インドネシアからは2チーム(A,B)出場しましたが、期待のAチームは予選リーグで大本命のタイAチームと対戦。3-0で力の差を見せつけられ敗退。ベトナムとのもう一戦は勝利していたものの、一位でタイが予選を通過していきました。残念。
ところが、Bチームのほうは薄氷踏む勝利で、決勝トーナメント(4チーム)に勝ち上がり、準決勝でもシンガポール相手に先鋒・次鋒0-2と連敗しながら、そこから3連勝で決勝進出となりました。
決勝進出を果たし、誇らしげに開始礼に望むインドネシアBチーム。
決勝の相手は、奇しくも、インドネシアAチームが敗れたタイAチーム。全力でぶつかったものの、(勝負に対する)力の差見せつけられ、0-5で完敗となりました。
決勝が終わり、抱き合いながら健闘を称えあう両国。日本の試合では味わえない光景ですね。個人戦なんかで終了後、裏でお互いが相互の礼を交わすことはあっても”ハグ”はしませんね。 勢いついて、剣道着脱いで交換し合わなかっただけでもよかったです。
全剣連の先生方とインドネシアチーム。
トーナメント終了後は、昇段審査まで(5段まで)行われました。ほんと2日間大忙しです。
インドネシアからは、一級、2段、3段に約10名トライしました。2段を受けた一名が残念な結果に終わりましたが、その他は全員合格。3段に至っては8名中合格率50%(4名)の中、3名が合格しました。インドネシアの剣道は立派な高段者の先生方に支えられ正しい剣道を行っていることの表れだと理解しました。一方、裏を返せば、タイやシンガポールなど毎年のように昇段審査を行えるFIK加盟国に比べ昇段審査の機会が限られてしまっているがゆえ、本来受けるべき段位より遅れているとも考えられます。
今回3段に合格した3名が、これまで以上にインドネシア剣道を引っ張っていって欲しいものです。
昇段審査終了後は合同稽古。昨日も大会日程完了後に合同稽古が行われましたので、審判講習会時と合わせて3度も大先生方との貴重な稽古をお願いすることができました。
今日は小久保先生にお願いしました。とても温かみのある剣道という印象で、こちらがたまたま当たった際には、笑顔&大きな声で「参りました」とのお言葉を頂いたのが心に残りました。稽古後も温かいお言葉を頂きました。年をとっても、高位になっても、むしろそうなればなるほど、先生のように謙虚な姿勢というものを大切にされている方、心から尊敬します。
かみさんが最終日の稽古をビデオ撮影してくれました。小久保先生(左)と。
林先生(左)の構え。 相手は私ではありません。先生との稽古は大人気なので、初日の一回しかできませんでした。
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