2008年2月8日金曜日

足元ふらふら・・・

2/6 スカイライン道場

へとへとになるまで疲れましたが、それだけいい稽古を頂きました。

まず、M黒先生にお願いしました。

いつもの事ながら、極限の距離までピリピリした状態での攻めに苦しめられます。両者の打突回数自体は多くないものの、その緊張感により稽古後には全身に疲労が走ります。気持ちが負けているときは稽古後右手が急にだるくなったりするほど力はいっていることもあります。最近の心がけでありますが、先生の左拳を少しでも動かすことに集中しました。

そんな「気位」で体力を消耗させられたM黒先生の直後はH田先生との稽古。

5本勝負。一本一本初太刀に集中。稽古後の話で分かりましたが、どうも最近、私の攻めの癖を見抜いておられるようで、今日は特に攻めが通じ難かったと感じました。力を出し切り5本勝負終了、そして掛かり稽古。しんどい状況の中、気持ちでは何とかしようと思っているものの、ついに途中で何度か足が止まりました。最後は気持ちだけは繋ごうとしていたのは覚えていますが、手足ばらばら息も絶え絶え・・・。 ここ最近での最長掛かり稽古でした。

面を外し息を整えながら、あまりの疲労感に「ここまでにしようか、もう一本お願いしようか」と自問自答しながらも、楽しみにしているS村先生との稽古無しで帰る訳にいかずお願いすることを決断。

自己分析ながらいつもより良かった点は、いつもより迷い無く立会いに望めたというところ。と言えばえらくかっこいいですが、そこまでの稽古で考える余裕を無くされたというのが正直なところです。どうもここ最近、S村先生の強烈な面技に心留められてそれが悪さしていた、つまり色んな迷い・懼れを生じさせていたことは実感してました。

3人との稽古といえばあまり多くないですが、人数では語れないとても内容の濃い稽古を頂きました。濃い過ぎか、稽古終えて足元がふらついていました。



稽古後、S村先生との稽古を見ておられたM黒先生より、稽古が狭いスペースで(自分の側に圧されて)やらされていることを指摘されました。攻めあいの際に下がらないのは当然ながら、鍔競りから離れる際なども一方的に自分から距離を取ることを戒められました。下がる心に虚が現れる、ついては一歩も引かないという強い気位で望むことが重要と強く認識。裏を返せばS村先生にそれだけ圧されてたということですね。

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