六段昇段審査を終えましたが、達成感というよりはむしろ次のステージに向け更にやる気を出しているところです。次の七段審査までは必要な修行年数が六年です。これが長いように見えて実はあっという間のような不安をもっています。その理由の一つは、我々のようなサラリーマン剣士は、限られた回数しか稽古できません。ましてやここ海外に居てはなお更です。一回一回の稽古の稽古を大事にし、工夫しながら精進したいと思います。もう一つの理由は、剣道の悪癖を修正することはそうそう容易いことではないと感じているからです。ここ一年自分の剣道改革に取り組んでいますが、その難しさを痛感しています。そういう意味では六年はあっという間です。そこまでにどれだけ自分の理想とする剣道に近づけるか考えるとむしろ焦りさえ感じるところです。
よって、限られた時間で効率よく向上するための一助とすべく、日頃稽古で感じたことをブログにすることにしました。頭の中で考えていることを改めて文章にすることで整理でき、記憶できる効果も期待しています。
9月15日 場所:スカイライン道場
現在持っているテーマは「正しい面打ち」。つまり「左腰の入った一拍子の面打ち」。なんせこれができれば達人でしょうから、おそらくこのテーマは永遠に続くと思います。
さて、本日の稽古で心がけたことは、左の足首を使いすぎないこと。どうしても遠くへ飛ぼうとするあまり、左足首を使って飛ぼうとすると、動きが2拍子になり、いざという時に瞬時に前に出れない。居ついてしまう。よって、左足首でなく、股関節を意識して踏み込むようにしました。左足首を使ってジャンブするのではなく、歩くときに自然と右足を出すようにスーと自然に重心移動できるように。懸待一致の構え。
本日は、かみさんにビデオを撮影してもらいました。面を打ったとき、早く当てようとするあまりまだまだ腰が残って手と右足だけが前にいったような体勢が見受けられました。打たれることを一切気にしないようにしなければ。 詳細は次回の投稿で。
構えで気になったのは、上半身においてまだ少し背中が丸まってました(左)。
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