2010年10月29日金曜日

10/29 パビリオン

S村先生、T屋さん、F田さん、シンガポールのN田さん。昨晩の情報ではTさん&Sさんの2名も来て大賑わいのはずだったのだが・・・・。

久々に声が復活。腹に力が入る。

地稽古最初のF田さんに後手に廻って押され気味だったので、N田さん、T屋さんにはいつもより足を使い、先をかける。なかなか良い感触だった。攻めのスタイルも相手、その時の調子に応じて多少バリエーションがあってもいいかもしれない。

2010年10月28日木曜日

10/27 サリパン

合格組揃い踏み。T原さん、K島さん、トニー。到着した時にはT原さんリード、3名で熱心に基本稽古。最後、一風変わった稽古をしていたがT原さんにツッこむの忘れた。遅れてT屋さん登場。

立派な意気込み、姿勢です。新五段、四段としてこれからどんどん参加して頂きたいです。本人のため皆のため。

私の方はASEANで潰した声がまだ戻らず、声で気をまとめることができず、フニャフニャの稽古。風邪だと思っている若干の息苦しさも2週間になる・・・。力が入らない。

TT3本勝負の審判を頼まれる。結果は新五のTだったが、望六のTのほうが終始圧力を与えていたように感じた。この勝負に乗じて、稽古を締めるために私も彼らに3本勝負を挑む。T屋さんにはお互い息の合ったところで見事な小手で切り落とされた。TT方に勢いを貰い、何とか充実感を味わうことが出来た。

2010年10月27日水曜日

面縁の漆部補修

懸案だった面縁の漆が剥げた部分。早速、漆を調達しました。今や私にとっての日本の武道具エージェントとしての役割を確立しつつある親父がホームセンターで見つけてきました。感謝感謝。


これ。




先日染め直した面。頭頂部の漆が完全に剥離。






結構きれいに塗れました。現在乾燥中。あとは、打たれてどのくらい保持できるか。

K形さん、たっぷり余ったのでお使いになって結構ですよ。

10/26 パクボノ

ASEAN大会の疲れが残るなか朝稽古。前半S村先生とのマンツーマン稽古。切り返し、打ち込みをしっかりこなす。T屋さん登場で3人になり一息入れる時間ができほっとしたのもつかの間、最後は面・小手面・小手胴・面の打ち込みを連続。地稽古の時間はなくなりましたが、十分お腹一杯の朝稽古となりました。

2010年10月25日月曜日

Asean剣道大会@シンガポール

個人・団体とも結果は残せなかった。というより惨敗だった。コーチとして反省するところではあるが、直前の調整や当日のオーダー、試合運びとかという問題以上に大きな壁を感じた。

3年前はタイの一人勝ち状態でその他はどんぐりの背比べだったと記憶。その結果、インドネシアBが二位に滑り込んだ。それが今回、タイはもちろん、シンガポール、ベトナム、マレーシアと他国全てがもはやインドネシアの敵ではなくなっていた。

初心者(主に成人)からの養成、且つ週一程度。これジャカルタ剣士の現育成環境。

それに対し他国の有力選手の動きを見ていると、あれは絶対に学生時代にしっかり数をこなし、多くの勝負をしてきた動き。

別にジャカルタの現在の稽古環境を否定するつもりはないし、次のアセアンに勝つための秘策を練る訳でもない。ただ、もしもこれからインドネシアの剣道人口・レベルを向上さようとするならば・・・・、というのも全インドネシア統一組織とかFIK加盟等々組織が大きくなろうとしているこの時期に、中身が伴わなければ仕方がないしという不安はある。そういう観点でヒントを得たような気がした。

つまり、剣道の素養を形成するための「絶対量」があまりにも足りない。

でもって、懸かり稽古を増やすか?切り返しを増やすか?

というレベルではないような・・・。

学生のクラブ活動を対象にするということにポイントがあるような気がしてきた。

学生は若いのでいくらやってもピンピンしているし、社会人に比べると当然時間の余裕もある。この学生時代に仲間同士でむしゃらに数をこなし、体にしっかり浸透させ、まず剣道の素養を作る。社会人になって「理」を学べばよい。我々だってそうしている。バンドンにM田先生がいた時代、多くのバンドンメンバーがあっという間に強くなった。確かにそのときの対象者は殆ど学生。先生の指導が無い日も含め毎日のように稽古が行われていたのだろう。インドネシアでいつもトップのNovanの剣道センスはそこから培われたハズ。

アセアン大会は別にして、今後のインドネシアを支えるような剣士たちを多く望むなら、やっぱり学生のクラブ活動を通じて浸透させないとだめかも。



でも、誰が教えるんだ?

ということで、あくまで思いつきの段階です。



アセアン大会後記のつもりが別の方向に向かってしまったので元に戻します。

T原さん、K島さん、トニー昇段おめでとうございます。特にK島さんの立会いはご立派でした。段位は違えど、見ているものの心に触れる立会いというものがどんなものか勉強させてもらいました。初太刀・爆発力・捨て身・最後まで途切れない流れ。結果自然とついてきた有効打突。トニーも良かった。この2名は立会い後に合格間違いないと思いました。

マーセル、アーウィンは残念ながら四段の昇段審査というものを正しく理解していかったようだ。初段・弐段時ならまだしも、構え端正、基本に忠実に打突すればいいものと思っているようだ。相手との関係が全く無視されていた。日頃我々との稽古をそのまま出してくれるだけでよかったのだが。模擬審査の機会を与えて具体的に説明・指摘してあげるべきだった。次回の香港までにはそうしよう。

3日間で数多くの稽古をお願いしました。太田範士、牧瀬範士との稽古。香港から来られたY田さん、タイのI田さん、元タイ現大阪のE藤さん、シンガポールのW田さん、といったアセアン、香港大会常連の皆さんとも楽しい稽古をいただきました。ありがとうございました。

2010年10月19日火曜日

染め直し その3

先日帰省した際に、使わなくなった親父の面を貰ってきました。1.2分の手刺。かなり使い込んでいましたが、色落ちした見かけを除けばまだまだ使える。





というわけでまた染め直しました。今回の色落ちはひどかったため、3度塗り。塗って乾いて塗ってを繰り返しました。恒例1600円の「彩」ボトル一本消費。



面縁の漆部(黒塗りが剥げた所)をどう補修しようか思案中。

親父と物見の位置が同じだったのは幸運だった。

親父の使い古し胴&垂れも持ってきたので、これで現在稽古のための防具が3セット揃った。稽古後、防具を広げるためか、家が狭くなってきた。

2010年10月15日金曜日

10/15 パビリオン

パビリオンでの稽古。S村先生に加え前夜の急なお誘いにも関わらず、F田さん、T原さん参加。ASEAN強化のため、マーセル、エルウィンも参加。

風邪をこじらせ体調いまいち。最後まで締まらず。

2010年10月12日火曜日

10/12 パクボノ

S村先生、A野先生、T屋さん、T原さんとの朝稽古。

「切り返しが変わった」と言われました。振りが大きくなったと褒められました。

苦節6ヶ月。切り返しを「無理なく大きく肩で振る」という課題だけでここまで要した。不器用なもんだ。長年染み付いた動きを変えるのがこれほど難しいとは思わなかった。むしろ初心者だったらすんなり大きく振るのかもしれない。頭では意識していても、どうしてもこれまでやってきた自分のやり易い動きに流されるということだろうか。意思が中途半端なのかもしれない。

他の課題も同じような気がする。変えるのはそれほど大変なんだと心してかかるべし。と再認識した次第。休まず諦めず継続。

とはいえ、切り返しはあくまで手段。ようやく正しい手段に近づいたに過ぎず。

2010年10月8日金曜日

10/8 初パビリオン

S村先生のアパート、パビリオンで初の稽古。Yudiも参加。

床は固め。それ以外は言うことなし。

お互いの気を感じながら攻め&応じの稽古を主とする。面或いは小手を打ち込む方も相手の気を感じ十分攻め切ってから捨てる。一本いい出ばな面が出た。

Yudiの場合、こちらが元立ちとして彼のスピード・タイミングにあわせながら、少々調整するもなかなか上手くいかない。一拍子で打てる特訓が必要。どうしても上がった左かかとを一旦下ろしながら重心を後ろに戻して(ここで既に一拍子)、そこからようやく前に出る(二拍子目)という動作になってしまう。

稽古後、S村先生と形の稽古もお願いする。Yudiにインドネシアで作ってもらったEbony(黒檀)の木刀を初めて下ろす。持った感じのずっしりとした重さとは相反し、相手の木刀に交わった際の柔らかさが心地よい。そういえば、Yudiにまだお金払ってない。値段も確認せずに発注・受領・使用してしまったが・・・・。

ジャカルタ剣友会の皆様、週末の稽古は娘たちの行事で参加できません。

2010年10月7日木曜日

ノースリーブ

昨日の稽古を受けて、本日のテーマは「有る方がいいか、無い方がいいか」です。With or Without.




有る方のT屋さん








無い方のT屋さん


そもそも何が有るのか無いのか・・・・・。なかなか分かりにくいですが、「重心の安定」と思ったあなた、間違いです。


というわけで昨日、「無い方のT屋さん」と稽古お願いしましたが、これがなかなか・・・・。
1.   目の前の足軽スタイルに慣れ、腹に力が入るまで時間がかかる。修行不足を痛感・・・。
2.   自分の打突の正確性に自信が無いので、打突部位が面と小手に限られてしまった。突き廻りがあまりに丸裸で、剣先が効かせず手元が浮いてばかりだった。

というわけで、個人的には無いより有る方がいい。と思いました。

だけど、無いにもかかわらず稽古を実行したT屋さんは偉い。「自分の下着が半袖でなくタンクトップであることをこれほど後悔したことは無い(本人談)。」 五十歩百歩のような気もしますが。

一切動じず無いバージョンのT屋さんと普段どおり稽古したM黒先生も偉い。不動心。

なぜこんなことになったのかは、関連ブログsをご参照ください。

快気祝いとして第二道場にK形さんを誘う。上記伝説が生まれたことですっかり脇役に。早く稽古ご一緒できるのを楽しみにしています。胴着”有り”で。

2010年10月5日火曜日

10/5 パクボノ稽古

S村先生、A野先生、T屋さん。久し振りのパクボノ稽古。

切り返しから一通りの基本稽古を多種こなす。応じ技では、裏からの面摺り上げ面、小手摺り上げ小手と日頃あまり使わない技も試す。なかなか上手く行かない。色々な技を日頃から意識して稽古しておかないと、いざという時に出るわけもなく。という訳での試行。

地稽古では、気持ちが一点に集中できず。

柄を長いものに戻してみた。というのも、短すぎるとどうも構えが小さく不安定に思えたので。慣れない長い柄で右手を使いすぎたか右肩が凝った。

2010年10月4日月曜日

10/3 JJS

ちびっ子主任指導員K形さんが練習艦隊の見学でお休み。小島さんには昇段試験のため稽古に専念してもらう。ということで、本日次女・三女を連れてきましたが、結果ジュニアの中でうちの娘率67%だったので責任とってちびっ子指導を行う。

地稽古では、初心者防具無しメンバーがよく懸かってきた。最初は皆そうだが、総じて振ることに一生懸命で、踏み込みには気が廻っていないようだ。確かに正しい踏み込み&左足の引きつけを教えるのは非常に難しい。初心者への的確な踏み込み足の指導法、今後の研究課題だ。

2010年10月2日土曜日

10月2日 海上自衛隊 ジャカルタ訪問

待ちに待った久々の稽古。

現在、海上自衛隊練習艦隊ジャカルタ訪問につき、その中から交流を兼ね約十数名が稽古に参加された。

洋上にいることが多く稽古できていないとのことで、体をしっかり動かしたいとのご要望により、海自の方々のリードで、基本稽古。それにしても蒸し暑かった。ここ1ヶ月稽古から遠ざかっている身には、この湿度の中での基本稽古は堪えた。ほんのちょっとの量でしたが。。。

海自の方は若者揃い。20~30歳。多少稽古していなかろうが、日頃の鍛練と若さで、体の動きが違う。

地稽古の方は、そんな若さと対峙したときどう日頃の自分のペースに持っていけるかというテーマで望んだ。

最後は対抗戦が開催され、久々の稽古どころか貴重な試合までやらせてもらった。

さーて、ここから稽古巻き返しを図ります。週5?