2014年度第一回昇級・昇段審査会が開催された。
審査員として出席。
10級から三段まで40~50人。
段の部は三段受審者が2名のみ。両者とも実技合格するも剣道形で不合格、再審となった。この両者、バンコクにいるようだが残念ながらあまりク剣の稽古では見ることがない。剣道形は非常にお粗末だったがどこで稽古しているのか。
更に残念なことは、これら大勢の受験者誰一人もその後の稽古に参加しなかったこと。防具をつけていない級受審者はともかく、特に三段で実技合格をもらった二人が稽古をしないとは・・・。よりによって高段者の先生方が大集合のこの審査の日に。がっくし・・・。
どこで稽古をしようが構わないし、それぞれの場所で頑張っているのはわかる。しかしその頑張りの「方向」が間違っていては困る。
大切なのは審査ではなく日常の稽古そのものである。高めることであり求めることである。
タイランド剣道クラブの実質的なリーダーであり剣道の本質を理解する(と私は思っている)プレムにその不満をぶつける。むしろその問題を誰よりもストレスに感じているという顔をしている。問題は根深いようだ。
タイ剣道界の課題を改めて実感。そんなに急には変わらない。できることをコツコツとやっていこうと思う。
三段の相手役として登場した現三段のH西さんが、堂々の立ち合い。構えよし、捨てきった面よし。今後の四段の審査に向けて既に準備万端。
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