一昨日、実家の父から毎月送ってもらっている剣道雑誌雑誌、「剣道時代」「剣道日本」が届いきました。両者を比べると「剣道時代」のほうが読み応えがあり好きですね。極端に違いを表現すれば、「剣道時代」は剣道を極めんとする高段者向け、剣道日本は幅広い剣道人口を対象という印象です。
正直、ここ最近までは「剣道時代」なんて、購入どころか読むこともありませんでした。勝負(だけの)剣道をずっと続けてきてきたことの裏返しで、剣の理法といった深い話など興味も無ければ、到底理解できませんでした。ところがここに来て、毎月のこれら剣道雑誌を楽しみにし、ページの隅から隅まで読むようになりました。心に響いたり、大事だと思ったフレーズには黄色の蛍光マーカーまで入ってます。
前置きが長くなってしまいましたが、その剣道時代11月号で「先大全」と称し「先」についての重要性が記されていました。その中で、今実践している剣道に大きな欠落があることが判明。
「先」の解釈は様々だそうですが、一般的には、仕掛け技となる「先々の先」、相打ち技となる「先」、応じ技となる「後の先」の3つに分類されています。その中で「先々の先」に対する意識が非常に薄く実践できていませんでした。
相手の出ばなが最高の打突の機会という観点から、それを作り出すことのみに執着していましたが、やっぱりそれでは攻めの幅がとても小さいですね。もっと「先々の先」で技を仕掛けていく必要を再認しました。
よって、今回の稽古では、攻めても相手が出てこない、或いは動じないとなれば、相手の剣つまり中心を制して乗っていくという攻めを実践してみました。バタバタ無駄打ちをするというのとだけは混同しないよう、相手を確実に崩して打突していきます。
結果、感触としては、これまで以上に相手に脅威を感じさせることができ、お互いの関係がピリピリとしていい稽古になったと思います。
H先生より、左足が開いてしまいいているとの指摘がありました。気をつけます。
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