S村先生、K井先生、K西先生、F川さん、T村さん、S松さん、T原さんと、ラマダン期間中で激減インドネシア剣士に相反して、日本人先生方賑わう。

地稽古もこの先生方で廻り稽古。

前の晩剣道のビデオ見ながら、最近少々打ちに執着しすぎと反省。もっと我慢。攻めの効き具合確認。剣先を効かす。

意識しすぎて先でガンガン乗られる。剣先も緩い。結構へこんだが、 こうやって懸と待の間を行ったり来たりするのはいつものこと。いい勉強になった。

8/13 サリパン

久々の土曜サリパンに張り切って出発するも、スディルマン通り大渋滞。土曜なのになぜ? 通常20~30分で到着するところ1時間50分かかる。途中諦めて引き返そうかとも思ったが、引き返すのも容易でないのでとりあえず向かう。到着したのは1時間15分遅れの15時15分。

諦め半分一応稽古場覗くとなんとK林さん、T原さん、アーウィン、スノアのメンバーがまだ稽古しているではないか。どうやらラストマッチの終了間際。皆さんに無理をお願いする形でそこから4名連続稽古。皆さん稽古後のご予定もあるだろうしパッパッと切り上げて、なんて思っていたが3番目のT原さんが今日はいつもより手強い=腹が据わっている。楽しくて思いがけず長くなってしまいました・・・・。

お付き合い頂いた皆様に感謝感謝。

しかしT原さんとスノアとは毎日顔を会わせているような・・・。 翌日の日曜の稽古も含め。

2011年8月12日金曜日

8/12 パビリオン

S村先生、T原さん、トニー、スルヤディ、ユディ、スノア。

体の切れ悪し。そもそも声が腹から出ない。

2011年8月11日木曜日

8/11 サリパン

S村先生、K井先生、K西先生、T原さん、アーウィン、スノア(例によってこの子、スペインからジャカルタに今朝到着して夜早速稽古だと・・・)、パウルス、スルヤディ、イーホー(例の韓国剣士、やっとお名前頂戴)。

水曜日としては久々の登場のS村先生もあってか、豪華な顔ぶれ。遅れ気味に到着したので、支度をしながらS村先生とK西先生の稽古を拝見。あのS村先生の圧力に対して最初の30秒のK西先生の我慢が印象的だった。
 
どうぞ打ってください、と念じながら前に出る。念じすぎか、誘っているつもりは無いのだが剣先が中心から外れているとの指摘あり・・・・。

小手くらいならくれてやると念じながら面を打つ。小手の代わりに返し胴をよく食らった。

でも比較的相手が最後の瞬間まで見える気がする。



S村先生との稽古。最初の発声で出しすぎたかまた酸欠・眩みが・・・。いやこれまでで一番ひどい眩みだった。左腕の感覚を完全に失った。とにかく感覚が戻るのを前にも出ず後ろにも下がらず待った。何とか騙せたのか、先生の愛なのか、そこまで打ってこられることはなかった。


T原さんとの稽古をK西先生がビデオに撮ってくれた。しかしT原さんは元気だ。

2011年8月9日火曜日

8/9 パクボノ

S村先生、T原さん。

パクボノ稽古も残り僅か。レバラン休暇後、9月からは死のロード。長けりゃ10ヶ月近くカリマンタン島のくそ田舎で単身生活。週末はジャカルタに帰ってこようかと思っていますのでJJSの稽古は引き続き参加できそう。いや、何が何でも参加してやる。でも、本人不在でのパクボノ使用は難しく、とりあえずここでの火曜朝稽古は一時中断。

2008年も約半年は剣道どころか生きるのに精一杯の洋上生活で剣道から離れていましたので、それに比べれば・・・・。

私や私の家族以上にこの事態を深く悲しんでらっしゃるお方が・・・・S村先生。この道場でのこの内容の稽古が終わることに対して。

さて、稽古のほうは切り返し・打ち込みをみっちり。切り返しで、速く振っても大きな振りをキープできるようになってきた。と思う。前よりは。先日のビデオ観てそう思った。

小手面の打ち込み。面の振りかぶりを大きく。

今朝は足が良く動いた。

2011年8月8日月曜日

8/7 JJS

家族は娘たちの夏休みが始まってそっこーで帰国。久しぶりの娘たち・かみさんの居ない週末。

部屋が怖いぐらい静かだし、よく冷える・・・。

日頃は、右耳から長女のピアノ、左耳から次女の国語の音読を聞きながら、目の前で三女とトランプやっているような喧騒。しかも最近良くやらされるトランプは「神経衰弱」・・・。

朝からリズムが合わない。子供たちの居ない安らかな日曜日の朝かと思いゆったりしていると、まずい、日曜はメイドが居ないんだった・・・。お茶も準備しないといけないし、朝飯も・・・・。で、稽古に遅刻。

子供たちへの稽古のほうは、わが子が居ないのが幸いしてか指導者は終始笑顔。K形姉弟、M田Aしと楽しく稽古。K形姉弟の罵り合い、弟のベソかきも少なかったような。

現在、インドネシアはラマダン。断食月。残念ながらイスラム教のインドネシア剣士は参加が少ない。

帰宅後も、今日は三女の「なんかして遊ぼーよ(やること考えることからやらされる・・・)」が無い。娘たちの居ない貴重な日曜は、日頃溜め込んでおいた20本ほどの破損竹刀の修理で殆ど潰れた。

2011年8月5日金曜日

8/5 パビリオン

S村先生、トニー、もみトニー。ビデオ係、ユディ。

ユディは足を痛めたらしいが、見取り稽古に登場。奇しくも久々にビデオを撮ろうと思って持ってきたところだったので、申し訳なかったがビデオ係になってもらった。ありがとう、ユディさん。

厳し目の稽古内容だったが、もみトニーはハァハァゼェゼェいいながらもよくついてくる。

ビデオを撮るといろんなことがわかる。出来ていると勝手に思い込んだいることが意外に出来ていない。ゆっくり反省するとしよう。

稽古後トニー vs もみトニーの地稽古に対する講評をしたのだが、本人らには、もみトニーの別称伝えていないので、どっちもトニーでよくわからない説明になってしまった。

2011年8月4日木曜日

8/4 サリパン

K西先生、S谷さん、スルヤディ、ハンジャヤ、もみトニー、スルヤディの奥さんの友達の韓国剣士(また名前記憶してくるの忘れた。。。)

水曜日はK西先生との濃厚な稽古。まだまだ本気で打たれる覚悟が足りなかったか。

稽古終了間際、K西先生が打ち込みをやらせてくれ、と来られる。お一人だけ上達されてなるものかと、皆を巻き込んで全員で打ち込み稽古。廻り稽古で5~6回。

2011年8月2日火曜日

8/2 パクボノ

S村先生、S松さん、T原さん。

私がリードを任されたが、今日の稽古は皆さんかなり満足して頂けたようだ。。。。

三往復を含めて切り返しを6回、手が上がらなくなる直前まで。面の打ち込み、小手打ちの打ち込みを足がもつれる直前まで。4名の稽古だったので、これらを休み無く一気に約15分間続ける。体中、疲労で一杯の中、腹に力を入れ集中して基本技。そして懸かり稽古。

最後の力を振り絞った地稽古では、打たれることを恐れない”フリ”でなく、本当に打たれることを恐れずに攻める・打突するよう、もう一歩気持ちを踏み出した。良い所を打たれた。良い結果が出たということだ。

2011年8月1日月曜日

7/30, 31 スラバヤ遠征

初のスラバヤ遠征への参加となった。ジャカルタからS村先生、I田先生、T村さん、S松さん、T原さん、トニーが参加。

まず、ジャカルタに比べて空気がきれいで、街も結構クリーンなのに驚いた。ゴミが散乱しているのはインドネシア全土かと思ったら以外にそうでもないらしい。

日本人小学校は古い建屋で趣がある。体育館の床は、スラバヤの指導者S藤先生ご自身で張り替えたそうで、噂どおり剣道に最適の床具合だった。ジャカルタにもって帰りたかった。

スラバヤメンバーとの稽古を前に感心したことが一つ。ジャカルタからのゲストとしての参加であった四段のトニーだが、”迷わず”スラバヤメンバーに混じって下座に座った。

まずは昇級・昇段審査。 T原さんの段取りも含め滞りなく終了。技術的には腕に力が入っている剣士が多かったように感じた。総じて気合は十分だったところをみると、気合を入れると自動的に腕に力が入るということのようだ。これらそれらを切り離すことを少しずつ学んで欲しい。

その後はS村先生が初心者を指導、私も含めてT村さん、S松さん、T原さんとで防具組みの基本稽古を指導した。一息の切り返しをやらせてみたら、魔法のように冴えが出始める。足を継がずに腰の入った面打ち、応じ技では返し胴、小手すりあげ面に集中してアドバイス。

S藤先生が数年前ジャカルタに来られた際の剣道からは別人のように良くなっていた。指導に熱が入るにつれて、その見本となるべきご自身の剣道も見つめ直されているらしい。

あっという間の楽しい遠征となりました。


しかし、今月は良く稽古したぞ。

2011年7月29日金曜日

7/29 パビリオン

S村先生、T原さん、ユディ、スルヤディ、もみトニー、ネグラ、ヘレン。


この早朝にもかかわらず、最近妙に渋滞するところ(スナヤン噴水ロータリー)があって遅刻気味。今朝は五分早く出た。すると、今度は稽古場に掛けている時計が5分以上早く、それを目安に開始した皆さんに遅れをとってしまい、結局切り返しに間に合わず。時計分も見込んで来週は更に早く出発せねば。そういえば、うちの会社でも掛け時計は全く信用にならない。場所によって全然時刻が違う。5分、10分当たり前。時計の精度というより、ここインドネシアでは狂いをだれも気に留めないことが主な原因のようだ。

そんな早めスタートにもう一名動揺したものがいたようだ。私同様切り返しに間に合わなかったのだが、稽古後S村先生に、胴が左右に偏りすぎているので正しくつけなさいと指導を受けていた・・・・。遅れをとっちゃいかんと慌ててつけすぎたか。剣の実力とこのコメント内容のアンバランスに思わず笑ってしまう・・・・。T原さん、すまん。 でも個人的には、格好より気持ちを大事にするそのスタイル、好感度高いです。

2011年7月28日木曜日

7/27 サリパン

M黒先生、K井先生、K西先生、スルヤディ、ハンジャヤ、アーウィン、もみトニー、韓国人剣士(スルヤディの奥さんの友人とか)。

しっかり前に出つつも、気持ちはガツガツ慌てず「来るなら来い」。相手が先に出てくれば応じ、相手の迷いを感じたらそこで捨てていく。


先生方のお陰で水曜の稽古が非常に充実。

7/26 パクボノ

S村先生、T原さん。

T原さんのリード。切り返しを多く行う。疲れてくると左拳が上がってくる。それをなんとか下に抑えて最後まで振り切る意味の有る切り返しを心がける。

2011年7月26日火曜日

7/24 JJS

子供たちの動きがやけにいい。元気もある。これは間違いなく先日から稽古の最優先事項を「楽しく」に変えてからの変化。今(小学生)の時期は特に、同じことばかり単調に繰り返しさせるより、本人のやる気をほんの少しでもつつくことに力を注いだほうが効果的のようだ。

それりゃ自分が嫌々ながらやってきたのだから、同じことを同じ時期にをやらせれば嫌になるのは道理。苦しさを乗り越えつつ同じことを繰り返し行いながら自分のものにしていく所謂剣道の目的を与えるのは、相手のレベル・時期をちゃんと見極めたほうが良いのかもしれない。

小学生の時通っていたスポーツ少年団。親父がそこの指導者と指導方針で真っ二つに意見が分かれ、中学入学を機に八段の先生のいる本格道場へ道場替え。内容はといえば、伸び伸び自由にやらせていて、地稽古ばかりだったのを思い出す。そこで剣道が好きになった。

今日も敢えて無理して返し胴をトライさせる。なんと嬉しいことに、稽古後も自ら相手と組んであーでもないこーでもないと試している。来週はもっと高度な技に挑戦するか。

7/23 JJC個人部会フェスティバル

今年もJJC個人部会フェスティバルがやってきた。

午前中の公開演武。体験練習は、昨年の割れにくかった風船割りに変わって、新聞紙切り。新聞紙の両端上2点をつまんで適当な位置に掲げる。真ん中の折れ目辺りを狙って竹刀あるいは木刀でエイっと切るだけ。これが素人には結構切れない。速度が遅かったり刃筋がぶれると、つまんだ上の隅だけがちぎれてしまう。本来は、思いっきり速く振れば良いと言うだけでなく、切った後にその余勢で竹刀を床に叩きつけるの禁止。剣道に大切な止めるというポイントまで追及するのですが、そうなると一回だけの体験者では一気に成功者が減って成功体験を得られないので今回は基準を甘くしました。それにしても大好評でした。ジャカルタ新聞は日経新聞より薄く切れやすいということも分かった。


午後のクラブ紹介は、まず子供たちの基本稽古をしっかり見てもらう。その後恒例となった模擬刀の演武。K形さんと私で行う。日頃胆の据わってるK形さん、やけに緊張気味だったのが印象的。

これで子供会員の獲得期待。

恒例のラッキードローでは今年は一つも景品当たらず・・・。

2011年7月22日金曜日

7/22 パビリオン

S村先生、T原さん、トニー、ユディ。

S村先生日本より戻られる。このメンバーにつき、いつもの指導色の強い内容というよりむしろ火曜朝稽古に近い内容。

2011年7月21日木曜日

7/20 サリパン

M黒先生、K井先生、K西先生、T原さん、S谷さん、マーセル、アーウィン、パウルス、ハンジャヤ、もみトニー。

先生方ととても充実した稽古をいただけた。

K西先生との稽古。なかなか突破口を開けず。終盤、面打ちたい病を捨てた途端流れを掴む。とても勉強になった。

2011年7月19日火曜日

7/19 パクボノ

T原さんとの二人っきりの稽古。切り返しから始まり、面、小手、小手面、突きと一通りの基本技。面及び小手に対する応じ技、そして懸かり稽古。オーソドックスな内容だが自分の課題をぶつけながらじっくり有意義な稽古ができた。

打突時の左手の位置を少し下げてみた。色を見せて打つ、色を見せずに打つを分けて稽古。腰で小手を打つ。出来るだけ引き寄せての応じ技。

最後に地稽古。今朝は左の収まり・締まりがいい。ここがピタッとくると胆に力が入る。

2011年7月18日月曜日

7/17 JJS

今日は日本人の先生方が少な目。5段以上の先生方はM黒先生、K西先生、T村さん。生徒のほうも少なめで五分五分というところか。特に初心者グループはいつものことながらだいぶ篩いにかけられてきたようだ。

一方で小学生は皆元気に出席。6名全員揃ったところで第二回試合稽古。驚いたのは一回目6月5日の泥試合からの劇的な進歩。試合らしくなってきた。指導者としてこの一ヶ月何をやっただろう。うーん、子供は勝手に育つものだ。

自分の稽古は課題多し。懸かる稽古 vs 我慢する稽古。

2011年7月15日金曜日

7/15 パビリオン

S村先生不在のS村道場。T原さん、トニー、スルヤディ、もみトニー、ネグラ、ヘレン。

またここにも新しい防具が登場。ヘレンがニュー防具。どうやらネグラと一緒に購入したようだ。

T原さんの指揮により稽古。各基本技の稽古中、トニー、スルヤディには引き続き攻め足としての右足の遣い方を強く意識させる。

シャワーを終えてジムを出ようとしたら、もみトニーが必死で一人稽古を続けていた。素晴らしい心がけ。だけど、仕事には遅れないでね。彼、何の仕事しているんだろう?

2011年7月14日木曜日

7/13 サリパン

M黒先生、パウルス、スルヤディ、ハンジャヤ、もみトニー。

この出席者から自分の稽古は、M黒先生への一点集中。それが功を奏し、気持ちの入った内容だったように思う。

パウルス、スルヤディには攻め足である右足の遣い方についてアドバイス。特にスルヤディ、その心はだいぶ掴みつつあったが、肝心のそこからの打突が不完全・不正確につきなかなか有効打突にならず。

2011年7月12日火曜日

7/12 パクボノ朝稽古

S村先生、S松さん、T原さん。

切り返し4回、三往復の切り返し2回から始まりしっかり打ち込みも行う。きつかった。

8月に昇段審査を控えたS松さん。審査への意識もあり、下がらず、浮かず、縁切らず。かなり上向きの状態と観ました。相手が覚悟決めて後ろに下がらず手元を浮かせないと、攻めが効いたかどうか判断できず読みが難しい。攻めあぐむ。同じことを相手にしてやればいいのだと再認識。

2011年7月11日月曜日

7/10 JJS

今日から小学二年生の子が新たに入部。大歓迎。未経験者なので、まずは防具を付けていない園児チームでかみさん指導の下基本を学んでもらう。できるだけ早いうちに同じ年代の友達のいる防具組みへ上げさせたい。

今日の小学生稽古。短時間であるが一工夫入れてみた。相手との駆け引きが必要となる半分遊び半分稽古。楽しそうにやるもんだ。おかげで速く面を打つコツが少しつかめて来た。楽しく上達。子供たちのやる気を引き出すために、指導者も知恵を絞らなくては。

先週寝る間を惜しんで20回も面を付けたり外したりした長女が一番に面をつける。嬉しそう。素直でよろしい!(今回の件は。。。)

ディオラが勉強のためジャカルタを離れ、ジョグジャカルタへ。初心者からスタートして三年。とても熱心に稽古をするこの女性に思い出の送別稽古を振舞った。S村先生に至るまで日本人含め計20名と一本勝負。最後まで良く頑張った。

2011年7月8日金曜日

7/8 パビリオン

今朝もS村道場大盛況。S村先生、H草さん、マーセル、トニー、スルヤディ、もみトニー、ネグラ、スノア。

スペインからのスノアさんは今回たった2泊の出張。でもS村先生に防具借りて朝稽古。

H草さん、前回初めてお願いしたときより元気が無かったか。

不器用男もみトニーの声が一番出ている。声の出し方も良くなってきた。なんせ声が太いのが羨ましい。

今日は左手の締まり良く相手が見える。なぜだろう。体調の好不調だけで終わらせずに、意識的にいつも同じ状態に持っていけるようにしたい。

50分近く稽古しました。

2011年7月7日木曜日

7/6 サリパン

M黒先生、K西先生、T原さん、S谷さん、マーセル、スルヤディ、もみトニー。

S谷さんがニュー防具一式で登場。云十年前の古びた防具からのリニューアル。先日もみトニーのニュー防具で感じたばかりだが、使える防具がありながら新しい防具に目が行く、それだけで「本気」さが伝わってくる。なんだか仲間が増えたようで嬉しい。で、本日のS谷さん、人が変わったように気の入ったいい動きをされる。剣道とはかくも気持ちのウエイトが大きいものかと改めて実感。


日本から戻られたM黒先生との稽古。一本も心を打てず終了。

2011年7月5日火曜日

7/5 パクボノ朝稽古

いつもより遅い目覚め。慌て気味に支度をする。それが稽古に現れた。

S村先生、T原さんとの稽古。切り返し、打ち込みメインのコッテリ系の稽古。3人稽古のため途中休憩入るも、かなり息が上がる。

地稽古。懸待のバランスがぶれている。無駄につっかかりすぎ。捨てる機会、我慢、引き出す。

2011年7月4日月曜日

7/3 JJS

子供たちの稽古。うちの姉妹とK形家姉弟の四名だけでの稽古となったが、これが結構面倒。三回に一回それぞれ身内同士の稽古にならざるを得ず、必ず両組で内紛が始まる。それはさておき、K形家の姉(小6)が非常に上手になった。この子は特に稽古嫌いのようでやる気はさほど見せないが、器用なのか成長著しい。ほんとはライバルみたいなのが居て、勝ったり負けたりする楽しみが出来ればもっと良いんだろうが。一方、うちの長女(小4)が今更面を付けるのにとんでもなく手間を食い、皆に大迷惑をかける。その場でキレるのはやめ、淡々と家に帰って面付け練習の刑20回を課した。嫌々ながらも20回も続けて付けたり外したりすれば、いつもまにか効率よく付けれるようになって来た。

稽古直後、メールにてK島さんよりご結婚の報告。お相手は、スラバヤ剣士のNoor。驚いた。剣道を通じての縁、素晴らしい。おめでとうございます。

2011年7月1日金曜日

7/1 パビリオン

ご息女誕生@日本から戻ってきたT原さんのお誘いもあり、S村先生不在ながらパビリオンでの朝稽古。早速お嬢さんのフォトをみせてもらう。とても愛らしい。忘れ物しても動じない感じの顔立ちだった。

稽古はT原さん、マーセル、ユディ、もみトニー、ヘレンが集合。実力にバラエティ感のあるメンバー。どのレベルに稽古の照準を合わせるか。困ったときは切り返しということで、自分のためにも多くの切り返しを課す。その後打ち込み。これだけで十分時間を消費。

もみトニーに新防具。ほんとに情熱ある者は借りた防具じゃ満足できないということだろう。エライっ。

T原さんとじっくり目の5分地稽古。攻め切って捨てて面。を心がける。

2011年6月27日月曜日

6/26 JJS

園児・小学生全員集合。

今日は園児も交えて全員でちょっと変わった稽古。基本に立ち返り防具は付けずに足裁き、というかそれに繋がるステップ。日頃なかなか上手くいかない手足の一致のためではあるが、もう一つのテーマは楽しく。同じことを根気よく稽古することはもちろん大事だが、相手は子供。楽しく上達できるにこしたことはない。指導者も知恵を絞らねば。先日行った試合稽古もそうだが、緩急付けていこうと思う。

で、本日の結果。手足の一致には程遠しであるが、第二のテーマ達成。子供たち曰く、楽しかったらしい。

地稽古の終わりに、ちょっと楽した子供たち集めて四段以上の先生方元立ちにて懸かり稽古。続いてインドネシアメンバーも懸かり稽古。その後四段以上で地稽古。T村さん、I田先生、K形さんと。

2011年6月24日金曜日

6/24朝稽古 パビリオン

S村道場にて、ユディ、ネグラ、ヘレン。

ユディがだいぶ良い打ちになってきた。S村先生の面打ちを真似しようとしているようで、その片鱗というかほんの僅かだが見えてきた。ただ、個人的な技術は上達しつつも、これがまだ対人的なものに発展していない。次の大きな課題のようだ。

ネグラの手首だけでこね回すクニャクニャ剣道をなんとか矯正できないものか。肩で振る大きな面技を打たせる。

ヘレンは未だ一年足らずで目を見張る上達。ただ、これからはユディ同様、対人スキルを磨いて欲しい。

最後にS村先生と5分の稽古。・・・のつもりが延長して8分くらい。打ち急ぎの無駄打ちを少なくしたい。攻め切って捨てる。でも近くなりすぎる前に。

2011年6月23日木曜日

6/22 サリパン

K西先生、スルヤディ、ハンジャヤ、パウルス。水曜、少数バージョン。

多くの方との稽古が見込めないこともあり、皆で基本打ちの稽古。最近すっかり良くなったとはいえまだまだスルヤディの剣体不一致は気になる。こういう少数の稽古だからこそじっくりアドバイス。

K西先生とは時間をかけて稽古をお願いできた。火曜の朝稽古、日曜の四段以上の廻り稽古など、最近二分に区切っての稽古が多い中、15分?程度の長稽古。

2011年6月21日火曜日

6/21 パクボノ

今朝未明に日本にいるT原さんよりメッセージ。ご息女誕生!!おめでとうございます。

S村先生、S松さんとの朝稽古。

小手に対する応じ技。小手すりあげ面に特化。出来るだけ相手の技を引きつけて、且つ竹刀・手元の振れ幅を最小にするよう意識。S松さんの鋭い小手に4本中3本も打ち込まれてしまう。もうちょっと研究・稽古が必要。

地稽古ではS村先生提案により審判つきの一本勝負。S松さんに素晴らしい出小手貰ったが、S村先生にお願いした稽古も含め、意識的とは言え前に比べて面に捨てれるようになったことは収穫であった。

2011年6月20日月曜日

6/19 JJS

来月のイベントでK形さんと模擬刀による形の演武を行うことになり、稽古前に合わせる。全体の流れはOK。あとはせっかく観てもらうので中身を洗練していこう。

うちの娘含めて、子供たちは昨日運動会だったため殆どお休み。シニアと一緒に基本打ちの稽古。一拍子の面打ちをトライ。

2011年6月17日金曜日

6/17 パビリオン

S村先生、マーセル、トニー、スルヤディ、ユディ、スノア(今晩スペインに帰るらしい)、もみトニー。

金曜朝稽古は久々でしたが、すっかりS村道場として確立された雰囲気。S村先生指導による、インドネシアの剣キチたちの朝稽古。彼らにとって基本を見直す良い機会となっているようだ。

どうもリーダークラスのトニー、マーセル(両四段)は稽古してても元気ない。こちらもこのクラスになると自分の稽古も含めて手を緩めずしっかり気を入れていくこともあるが、あまりにボコボコである。余計なこと考えずに真正面から向かってくるのは評価できるが、もう少しがむしゃらに一本奪いにくる負けず嫌いさが欲しいところだ。まるっきり諦めているような。

むしろスルヤディ(初段)、もみトニー(無段)のほうが、壁の大きさを知らないからか?何かしてやろうという企みがある。この前、未だ基本打ちもままならないもみトニーに初太刀にて本気で小手抜き面を食らって(最初から狙っていたようである)、しかも結構な「どや顔」をされたときには、思わずその後、彼の手が落ちるほどの小手を打ち込んでしまいました・・・。我ながらなんと大人気なかったかと反省。そう、自分の反省もさることながら、こんな上の先生をカリカリくさせるくらいの気迫が欲しい。

こちらも何とか引っ張り上げる稽古を研究しよう。

2011年6月16日木曜日

6/15 サリパン

河西先生、T原さん、アーウィン、スルヤディ、ハンジャヤ、もみトニー。

今日、気になることが起こった。スルヤディとハンジャヤが稽古しているのを見ていたら、スルヤディが相手が面を打ってくるのに対し所謂「迎え突き」。手を伸ばし、完全に突きの状態。これは危険すぎる。


研究熱心なスルヤディのことだから、私も含めて高段の先生方の姿を真似しているのだろう。心がけは素晴らしい。真似する人間は実に良く伸びる。ただ、こればかりは下手な真似では大変危険なので稽古後に注意を施した。やるべからずでなく、そのやり方・その難しさをアドバイス。


剣道の審判規則にも明文化されているとおり、剣先が相手の上体前面に充実した気勢・姿勢を伴って付いている状態では打たれても一本としない。真剣であれば打ってくるほうは胸ないし喉を突き抜かれている。理の通った規則である。確かに「迎え突き」には賛否あるが、剣道の本質から言って避けて通れない決め事だと思う。


ただ、そこにはもちろん礼儀ありき。


相手の勢いを殺す程度に、竹刀を”置く” 。剣先の威力をしっかり伝え、相手の勢いを抑えつつも、危険の一歩手前で緩める、極めて高度な技だと思っている。かくいう私も、気持ちが入りすぎて相手に少々危険な目に合わせることもある・・・反省。相手との間の見切りも非常に大切かと。スルヤディの行為を見て勉強させられました。

2011年6月14日火曜日

6/14 パクボノ

日曜のJJSでの稽古後、K西先生、T原さん、アーウィン、マーセルらと共に、スペインからの出張で来ているスノアさん(女性)も交えてランチ。その席で火曜日も朝稽古やっている話題になったら彼女が飛びついてきた。火曜の朝稽古は金曜のそれよりも高段者仕様ではあるが、来るものは拒むはずもなく、場所・時間等々稽古に至るまでの要領を教える。

というわけで本日の参加者、ほんとに来たスノア、私、S村先生、T原さん(着順)。二着の私がリード(先週の勢いはどこへ?のT原さん慌てて面を付ける)。驚いたのは彼女が最後までしっかりついてきた事。確かに最も激しい時のメニューに比べると若干手加減したものの、アベレージメニューの40分。しかも4人休み無しでのハイテンポでの回転。そして稽古後には爽やかに「See you "TOMORROW"」。

頭が下がります。

2011年6月13日月曜日

6/13 JJS

K形家休業につき子供たちは4人。先週やった試合稽古しないの?という次女からの懇願を断ち切ってノーマル稽古。裏を返せば楽しかった(楽だった?)ということか。今日のテーマ。先週の試合稽古を機に色んな技を試そう。といっても、いつも切り返しと面打ちばかりのところに小手・胴・小手面を少々多めに実施した程度。期待よりいい動きだった。

最後の先生方との廻り稽古。T村さん、T原さん、S村先生、K島さんと。T原さんとK西先生によるS村先生一番争奪戦にT原さん勝利。S村先生にお願いした際、捨てた技を出したつもりが先生の中心は外せず。どうしても中に入りすぎているような気がし、現在「捨てる時」につき研究中。

2011年6月9日木曜日

6/9 サリパン

水曜日の参加者の波にまた驚く。先週とは打って変わってM黒先生、K西先生、T原さん、H草さん、トニー、スルヤディ、アーウィン、パウルス、ユディ、もみトニー、スペインからスノア。全員と交え、熱い楽しい稽古となった。

H草さん(25)と稽古を初めてお願いしたが、遠くから伸びある面が飛んでくる。打ち間の違いに戸惑った。こういう若々しいタイプの剣道に対し如何に対峙するかも非常に面白い。どしどし稽古に来ていただきたい。

2011年6月7日火曜日

6/7 パクボノ

S村先生、S松さん、T原さん。

最後の稽古かと思っていたT屋さん、残念ながら所用で不参加。これが現在のフルメンバー。朝稽古会、新規メンバー募集中(K井先生?)。

本日から、一番に到着の者が指揮をとり、好きな稽古を出来るとのルールになったらしい。早速下馬評覆すT原さんが一番乗り。タフな稽古内容でした。

話は変わりますが、先日会社のM先輩が八段合格。その二次審査のビデオを入手。奇しくもS村先生が次の組だったようでその先輩の立会いが抜群だったとの評。その群を抜く立会いとやらをどうしても観たくて早速会社の先輩に連絡、ちゃんと映像は存在、そしてついに届きました(T井先輩、K宮先輩ありがとうございました)。

感動しました。日頃私なりに”理想”として描いていることが完全にリアライズされている・・・ような。初太刀への魂、攻め抜く、捨て身、気の縁、仕掛けと応じのバランス、我上位なりのオーラなどなどなど。結果完全にお相手を遣い切っている。さすが満票。私のしょーもない評をごたごたここに書いても仕方なので、皆さん実際に観てみることお勧めします。ご本人の承諾が無いのでネット掲載は避けます。ジャカルタ剣友会の皆さん、希望者は連絡ください。

2011年6月6日月曜日

6/5 JJS

ちびっ子全員集合(6名)。

いつものように切り返しから淡々と始めるが、その切り返しの最後に何も言わずに姿を消し、赤白一セットの審判旗を取って再び現れる。子供たちも、「えっ何々?」「もしかして試合?」とヒソヒソ話。抜群の反応である。皆わくわく目を輝かせている中、試合開始。驚いたこと一つ目。全体の礼式、個々の礼式等々の所作が口うるさく言わずとも出来ている。日頃大人の練習試合をさんざん見学してきただけのことはある。驚いたこと二つ目。日頃フニャフニャやってる感の強いT志が、試合開始早々、どこぞの高段者バリに「いやーー」の大発声。T志だけでなく、皆気合入っていた。もちろん気持ちとは裏腹に内容はといえば、まだまだどこで旗を挙げていいのやらわからぬ泥試合。よかよか。期待するところは今日の内容ではなく、次の稽古。今日初めて味わった嬉しさなり悔しさを次回から稽古に何らかの形で示してくれれば。ここ最近、「必死になっているのは指導者だけ?」の壁あり。内から出てくる子供たちのやる気を少しでも高めてあげたいと悩みながらの試行錯誤。

地稽古。またこいつらか、のスルヤディ&ハンジャヤがかかってくる。前半、気を入れて地稽古。後半懸かり稽古。彼らにとってはつらい稽古のはず。期待されている者だけの特別メニュー。承知の上で毎回のように懸かってくるところがかわいい。


最後の四段以上の地稽古では、S松さんに対し、どうしても捨てきれず躊躇。目のいいS松さんに見切られるのを恐れて打ち切れない。反省。

6/4 サリパン

K西先生、T屋さん、K林さん、A波さん、スルヤディ、ハンジャヤ、もみトニー。

午前中の娘のイベントが早く終わり、1時半にはサリパンに到着。既にK西先生ウォーミングアップしているではないか。直後T屋さんも時間前に到着。三人そろったところで、時間前から基本稽古を開始。

K西先生との一回目の稽古。よくある”あーしてやろう、こーしてやろう”の雑念。結果、気のまとまりに欠け、集中力なく肝心の剣先に力が入っていなかった。いい所無く終了。皆さんとの稽古を一通り終えた後、最後にもう一度お願いする。気持ちを出来るだけ空にして集中して向かう。いい技が出た。実に顕著に現れる。K西先生ありがとうございました。お陰で目が覚めました。

K林さん改造開始。

2011年6月3日金曜日

6/1 サリパン

昨日の朝稽古はカリマンタンへの出張が入り参加できず。よって本日の稽古は何としてでも参加との思いから、必死で仕事を処理しなんとか20時に会社を抜け出す。しかし着いてみると、ハンジャヤ、もみ上げトニー、ルディだけ・・・。しかも初心者率66%。

水曜の参加者って結構波がある。と、ほんの少しの落胆を隠しつつ、彼らと基本打ちの廻り稽古。火曜の朝稽古ばりのメニューに都度アドバイスを加えつつ。途中でS谷さん登場。一緒に入っていただく。結果、予想以上に自分の稽古もできた。よしよし。

2011年5月30日月曜日

5/28 求道館

M黒先生のお弟子さんでらっしゃる神奈川の栗林先生(七段)がいらっしゃることとなり、M黒先生の求道館にて稽古会を開催した。ジャカルタからS村先生、I田先生、K林さん、T原さん、S谷さん。

ジャカルタのみならずヨリスさんはじめバンドンからも集まり大いに賑わった。まず、五段以上の先生方が元立ちでみっちり稽古したあと、その先生方同士での稽古。計2時間。昼食を取った後、希望者だけで13時30分から2回戦。2回戦はM黒先生、栗林先生、T原さんとバンドンの剣士で道場をややゆったりとつかって約一時間。栗林先生とも2度お願いできとても楽しかった。

いつも大渋滞が予想されるプンチャック。本日土曜日、プンチャックに向け6時出発8時着、9時前から稽古。帰りは15時発の17時過ぎ着。

行きは、7時に出発されたK林さんは渋滞に巻き込まれた。やっぱり出発は6時にでると2時間で到着するが7時になると読めないようだ。帰りについては午前で帰られた方々も我々とあまり変わらない16時以降の到着になったようで、たまたま往復ともいい時間を選んだ。どうやら15時から17時の間、プンチャックの道がジャカルタ行きへの一方通行になるとのこと。

2011年5月26日木曜日

5/24 パクボノ朝稽古

朝からうれしいフルメンバー。S村先生、S松さん、T屋さん、T原さん。

残り僅かのT屋さんには稽古後、朝稽古メンバー代表としてS村先生より「ジャカルタ朝稽古認定証」授与。

TT大様 貴兄は月曜日夜の一切のお誘いを断り、毎週火曜日の朝稽古に参加した二年一ヶ月の剣道に対する熱い気持ちは大いに評価するものである。帰国後もその真摯な気持ちを持ち続け、いつの日か、再び交剣知愛の日にお互い厳しい稽古が出来るように頑張ることを期待する。」

六段や七段の証書と違って対外的に自慢できるものではありませんが、非常に価値ある証書だと思います。小学生時代、年度末に行われた学年ごとのチャンピオン戦。各学年の優勝トロフィーよりその年度の皆勤賞のトロフィーが桁違いに大きかったのを思い出す。大人たちは継続することの大切さ・難しさを知っていたんだなー。

2011年5月23日月曜日

5/22 T屋さん送別稽古

子供たちの稽古では、うちの娘二人が姉妹での対戦の度に小競り合いの喧嘩。こちらの注意にも言い訳で返しやがるので大声で怒鳴り散らす。親が教える壁である。新しい指導者募集中。

さて、気を取り直してT屋さん送別稽古。総勢39人。前半インドネシア勢に対しては切れよくスピーディーに始末していた感あり。日頃の稽古見ていてある程度期待していたが、さすがの気力・体力である。36番目の私の番でもまだまだ疲れを見せない立会いだった。有難迷惑だろうが、結果2分間目一杯使った。ビデオで観たが、実際にはお互い四振り程度。気力のほうを多少消耗させさせたか。

夜の壮行会は、インドネシア剣士も数多く参加し、残した功績をうかがい知る盛大な会となった。

個人的にはその会でM黒先生に貴重なアドバイスを頂く。「残心」につき。 大きな課題。

5/21 サリパン

土曜は久々の参加。M黒先生、K林さんと三人で稽古。

M黒先生に諸手突き行ったら直後に返しの突き。その辺りから先生の気が更に強くなった気がした。負けないように攻め返す。

久々のK林さんとの稽古。無理して合わせないことを心がける。

2011年5月19日木曜日

5/18サリパン稽古

稽古日誌があいてしまった。

5/11サリパンはM黒先生、K西先生、T原さん、S谷さん、トニー、トニー、スルヤディ、ハンジャヤ
5/15JJSは、次女三女が他行事により欠席、長女だけを連れて稽古へ。
5/17パクボノ。S村先生監督の下、T原さんとマンツーマンでガッツリ。インドネシアは休日のため時間を気にせず形の稽古もお願いする。


で本日の稽古@サリパン。M黒先生、K西先生、T原さん、スルヤディ、ハンジャヤ、ルディ。おっと、メンバーは殆ど先週の水曜のコピー。

K西先生には、攻める-->相手動じず-->迷う-->乗られるという気持ちのいいところを頂く。スルヤディハンジャヤには地稽古その後なし崩し的に懸かり稽古。彼らは頭でよく考えながらじっくり基本技、打ち込みはやっているが、体が反応するがままにドンドン懸かっていく稽古が足りんなと思う。こういった稽古で技を体で覚えて欲しい。次のステップへ。

M黒先生にある部分が良くなったと言われた。段位上というべきかか特にここジャカルタの限られた世界では、日頃誰も細かいこと教えてくれない。自分でなんとか探してそれが変わった時、ポツリとその方向で正しいよと教えてくれる。そんな貴重な指南と身に染みる。

2011年5月10日火曜日

5/10 朝稽古

S村先生、T原さんとの朝稽古。

S村先生は足を痛められるも、一人稽古兼稽古見学とのことでご参加。T原さんの到着が遅れたため、素振りを黙々と繰り返されるS村先生の横でわたしも一人稽古。素振り、すり足、面の打ち込み、面の追い込み、切り返しを25分程度行う。一人稽古がこんなにきついとは。相手の番を待つ必要がないので続けて行うと非常に苦しい。

T原さん、諦めずに来場。集中して15分弱の稽古。

5/8 オールインドネシアトーナメント

昇級昇段審査に続き、今年もインドネシア各地から剣士が集まり、トーナメントが開催された。

女子の部の審判を担当したが、フィフィの良さが際立った。あんな鋭い小手いつの間に覚えたのだろうか。体の運用が非常に良くなっている。

有段の部では、スラバヤ選手が揃って優勝・準優勝。素晴らしい。両者とも個性的な剣風ではあるが、勝負に対する執念、戦略等々学ばせたいところである。一方でそれと比較するとジャカルタ剣士は正統派という印象。やはり高段者の先生に揉まれ否応にも真似するうちに中心で攻め合ういい剣道になっている。これはこれで評価できる。とはいえ、ジャカルタ敗者たちからはスラバヤ剣士に対し「やりにくい」といった類のいろんな言い訳が聞き漏れた。が、本来は理にかなった正統派が最も強いはず。方向は全く間違っていませんので更に稽古に励みましょう。

最後に、昇段昇級審査含めこのイベントsを最後としてまとめていただいたT屋さんありがとうございました。いつもながら滞りなく終了することができました。一方でJKAメンバーの自主的な動きも非常に良かった。

2011年5月9日月曜日

5/7 昇段・昇級審査

スラバヤ、ジョグジャカルタ、マラン、バンドゥンの各地から剣士が集まり昇級・昇段審査。

ジャカルタの子供たちも昇級審査。先週のリハーサルで既に分かっていたことだが、全員揃って前回受審から格段に良くなっている。振りの鋭さ、手足のバランス。本日の評価はもちろん、いつもの頑張り、学年、これまでの稽古年数を考慮しつつ級を付与。特にM黒先生がとても評価してくれた。自分の門下生なのでこの部門は口を控えつつも、瞬間のスキルだけを観られて日頃の各人の頑張りが無視されるようなら口を出そうとも思っていた。ところが逆にM黒先生のちょっとアグレッシブすぎと思われる評価もあり・・・。

三級、二級の防具組みは、不合格(級のアップを見送られる)者が何人も出た。一級をもらうとなれば初段が見えてくる。そのレベルには程遠いという観点で見送った。その中には、日頃稽古に来ず審査だけ受けに来ている者が数人。けしからん。

2011年5月5日木曜日

5/4 サリパン

M黒先生、K井先生、K西先生、T屋さん、T原さん、K形さん、S谷さん、マーセル、トニー、スルヤディ、ハンジャヤ、もみ上げをきれいにそり落としたトニー、バンドンにいた娘

先週と比べるとなんとも贅沢な参加者。仕事が片付かず遅れての到着となったが、無理してでも向かった甲斐があった。

K西先生とはかなり長時間の稽古。最初、あーしてやろう、こーしてやろうと自分勝手な決め打ちが多かった。中盤我に返って相手を感じることに専念。

駒駒、土土、それにマーセル、トニーを加えて第二道場。

2011年5月3日火曜日

5/3 パクボノ

T屋さんとガチンコ稽古。

T屋さんも疲れた顔一つも見せないので、息をつく間もないくらいスピーディーなテンポで基本技を進める。最後の地稽古では前半かなり攻めあぐむ、というか押され気味。後半こちらに一本出たところで相手の構えに変化が。ちょっと力が入ってきたか。こういった兆しも敏感に感じ取ると面白い。

2011年5月2日月曜日

5/2 JJS

子供たちへ指導。来週は昇級試験。というわけで稽古の最初からそのための特別レッスンをしようかどうか迷ったが、彼らにとって一週間に一度の貴重な稽古。基本稽古は基本稽古でみっちりいつもの通りやることに決めた。今日は鍔迫り合いそしてそこからの引き技を加えた。そして地稽古の時間となり、昇級審査の特別レッスン。内容は・・・・。来週の結果、乞うご期待。

さて、本日は八段昇段審査一日目。

会社の先輩が見事八段昇段された。私が実業団の大会に東京本社チームで出場していた頃、大将を努められていた方。民間企業人の40歳台での合格。偉業である。

一方、広島から合格された方は、私の大学の先輩だった。残念ながら在学中に接触がなかったが、我が大学からは初の八段らしい。

S村先生は非常に残念ながら二次審査で散ったそうだ。厳しい一次審査(通過率10%?)通過しただけでもすごい!と思ってしまうが、ご本人の心中いかほどか。

先日帰国されたS戸先生も六段昇段されたそうだ。おめでとうございます。

2011年4月30日土曜日

ニュース in ブログ

知る人は知っていると思いますが、当ブログに「剣道」で引っかかってくるニュースを貼り付けています。

これが役に立った。しかも泣けた。

期間限定で「月間剣道日本5月号」を無料配信-スキージャーナル。 という見出し。


剣道誌は、日本にいる親父からわざわざ送ってもっらていることもあり、最近は剣道時代だけ。というわけで実にありがたい。どうやら震災の影響で東日本のエリア一部に配送できないことからの配慮らしい。東日本のエリア一部に住んでいるわけではないが、ご好意に甘えて無料購読させていただいた。
http://www.skijournal.co.jp/free/kn1105/

その中に、椎名先生の「自衛官の武士道/P64」。そこに「13秒のベイルアウト」なるエピソードが書いてあった。紹介されるがままにネットでも検索。
http://www.youtube.com/watch?v=-d8jpsOTxVU

崇高な犠牲的精神。武士道精神。日本人に生まれてよかったと思えるいい話だった。

2011年4月28日木曜日

4/27 サリパン

M黒先生、K島さん、パウルス、ハンジャヤ、もみ上げトニー、ニネ(ネネ?ネニ?)

まず最初にM黒先生にしっかり稽古を頂く。課題はその後の稽古。このメンバー(K島さん除)相手に指導だけでなく如何に自分なりに負荷をかけるか。というわけでお互いに切り返し、基本打ちをしっかり確認しながらやった上でその後地稽古。地稽古でもパウルスとは最後に互いの懸かり稽古。

2011年4月25日月曜日

4/24 JJS

子供6人勢ぞろい。

切り返し、面の打ち込みの後は、今週も前後にリズムをとって1,2,3ハイッの出ばな面、抜き胴、出小手。どうも最近、最後の先生方との稽古でやたら抜き胴ばかり多用する者がいるとの噂を耳にした。はいそうです、この稽古のせいです・・・・。長い目で見ていただければ幸甚です。

最後は今週も4段以上で2分の地稽古の廻り稽古。S村先生にまずお願いして計7名と。これだけやればどうしても後半同じ相手との組み合わせになってゴチャゴチャっとなってしまうので、次回から左端上座固定(休みなしケース)で行きましょう。細かい話ですが。

4/23 サリパン

久々の土曜サリパンへの出席。

M黒先生、K西先生、T屋さん、K島さん、マーセル、ハンジャヤ、ユディ、もみ上げトニーとの稽古。

M黒先生から懸待のバランスが良くなったきたと言われた。「懸」に偏りすぎの時期、「待」に走りすぎの時期、いつも悩みながら行ったり来たりを繰り返している。先は長いが、これからも懸待一致目指して行ったり来たりの振れ幅を少なくしていこう。

太めのもみ上げトニーが最近良く頑張っている。決して器用では無い。というかとても不器用だ。打ち込みさせるに、面体当たりで終わってしまうのでので、引き面を打て指示すると、掛け声まで「ひきめーん!!」・・・・・。それでも注意をすると必ず「はい、せんせい!」と返事がいい。愛すべき剣人の一人だ。少しでも上達のきっかけをつかんで欲しい。

2011年4月21日木曜日

4/20 サリパン

M黒先生、S村先生、T屋さん、T原さん、マーセル、トニー、パウルス、スルヤディ、ハンジャヤ、パンドゥ、トニー2、ディオラ。

先々週に引き続き、芋を洗うかのような大人数。大変喜ばしいことだが、サリパンに13名は確かに物理的に多い。それと、最初から元にたつと次から次へと切れ目無くインドネシア剣士が懸かってくるので先生方との稽古が後回しになってしまう。元気なうちに先生にお願いすべく、今日はまず一番にM黒先生に、そしてすぐS村先生にお願いしてから元に立つ。

最後の11人目か12人目にT屋さん、T原さんとお願いした。お二人とも左手の収まりよく、攻め甲斐があった。いい稽古でした。

2011年4月19日火曜日

4/19 パクボノ

S村先生、T屋さんと。

3人での回り稽古のため時間押し気味。切り返し、打ち込みだけは省くことなくしっかりと行う。この朝稽古は自分にとって基本確認の大切な時間。

2011年4月18日月曜日

4/18 JJS

中学生になったSおんが久々に参加。ちょっと見ないうちに大きくなってる気が。。。んっ、そんだけ見ていないってこと?それでも依然小さめの体格につきそのままジュニアチームで頑張ってもらうことにした。Aしが休んで勢ぞろいならず。

出だしの切り返しから、みなの動きがよかった。明らかに工夫・向上の意思が見られる。いいぞいいぞと褒めたおした。今日は出ばな面、抜き胴の導入。お互い前後移動をしながら、1・2・3で飛び込む。そこでうちの長女だけ胴打たれるのが怖くて面に飛べない・・・。なんだか言い訳している。残念ながらここで褒めモード終了、大声で「おらー、¥&£◎☆※!!」。他の子だったら違うアプローチあるのだろうが、親子指導は難しい。期待しすぎないことが肝要、と反省。

地稽古中、並んでいた園児Oさむがフェードアウトしそうになったのは微笑ましかった。そんなに怖くないからと呼び戻した。たしかに今日はある剣士が下がってばかりで、Oさむの近くで竹刀を振り回すので身の危険を感じたのだろう。

最後に四段以上で廻り稽古。K西先生、S村先生、T屋さん、マーセル、Tじさん5名と連続の地稽古。指導にかかりっきりの先生方の自身の稽古を締めくくることも目的。それ以上に、皆の見ている前で見本となるべくとの思いが功奏してか、最後へとへとの状況でも集中力をキープして立ち会ういい稽古になっているように感じる。あの酷暑の中、しんどいですが。

2011年4月14日木曜日

4/13 サリパン

先週からサリパンでの稽古復活。新しい床の状態は個人的には前より良くなった感あり。もちろんパクボノの床ような満足できるものではないが。ただ多少なりともラバーが挿入されていることが実感できる。なんせ、前の床では一時間強稽古続けると一発で頚椎痛めてしまっていましたから。一方、今回は先週水曜、本日とも、しっかりやって今のところ頚椎健全。

M黒先生、S村先生、T屋さん、出張で来られたTじさん、マーセル、アーウィン、ハンジャヤ、パウルス、スノア。

T屋さんが実に良かった。堂々としていた。相手から打ちたい打たれたくないの色が消えるとこちらに迷いが出る。いい稽古ができた。一時悪い状態もあったが、気持ちの持ちようでここまで変わる剣道ってほんとに深い。

M黒先生、Tじさんに担ぎ小手が決まった。イメージはこんな感じ。あくまでイメージ。 
http://www.youtube.com/watch?v=7Fsktv8uyec&feature=player_embedded
国士舘の氏家先生 vs 鳥取の山中先生。決まった担ぎ小手もさることながら、攻めとは如何にあるべきかのヒントを与えてくれる私のお宝ムービーの一つ。 恐らくマニアの中では有名なシーン。

2011年4月12日火曜日

4/13 パクボノ朝稽古

S村先生との朝稽古。腹にしっかり力を入れ上半身の力を抜いて切り返し。充実した稽古ができました。

2011年4月11日月曜日

4/10 JJS

先週、先々週に初参加のS谷さん、S橋さんに続き、本日からH草さんが参加。ジャカルタ剣友会は相変わらず出入りが激しい。

小学生はうちの二人とM美、Aしの4名。切り返しの際、特に後退時に手足がどうしても合わないので特訓。でもなかなか治らず。気長にじっくり。地稽古やらせるも、防具無いところ打たれてビービー泣きわめく者あり、まだまだ形にならず・・・。6年生になる本日の最年長M美はさすが動きがシャープになってきた。

2011年4月5日火曜日

4/5 パクボノ稽古

本日かみさんと三女の誕生日。おめでとう!!

S村先生、T原さんとの朝稽古。

T原さんのリード。最近誰がリードしても妥協の無いタフな稽古内容である。先日のS松さんリードの際にも感じた。本日も3往復の切り返し含め打ち込み、懸かり稽古と充実した内容。

時間オーバーとなるが地稽古に突入。S村先生とT原さんの稽古を拝見していて、気持ちの上で優劣の差が大きかったと感じた。自分もよく反省するパターンだ。攻め負けてポコポコっと連続して打たれる。有効打突の数において劣勢を覆そうと、打つこと、もう打たれたくないことばかり意識して、攻めそこそこに色気満々で打ちに出る、或いは手元が浮く。待ってましたと料理される。ハマるパターン。7:3、6:4で劣勢の気持ちの状態を攻め返して相手のペースを崩してまず五分五分にもっていく。そのプロセスを安易にスキップするべからず、と最近自分に言い聞かせている。そのためには、自分の置かれている状態、相手との精神的な優劣を客観的に冷静に判断することが重要、と書きながら思った。



言わずもがなと思いましたが念のため。S村先生優勢、T原さん劣勢です・・・・。

2011年3月31日木曜日

3/30 パクボノ稽古

A野先生の後任、S谷さん初参加。S村先生、T屋さんと。

今一つ胆に力が入らない。発声にも現れていた。

S村先生に左手小指半がけについての注意をもらう。一年ほど前だったか、それまでむしろ柄頭が出ていた構えから、半がけを意識するようにした。最初は力が入らなかった。半がけにし、左小指に意識を集中するようになって臍と左の一体感が感じられるようになった。半がけした小指の締まり具合が左の一体化のバロメーターにもなっている。むしろ今日の稽古なんかは緩んでいたのかもしれない。

2011年3月29日火曜日

3/26 S戸先生送別稽古

本日はS戸先生の送別稽古。

恒例の送別稽古を考慮して基本稽古時間も短め。2週間ぶりとなる子供たちとの稽古もやりたいことはいっぱいあったが、時間切れ。これまでの稽古をおさらいしたところで終了。最近、防具着用後発部隊である男子の成長著しい。先発隊でもある女子3人、特にのうちの娘はすっかり悪癖身に付き現在矯正中。

S戸先生との送別稽古。S戸先生ワールドに皆が引きこまれる。私も、どうやって気を合わせようかと思っていたらいつも間にか一本頂いた。最後はM黒先生の上段からの面で引き締まった。相手の心をを操った感があり感動した。序盤の鋭い小手で牽制、最後は相手に迷いが出て手が固まったところを満を持して面。それにしても初段以上の総勢27名との試合稽古、大変お疲れ様でした。

最後の地稽古。S村先生の初心者指導の教え子たち3人が続々とかかってくる。マーセルの彼女ヘレンも。ちびっこ達への指導さながら、限界近くまでしごいた。かなり応えたと思う。数多くの初心者脱落の中で、さすがここまで残った精鋭たち。 根性有り。ここでもまた感動。

2011年3月28日月曜日

ジャカルタ新聞掲載


昨年に引き続き、T原さん原稿が何の編集もされずにそのまま掲載。文才ありますねー。原稿の作成から掲載の手続きまでほんとにありがとうございました。お陰で、非常に限られた界隈ですが自慢のネタとなりました。

そういえばT原さんが一番堂々と大きく写っていますね。あの位置取りがポイントか?と思い昨年の掲載を見直したら同じポジショニングで堂々と写っていました。 やっぱり。
http://concorde-jakartalife.blogspot.com/2010/03/in.html

来年はこのポジション頂こう。

2011年3月23日水曜日

第11回 香港アジアオープン剣道大会

4年目4回目の出場にして悲願の優勝!!

ジャカルタ剣友会一丸となって試合稽古を始め事前準備をしてきた賜物。それだけに喜びも大きい。どなたかのお祝いメールに書いてあったが、手前味噌ながら、アジアの全体を見てもジャカルタは実に強力な層の厚い指導陣であることを立証した。

予選リーグは二試合、中国本土の二軍、三軍チーム。次鋒S松さんの相手が二試合とも棄権という珍事発生。決勝トーナメントに上がれなければ、S松さんが無試合でジャカルタに戻る羽目に。まずい。と力む必要もなく、結果は無難に勝ち上がりS松さんもひと安心。

準決勝のタイ戦、決勝の香港戦はチームワーク良く、繋いで繋いで勝ちをもぎ取った。無理をするとこしないとこ。各自がポジション・状況・調子をよく理解し、大将まで持っていく。団体戦のあるべき姿が発揮できたと思う。


個人的な試合内容としては、これまでの試合稽古の成果を発揮できたと思う。打ち気ばかりに逸らず、力を抜いて相手を引き出す。結果としては小手技が非常に多かった。全13本中10本が小手だったと思う。小手に頼りすぎ?今の自分の姿としてこれが何を表しているのかは別途これからの稽古で考えていこう。

Bチーム(ハンジャヤ、マーセル、アーウイン、スルヤディ、ユディ)も決勝トーナメントに勝ち上がりベスト16となった。各自大きな自信に繋がったと思う。

さて話は前日の稽古に戻る。四回目の香港となればお願いしたい先生もあらかたマーク済み。特に香港の岸川先生に今年も気合いを入れてお願いした。翌日の試合のことなど忘れて、数え切れない先生方、若手と稽古した。

最後に、昇段審査。自分の到着前に既に終わっていたが、マーセル四段、ユディ二段、スルヤディ初段、ハンジャヤ初段、アーウィンは次回頑張れ、というなかなかの好結果だったかと思う。 インドネシア人二人目の四段、不器用だけど頑張り屋の二段誕生は特にホッとした。


T原さんが苦労して揃えたお土産が、空港からホテルに移動中、半明きのトランクから路上に落ちたときには暗雲立ち込めたが、終わってみれば大成功の香港大会だった。



2011年3月15日火曜日

3/15 パクボノ

S村先生、T原さん、Yudiと朝稽古。

基本稽古後、試合稽古をS村先生、T原さんと。先週水曜同様、いい感じで力が抜けていたためか良く相手が見えた。この調子でいこう。ただ、T原さんとの試合では、機会を作るところまでは良かったが何度も打ち損じた。不正確さを反省。いや、実は全て寸前で見切られていたか?恐るべし。加えて、いい小手すりあげ面いただきました。あの場面は完全に相手に遣われたかな。

頑張っているYudiには何とか合格して欲しいものだ。

2011年3月14日月曜日

3/14 JJS

東日本大震災、皆様及びご家族の皆様のご無事をお祈り申し上げます。

稽古は被災地に対する黙祷から開始。

日本は大変なことになっているがジャカルタの子供たちは元気。今日も小学生も6人全員勢ぞろい。

先週来、T志のやる気が素晴らしい。声が良く出る。他の面々にもしっかり声を出させた。動きがよくなった。それにしても皆、着々と上手くなっている。やる気なさそうに(一部・・・)見えても、同じこと何度もやらされているうち、多少なりとも工夫しているのだろう、どんどん良くなっている。追い込みの面打ちがいい例だ。

終盤、「面体当たり引き面、面体当たり引き胴、面で抜ける」の約束稽古をやらせようとしたとき、Aしが寄ってくる。今日も張り切りすぎて体力使い果たしたか?と身構えるも、「僕、面体当たり引き面得意なんです。」と。おー、それならバンバンやっておくれ、と一安心。

先週の水曜のパクボノでの試合稽古で張り切りすぎたか、多少頚椎に痛みがあったため大事をとって試合稽古休ませてもらう。審判に徹するも、審判は審判で反省すべき点あり。やうやう修練すべし。

2011年3月10日木曜日

3/9 パクボノ


S村先生、K西先生、K林さん、

最初K西先生だけだったので、せっかくなので「基本稽古お願いします」と申し出て、とりあえず切り返しから始まった。かなりの回数重ね、だいぶ手が上がらなくなってきたころで何かがおかしいと気がついた。

M「あれ?K西先生、もしかして私にリードを期待しています?」
K西先生「あれっ、そうじゃなかったの?」
M「私はK西先生から次の指示が来るものとばかり・・・。」
といわけでエンドレス状態の切り返しがようやく8回(位)で終了。その後はK西先生の指示に従って基本打ち。

最初に弱音を吐いた私の負けです・・・・。

その後S村先生、K林さん来られて一通りの地稽古を終え、全員総当りの試合稽古。

最近の2回に比べると気持ちの整理が出来ていたかな。相手の上から乗るように構えた。手の握りを緩めた。要は打ち気満々のガチガチ状態をなくす努力をした。

2011年3月9日水曜日

3/8 パクボノ

S村先生、S松さん、T屋さん、T原さん。

いつもなら地稽古する時間帯に1試合づつ試合稽古。

S松さんと。前半は多少先日のJJSの反省を生かせたか。しかし後半、時間内に一本という意識が強くなるにつれてと攻めが薄くなった。

日本で実業団の試合に出場しているころ。残り一分を切って一本を取り返さなければ負ける大将戦。我がチームの大将の七段の大先輩がじっくり機会を狙っているのがもどかしいかったのをふと思い出した。少し分かるような気がしてきた。

日ごろ心がけている稽古の基本は外さないようにしたい。

2011年3月7日月曜日

3/6 JJS

ごく限られた当ブログ閲覧の皆様、ご無沙汰です。あれやこれや、シンガポール出張も入ったりして、日誌を書くのを後回しにしてたら、2週間近くもサボってしまいました。


さて、本日のJJSは中学体育館の代わりに、小学体育館を空手部から半分お借りして稽古。各グループ、体を寄せ合い窮屈に稽古している中、子供たちの稽古は真ん中で堂々と。すみませんです。園児グループなんて追い出されて青空教室だったのに・・・・。

防具シニアグループがT原さん指揮の元、いつもより長めに頑張っていた。それに伴い子供たちに対してもいつもに比べ十分な稽古メニューがこなせた。当人たちはいつもより長いことに迷惑そうだったが。切り返しバニャックの後、面・小手・小手面・胴・面体当たり引き面・面体当たり引き胴、そして形にならない地稽古も3セット。もちろん最後に手足の揃わない追い込みも。

しかも暑かった。こんな過酷な環境下、Aしが後半「先生、気分が悪いです」と言ってきた。目つき・顔色をよーく観察した(つもり)。そして休ませた。ほんのしばらくしたら何も言わないのに自分から再度稽古の輪に入ってきた。感動した。体力の差も多少はあるかと思うが、この子は手を抜くのが苦手なんだとなんとなく分かってきた。自分の幼少時代には全くない感覚。どちらかというと残り時間を見ながらずる賢く手を抜いてペース配分をするタイプだった。図らずもこれが長女に遺伝している。

地稽古では、子供たちにの一生懸命さが増してきた。ここ2~3週間、声出して一生懸命だったら早く終わることを明言してそれを実行。すると稽古中の注意が抜群に利く。緩急、あめむち使い分けが必要だと実感。

試合稽古ではT村さんと。結果はともかく、ひどい内容だった。先週と比べ気持ちの整理が出来ていない状態で望んだ感がある。今やむしろスピード・体力に頼らず心の面で戦おうとしているのに、そこを疎かにすれば何が起きるかということの表れだった。独りよがりの衰えたスピードに頼らず、相手を遣ってナンボということを今一度肝に銘じよう。気持ちの整理次第でここまで崩れるんだとよくよく反省のいい試合稽古だった。

2011年2月22日火曜日

2/22 パクボノ

S村先生、S松さん、T屋さんとの稽古。

切り返しに、打ち込みに、懸かり稽古にしっかり時間をかけた。このメンバーなら大丈夫と、リードした本人も心折れそうなのを踏ん張って数を重ねた。面を取って数分誰も口を開かなかった。

疲れるほど体が楽をしようとして悪癖がよく出てくる。

2/20 JJS

今日は小学生たちが元気だった。

一足で素早く面、小手面を特訓。

みるみる上達している。何が先にあるのか分かっている指導者にとってはこの上達っぷりが手に取るように分かる。しかし本人たちは良く分かっていないんだろうなー。これを実感できるようになるともっと上達早かろうにと思う。うーん。

でも地稽古をさせてみら、まだグチャグチャだった。よかよか。まだ教えねばならぬこと、繰り返さねばならぬことは山ほどある。

2011年2月18日金曜日

2/18 パビリオン

T屋さん、トニー、スルヤディ。

T屋さんの指揮のもと基本稽古。小手に対する応じ技にてスルヤディがいきなり小手応じ返し小手という玄妙な技を繰り出そうとするので、ちょっと待て待て。むしろ一つの応じ技にこだわって完成度を上げて得意技を作るよう助言。まずは相小手面、小手すりあげ面かな。面への応じ技で言えば出小手、返し胴かな。

時間の余裕のあるトニーを捕まえて、形の稽古。見ていたスルヤディが最後に得意の「I have a quastion, sensei」。

「剣道形は何のためにやるのですか?」

Good Question!!

2011年2月17日木曜日

2/16 パクボノ

サリパンが修復により使用できなくなり、急遽パクボノでの稽古。A野先生との最後の稽古。


M黒先生に上段から小手を意識させられ面バックリ
S村先生に入り際を読まれスコーンと面
A野先生に鋭い片手突き
K西先生にも入り際に面
S松さんには表を見せられ手元が上がったところを裏から上手く面

を気持ちよく頂いた。
 
K形さんには眉間を何度も切られた。前回より確実に伸びがあった。

久々に地稽古をここまでガッツリやった。さすがパクボノの床。これだけやっても膝、頚椎全く平気だった。

2011年2月16日水曜日

2/15 パクボノ稽古

S村先生とのマンツーマン稽古。休日につき形の稽古もお願いし、一時間超の稽古。先生リードの元小手・面に対する応じ技というのがあった。ちょっと驚いた。試合を意識しての引き技の稽古などなど、普段の短時間では消化しきれない技も含め、実に内容のある稽古をいただけた。

2011年2月14日月曜日

2/13 A野先生送別稽古

また一人高段者の先生が去っていく・・・。

A野先生の送別稽古が行われた。急な帰国通知であったことから日程の調整をする余裕もなく今回はいつもよりは少な目の参加者。それでも子供合わせて26名との対戦。

体力消耗の著しい子供5人とのエキジビションも前回から引き継がれた。うちの次女が「後ろ斜め面」という珍技で見事一本。しかしその後の先生の勝率は素晴らしく、前半のインドネシア剣士はもちろん日本人先生方にも疲れを見せなかった。特に終盤S戸先生、K西先生を相手に初太刀で決めたのには感動した。開始からくくっと攻めて手元が浮いたところを見事小手に飛び込まれた。

先生の美しい切り返し、相手を尊重した調和の稽古等々、多くを学ばせていただきました。

さて、子供相手の通常稽古のほう。全員勢ぞろいの6名。「今日は休みがないよ最悪~」という予想通りの愚痴を聞きつつ、基本稽古は切り返しX10の後、先週同様一足一刀の間から面打ち。どうも真剣味に欠けるため、笛を鳴らして一方が面に飛び込む、笛を鳴らして双方が同時に面に飛び込むなど思いつきで追加指示。長女からこの稽古は、「しんどくないから良い」という正直な感想を受ける。基本技をひたすら数多く繰り返すこれまでの稽古に比べて、緩急つける意味でもこういった稽古もありかと思った。

地稽古ではまずT村さんとお願いする。とても気持ちが入っていました。こちらもお陰で小学生軍団相手を前に集中した稽古ができました。

その後ちびっ子軍団。長女・次女は先週よりちょっと量を増やしただけで揃って泣きべそ稽古。その後の5年生M美には長女・次女の1.2倍くらいの量を課したのに歯を食いしばって頑張る。とてもいい頑張りだった。園児Oサムは一振り目からトラウマ状態で泣き始めるが、なんの今回は徐々に涙が消え10本ほどの面打ちの最後には笑顔まで。 トラウマ払拭か。そうそう、お母様の協力あっての成長です(相当嫌がっているのを説得して並ばせているんだろうな、と想像しつつ・・・)。最後のAしは、どうやら朝から体調が悪かったようで、これまでの子達と同様本日のちょっときついバージョンに珍しく涙。それでも、諦めずに最後までやりきる。なんだか涙ばかりになってしまっていますが、泣かせるためにやってるつもりは更々なく。子供は何にも言わなければどうしても妥協してしまうので、そこをちょっとケツ叩いてやる。と、思っていますが、その”ちょっと”の見極めが難しいです。

2011年2月9日水曜日

2/8 パクボノ

T原さんとマンツーマンの稽古。マンツーマンということもあり実に密な、内容の濃い稽古ができた。

切り返しは3往復も併せて十分に繰り返す。その後大きく面の打ち込み。その後基本技を各々が持っている課題を意識しながらじっくり行う。

最後は懸かり稽古。打ち込み稽古でなく本来の懸かり稽古をお互い心がける。懸かり手は自ら相手を崩し、元立ちは安易に打たせない。打ち急ぐあまり右手打ちになってしまう。

2/6 JJS

小学生の稽古。Aし復活するも、T志が消え、彼らにとっては一安心の5名。切り返ししっかりやって、今日のポイントへ。足を送らず継がずに一足で素早く面打ちを初の挑戦。意外に皆上手かった。小手とも組み合わせてもうしばらく特訓しよう。

香港大会メンバーが参加者半数のため試合稽古は見送り。S松さんと一番にお願いし、ガッツリ稽古できた。

その後怒涛の小学生軍団。最後は園児Oサム。一振り目まで調子良かったが、二振り目に顔が歪み、三振り目で泣き出してしまった。今日のは何の涙?最後に皆の見てる前で恥ずかしかったかな。

2011年2月4日金曜日

2/4 パビリオン

S村先生、T屋さん、T原さん、トニー。

S村先生スペシャル、面”か”小手に対する応じ技。元立ちはどっちを選択してもよし。

この稽古、剣道は読みと反射というが、反射の部分の力を養うのには面白い。

本来であれば、相手を攻め崩しながら相手の体勢・間合い、あるいはこれまでの流れをつかんで、読みの部分を働かせ面あるいは小手に自分から引き出すのだろうが、この稽古はそういった流れが薄いので1/2の確率にかなり近い。

小手か面かを目で見て脳が判断した後に技を選択していては間に合うわけもなく、かといって小手か面かやまを張っても当たる確立1/2。

今日の稽古では、3つの応じに的を絞って、後は反射で動くこととした。


1.小手に飛び込むことを決めて、面に来れば出小手、小手に来れば相小手面。
2.裏すりあげに的を絞り、面に来れば裏から面すりあげ面(or小手)、小手に来れば小手すりあげ面(or小手)。
3.返すことに的を絞り、面に来れば面返し胴、小手に来れば小手返し面。

一度、小手返し胴という無理のある技になってしまった。

地稽古では、T屋さんに初立ち素晴らしい相小手面を頂いた。これはまずいと気持ちで盛り返そうとしたら、気が入りすぎた。失礼しました。もう少し対立より調和を心がけよう。

2011年2月1日火曜日

2/1 パクボノ

S村先生、A野先生、T原さん。

昨日、A野先生より衝撃の帰任ニュース。2月内には帰国とのこと。ご本人はもちろんのこと我々にとっても急な知らせで驚いた。

そんなA野先生のリード。先週とは変わって基本技をしっかり確かめながらという静かな内容。面、小手、小手に対する応じ技、面返し胴、突きを各2回ずつ。そして地稽古。地稽古では恐れず先を掛け前出ることを心がける。相手を崩すことはできたものの、独りよがり感は残った。うーーん。

2011年1月31日月曜日

1/30 JJS

本日の小学生稽古。もちろん切り返しは10セット。本日は小手打ち、小手面の特訓。そして追い込み、打ち込みの稽古。

それにしても小競り合いが絶えない。

というのも5人中4人はうちとK形家。両家ともどうしても姉弟・姉妹同士になると、相手の小手打ちが強すぎて痛いだの、もっと早く下がれだの、すぐむきになる。

もう一つは、先週同様5人での回り稽古だが、その回りに狂いが生じるとやけにうるさい。激しく主張してくる。うんうん、これはよく分かる。5回に一回の休みはありがたいでしょう。それがどのタイミングで回ってくるかも重要だったりする。

微笑ましく観察しながらも、内容はそれなりにハードに。

こんな感じながらも、皆しっかりついて来ている。今のところ・・・。週一回だけの稽古の割にはしっかり進化している。特に上の三人。下二人はまだ竹刀に振り回されているけど。


さて、今週も試合稽古。今日はT原さんと。上半身に力が入っていたか、今一つ相手の呼吸が見えず。また、先週同様、捨て身の打突が全く無し。この辺りを来週は改善しよう。

そういえば引き分け多いですね。先週も多かったが、本日も日本人同士は全て引き分け。大会同様、3分の試合時間。これが実に短い。加えて、手の内知り尽くしている稽古仲間。団体の勝敗も意識しつつだし。 来週こそ勝つか負けるかで潔く!ですが団体勝敗の状況も見ながら・・・。

S松さん、T屋さん、そして居残り稽古でS戸先生と。楽しい稽古だった。

2011年1月29日土曜日

おもちゃの缶詰め

おもちゃの缶詰めが届きました。

先日K形さんが日本から子供たちのためにお土産で買ってきてくれたチョコボールで、三女が金のエンジェルを当てた。

子供の頃、銀のエンジェルなら当たったことありましたが、5枚も続かず。K形さん・三女のお陰で初の缶詰。



気になる中身は・・・。



子どもたちの夢を守るためここは秘密。

一言だけ・・・。当たったのが長女・次女でなく三女だったのは良かった。

海外にもちゃんと送ってくれるんですね。

2011年1月28日金曜日

1/28 パビリオン

S村先生、トニー、スルヤディ。


技の稽古中心。S村先生が持参のメモを元に様々な技を稽古。いまや昇り竜のトニー、スルヤディにとっても勉強になるでしょう。熱心に取り組むことで上達し、上達を実感するから更に熱が入る。二人を見てるとそんな気がする。上達が良く見える。本人たちも感じていないはずはない。

こちらも負けずに課題に取り組む。左足で攻めること。右足から突っ込むことなく、左足で相手を圧する。

どうも右腕に力が入りすぎの感あり。

2011年1月25日火曜日

1/25 パクボノ

S村先生、S松さん、T屋さん、T原さん。

激しい稽古。切り返し、打ち込み、懸かり稽古メインの内容。35分間。最近JJSではすっかり指導側なので、火曜はこのくらいガッツリ行きたいと。ちょっとつらいですが。

2011年1月24日月曜日

1/23 JJS

まず小学生指導。残念ながらM田のAしくんお休み。それでもSおん、M美、M琴、T志、C里の5名揃った。切り返しを面で受ける&竹刀で受けるを計10本程度。少々辛かろうがここだけはしっかりやりましょう。前回時間切れだった反省から、その後すぐ体当たりから引き技の稽古。面打ち体当たり引き面&引き胴、小手面体当たり引き面&引き胴。これが形になれば打ち込み稽古が一通りこなせる。それが狙い。その後、追い込み面で手足が合わないなりに走り回った後、進捗確認のため地稽古をやらせてみる。まだまだ剣道になっていないことが良く分かった。面打ちの割に小手、小手面が下手なので来週のワンポイントはこの点にしよう。

香港大会に向け試合稽古が始まった。T屋さんと。前半、T屋さんの気合、落ち着きに押され気味。一度完全に小手抜かれ、一度完全に面返されたが、捨て切れていない中途半端さが功を奏したか、反射で避けた。自分勝手な(というか相手のペースでの)打ち急ぎだった。もう少し落ち着いて相手を観ていこう。なーんて言っていると3分しかない。これが難しい。技を出す時は決める時くらいの集中力がないとイカン。

地稽古では、いつも来るのを嫌がる小学生軍団が列を作っている。 しかし良く見ると、うちの家とK形家の計4名。何らかの強制力が働いた可能盛大。遠慮なく鍛え上げる。しかし、発破をかけるため常に大声出しながら、腰を低くして打ちやすいように打たせ続けるととてもシンドイ。それが4人続いたのでバテバテ。

2011年1月21日金曜日

1/21 パビリオン

S村先生、T原さん、トニー、スルヤディ、ユディ。

このインドネシア剣士3名と稽古していて 、改めて彼らの真剣さを感じた。そもそも朝も早くから来ている時点で、適当にやっている者などいないでしょうけど。見習うべき姿勢だ。

努力は裏切らないというが、トニーが力をつけてきた。地稽古やっていても剣先に迫力がでてきた。

2011年1月20日木曜日

1/20 サリパン

少々稽古日誌サボっていました。

久々の水曜サリパン。S松さん、Kヶ江さん、T屋さん、T原さん、K形さん、アーウィン、パウルス、スルヤディ、ハンジャヤ、ネグラ。

地稽古三昧は久しぶり。加えて、久々に稽古お願いするK形さん、本当に最後のKヶ江さん、初めての水曜サリパン登場のS松さんなど、同年代グループの楽しみな稽古相手ばかり。と、ここで我に返る。調子に乗るとまた頚椎やってしまうので、相手を絞ってお願いしようと決意する。が、次から次へインドネシア剣士が。人数より、一人一人の時間を絞ることにした。本当は、日本人の皆さんとはもう少しじっくり稽古お願いしたかった。気力・体力余っているだけに悔しい。それでも、全員終えたところで首に若干の違和感あり。抑えて良かった。

全員とお願いしたものの、自分だけ稽古早めに終わったので皆さんをじっくり観察。
S松さん:左の一体感をもっと。特に左腰と左拳。
T屋さん:左足を残さず。懸待一致の構え。
T原さん:遠間からの攻め始め。
K形さん:早く当てることに逸らない溜めのある伸びのある面打ちを。

と気づいた所を伝えた。

本当に最後のKヶ江さんとの送別第二道場。第二道場ではKKTTに勢いがあり、大いに盛り上がった。Kヶ江さんのブロガーたちへのコメント(ダメだし?)も良かった。このダメだしのおかげか、今回の稽古日誌はKTTとも迅速な投稿ですね。