2010年6月29日火曜日

6/29 パクボノ朝稽古

T屋さん、K形さん、T原さんとの4名での稽古。

4名で休みなしの廻り稽古はやっぱりきつい。最後の面の打ち込みでは疲れたときに出る体の上下のダンス。K形さんの面打ちが徐々に進化している。その瞬間だけの良し悪しでなく、時間の流れの中での評価をすると褒めることばかり。自分にもはやこの進捗スピードは無い。マイナスの傾きにならないよう絶え間ない努力。地稽古では腹を固めてどうぞ打ってくださいと頭を差し出すつもりで攻める。との意識でT屋さんに向かうと、差し出しすぎたか初太刀で突きが飛び出してきた。“つもり”と本当に差し出すのを見誤ったようだ。4人稽古で朝から疲れてしまったが、今晩日本サッカーの応援23:00までもつだろうか。

2010年6月28日月曜日

6/26 昇級・昇段審査 & 6/27 インドネシア剣道選手権

投稿の先行した両ブログ(にししの剣&いつでもどこでも剣道三昧)も参照ください。


<昇級・昇段審査>

T屋さん、ありがとうございました。準備期間及び2日間通じて見事な段取りでした。

前回の審査後、礼式・基本打ちなどの基本的な所作が出来ずに受審していると若干の苦言も書きましたが、今回それがしっかり改善されていたのが印象的でした。各地で指導されている先生方の努力及びこちらからのサポート(特にT屋さん)が功を奏したものと思います。

長女・次女、二人揃って飛び級。確かに特に長女は上手になった。いつも熱心に指導いただいているK島先生に感謝です、ありがとうございました。そういえば、次女が、姉は3つ上がったのになぜ自分は2つなんだと恐れ多くも飛び級のくせに微妙な顔で喜んでいたのが笑わせました・・・。


<インドネシア剣道選手権大会>

日本剣道形では、T原さんとマーセルの演舞。四本目は思い先走って二度のヤーなど王子らしさも垣間見えましたが、短期間によく仕上げました。

模範試合。来尼以来初の稽古となる錬士六段、K西先生と。緊張感ある皆の前で、手の内を全く知らない初めての先生との試合。対外的な試合同様の緊張感という意味で幸運な組合せでした。心がけたこと。事前に気持ちを高めること。余計なこと考えずそれだけに集中すること。そしていざ始まってそれを爆発させようと声を精一杯出したら、酸欠状態のめまい・・・・・。やりすぎたか。K西先生の落ち着きのある攻めのお陰で、打ち間に入る前には正常に戻り助かった。それはともかく全体としては、後でビデオにて観察しましたが、攻めもなく打ちに走った小手、腰の入りきらない当てに行く面など、皆の前で色気が抜けきれていない点多々反省。ただ、K西先生のお陰か心がけた集中力の甲斐もあってか、全体を通して引き締まった試合だったとの講評頂いた。改めて相手との協調・調和だと実感する。調和といえば、H高先生 vs T屋さんでは、H高先生の真っ直ぐな剣道にT屋さんの持ち味が引き出されたという感もした。

なんといっても本大会のマーセルは立派だった。最後の決勝戦も上段に対して上から面2発。気持ちの上での勝利。稽古は良くてもどちらかといえば試合になるとこれまでは小心者という私の認識。スピード・パワー・テクニックに依存する剣道から、心気のやり取りを意識する剣道に変わってきたなと最近思っていて前日の懇親会で本人を褒めたばかりだった。一皮向けそう。

2010年6月24日木曜日

6/23 サリパン

M黒先生、T屋さん、K形さん、ハンジャヤ、スルヤディ、パウロス、ユディ。

M黒先生との稽古。面をよく返された。簡単に返されすぎた。M黒先生に稽古後、手首が強くなったといわれたが、いい意味・悪い意味両方で考えてみよう。

横握りを気にされているK形さんとの稽古。先生方のアドバイスを素直に受け入れ、構えに大きな変化。構えの追求は終わりのない奥深い課題。形だけ美しくするのは簡単だが、実際に相手を目の前にし、攻めを伝え・打突するための機能的な構えにするのが極めて難しい、と自分も追求中。

T屋さんにもいい胴を返された。見事に返されたということは完全に相手が「実」の状態のときに出てしまったということ。一方でT屋さんが一瞬固まった際に機会を逸さずに出られたのが一度あったが、我ながらいい機会だった。

第二道場でK形さんの声が突然出なくなる。声の出しすぎでかすれるのとは違い、声帯が振れずに息が出てきている感じ。かなり心配。

2010年6月22日火曜日

6/22パクボノ朝稽古

T屋さん、F田さんとの三名での稽古。ちょっこし寂しい参加者数。

3人での稽古のため、多くの稽古メニューはこなせなかったが、切り返し・懸かり稽古を十分に行い充実した稽古が出来た。

T屋さんとの地稽古では、攻めの動き・スピードを上げてみた。

2010年6月21日月曜日

6/20 JJS稽古

前日の土曜はJJSの小中運動会。朝4時起床で場所取り係りはJJSへ一番乗り(無駄に早く着きすぎた・・・)。長女・次女所属の赤組は惨敗。応援団長の悔し涙につられたか、一生懸命練習した結果が報われなかったからか、小学1年生の次女が涙。純粋な熱い思いに感動。その場を提供してくれたJJSの先生方に感謝。

PTA競技の綱引き痛が残る中、稽古@JJS。

基本稽古では、以前も幾度か試している、「左腰の入りを感じるための段階的面打ち」を行う。左足を前に出すことで左足を軸に左足に腰を乗せながら打ち込める。皆、素晴らしい打ちに変わる。次に、通常の右足前の送り足からの面打ちになった途端、元の状態に戻る。魔法の稽古法じゃないので、そんなに簡単には上手くいかない。そりゃそうだ。この稽古のポイントは、まず腰の入った打突がどういうものかを体感してもらい、これをバロメーターにしてもらうということか。その差を少しずつ試行錯誤しながら埋めていく。最後はやっぱり各自の努力・工夫・意思かなと思う。

ジャカルタ剣友会剣道ブログ「二四四の剣」立ち上がる。Link参照。数日かかりましたが、やっと読み方解読しました。分かってしまえばいたってシンプル。なるほど。

忘れ物王子のブログ開設はいつ?

2010年6月17日木曜日

6/16サリパン

M黒先生、足痛から復活のK形さん、Yudi, Mercel, Rianto, Suryadi

M黒先生との稽古。剣先をいつもより意識的に接触させていたところ、一瞬、先生の剣先のほんの僅かな緊張・強張りを感じたような気がした。出る兆しかとそこを捨て身で行ったら結果も良かった。その気になって以降数回同じ状況にて飛び込んでいくが、あとは串刺し。気のせいだったか・・・。とはいえ、剣先を触覚代わりに使って気配を感じることも一つの手段なんだろうと自分なりに今のテーマと照らし合わせた。

K形さんは久々だったが、信念のこもったいい稽古をされていた。気持ちいい稽古でした。

T原さんも来ていたが見取り稽古&指導に専念。なぜなら・・・・。

次回の稽古から、彼には稽古に必要なものを記入したチェックリストでも持たせようかなど真剣に考えている。持ってくる物、“胴着”・袴・垂・胴・面・右小手・左小手・面タオル・竹刀・鍔・鍔止め。胴着は誰も予備持ってきていません・・・・。「ハンカチを面タオル代わりにできるんだったら、シャワー室にあるバスローブを白胴着代わりに着るくらいの根性が欲しかった」と、K形さんより厳しいコメント。一方のT原さん、そうすれば良かったと本気で後悔・・・?。見た目・着心地ともに案外いけるかも。今度何か忘れ物したときの罰ゲームにするか。そういえば、2/17にも胴着・袴を忘れて悔しがっていた某五段がいたな。

K形さん、T原さんと第二道場。お二人、ブログを立ち上げるらしい。

2010年6月15日火曜日

6/15 パクボノ朝稽古

日本勝ちました。少ないチャンスをものにして見事な勝利。無駄打ちの無い一本に賭けた素晴らしい内容だったということで。確かに後半は守りっぱなしでしたが・・・・。そこはあくまでサッカー、勝てばいいんです。

そうもいかない剣道、今朝の稽古はS村先生、S松さん、T原さん、Yudi。

指揮を任せられ、自分の納得いく稽古内容を行う。切り返し4回、更に3往復の切り返しを2回。最近左の握りを意識しているにもかかわらず、最後は右肩が張ってきて、疲れると右手に頼ることが良く分かりました。自分も含め皆さん最後の最後の切り返しは手の上がりが悪くなっていました。こういうきつい時こそ、上半身の力を下半身に鎮める鍛錬すべしと、香港で角先生がおっしゃっていました。面・小手・小手面・突き。その後、しっかり懸かり稽古。あっという間に終了時間の五分前。短く地稽古で締めて終了。

2010年6月14日月曜日

6/12&13稽古

6/12 サリパン
M黒先生、S村先生、K林さん、T屋さん、ハンジャヤ。到着早々、支度をしながらM黒先生とS村先生の稽古の見学。両先生の気がピンと張っていて目が離せない。初太刀までの打ち出しにどのくらいの時間があっただろうか。今の自分のレベルから見る限り、とてもいい稽古を拝見したと思ったが、先生方にしてみれば更に上の次元での課題・違った見方があるのだと・・・・、S村先生のブログを見て実感。

上位の先生方との稽古。所謂「今」の「い」と「ま」の間で打とうと心がける。M黒先生との稽古では自分の出た技といえば、来られたのを目で確認しての応じ技のみ。S村先生のとの稽古も同じ意識で望むが「い」の前に焦って飛び出しつき中心を抑えられ、「ま」の後で出遅れ見事に打ち込まれる。全く上手くいかず。やっぱり上位の先生方には攻めが通じてないことがよく分かる。これ、意識しすぎるとよく打たれる。それでもとても気持ちのいい充実した稽古を頂きました。

6/13 JJS
基本稽古では、先週に引き続き出ばなの稽古。前後に動きを入れ元立ちが出てくるタイミングを把握した上での出ばなの稽古。上手くいったときの相手とのタイミングの差・相手との距離感を体感してもらいたい。手元が上がる瞬間の出小手を極端に鋭く示したら、他の先生方にレベルが違いすぎて参考にならんのではと指摘受ける。ごもっとも・・・。それでもアセアンに向けてあきらめずしつこく継続したい。FIKAが引き技に困っているらしい。これも追加するか。

2010年6月10日木曜日

6/9 サリパン稽古

M黒先生、T原さん、リアント、スラヤディ、ハンジャヤ、エルウィン、パウルス。

リアントと基本稽古。切り返し、面打ちを入念に行う。

M黒先生にお願いするも、全くいいところ出せず。攻めが通じていないのか、もしかしたら通じている時であっても自分が気づかないのか。思い切りのいい技が出せず消極的な稽古だった。反省。

T原さんと第二道場。インドネシア剣士に対する指導の心得などアドバイスもらう。

2010年6月8日火曜日

6/8パクボノ稽古

S村先生、A野先生、S松さん、T屋さんとの5名。

基本をじっくりのA野先生スタイルのリード。胴打ちを前で裁くようアドバイス貰う。

先週のビデオをDVDに焼いてS松さん、T屋さんに差し上げた。S村先生は当時指揮者につき固定位置で常に頭しか写っていなかったのでお渡しせず・・・。すみません。

4ヶ月前の2月17日稽古と比較するため、パソコンので同時表示しながらを撮影結果を楽しんだ。左小指・薬指に力を入れるようになったことで、右手の力が抜けた変化は若干ながら感じた。最近の心がけである無駄な動き・余分な力(打突後の上方向への余勢など)も抜けた感はある。問題は、その一方で明らかにスピード感が失われている・・・・。上半身の(余計な)力は抜けど、下半身のスピード感・力強さまで抜いちゃいかんのでしょうが。今朝もS村先生に足の送りが遅いと指導受けたな、そういえば。大事にしている切り返しも、向上は見られるもまだイメージとは異なる。

ただ、課題として心がけていることが期待以上に早く現れている感は受けました。なんといっても基本稽古を数多く行っている賜物だと。

2010年6月7日月曜日

6/5&6/6 稽古

6/5稽古@サリパン

雨による渋滞で若干遅れ気味にサリパン到着も、いたのはハンジャヤのみ。二人でじっくり基本稽古を行う。一通りの基本を終えた頃、T屋さんが到着。地稽古をお願いする。やはり三人は寂しい。

6/6稽古@JJS

アセアン大会に向け、出ばな技の特訓。出ばなの面と出小手。相手の動きを見て始動するのではなく、自分から仕掛けて、動くをはなを捉える感触を体感してもらおうと工夫。

試合稽古。Ary, Alwinが良かった。とにかく相手より先に前に出て圧力を与えるのがよかった。

2010年6月2日水曜日

6/1パクボノ稽古

S村先生、S松さん、T屋さん、K形さん、F田さん、T原さん、Yudiとの8名での稽古。A野先生が出張で来られなかったので、つまり現在朝稽古会員は9名になったと改めて分かった。

会員No.1のS村先生のリード。テンポ良く、切り返し・打ち込み・基本技・懸かり稽古・地稽古を行う。S村先生との面に対する応じ技では、動きを見てからでなく、何とかその兆しを捕らえその出ばなを面で打ちぬけるよう挑戦。もうひと溜めが無く先走ってしまう。その次は遅れて打ち込まれてしまう。

稽古をビデオ撮影。結果を今朝のうちにクイックレビューしたかったが、子供の行事に使うからとビデオをすぐ取り上げられ、断念。後日ビールでも飲みながらゆっくりとチェックすることにしました。