2007年9月20日木曜日

9月19日の稽古

場所:スカイライン道場

本日の稽古前に、前回の稽古で撮影してもらったビデオをじっくり観察しました。結果、全ての面打ちにおいて、
1.踏み込みの際の右足が上方に上がりすぎている。
2.打突の瞬間腰が引けて、手だけが伸びていっている。
3.手が部位を捕らえて、その後、右足で踏み込んでいる(足が遅れている)
これらは、特に相面を狙ったとき顕著で、相手より早く部位を捕らえることのみに執着した結果と言えます。これでは、腰の入った本当の打突は望めないと分かりました。理想とは大いに違いショックだったのと同時に、矯正するにはかなり時間を要することも覚悟しました。

飛び込み面を打ち込んでいるときの連続写真。右足が上がり過ぎている。その割りに足が手前に落ちて前には進んでいない。左足の引き付けも無い。

相面を打っているときの連続写真。腰が残ってへっぴり腰。 (右)


これらを悪癖を矯正することを念頭に本日の稽古を行いました。

腰から始動すること、つまり始動の際は上半身が先に行かないように心がけました。早く当てたいの何としても押し殺すことに徹底しました。

さすがによく相手に打たれました。S先生との稽古では相面は殆ど負けました。次の課題は、この正しい打突の意識を持ったまま、如何に相手より勝った打突ができるかです。つまり正しい打突+理にかなった攻め。今日の反省として、面ばかりにこだわりすぎてたことが挙げられます。正しい面打ちが当面の目標ですが、地稽古ではなんの攻めも無しにそんな素晴らしい面打ちがポンポンと打ち込めるはずはないですね。ただでさえ不慣れな腰の入った面打ちを心がけているのに、さらに面ばかりでは相手に丸分かりでした。小手、胴、突き、応じ技を交え、相手に四戒を与えれるもう一歩上の攻めを研究したいとおもいます。言うわ易し、行なうは難き。

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