2011年3月31日木曜日

3/30 パクボノ稽古

A野先生の後任、S谷さん初参加。S村先生、T屋さんと。

今一つ胆に力が入らない。発声にも現れていた。

S村先生に左手小指半がけについての注意をもらう。一年ほど前だったか、それまでむしろ柄頭が出ていた構えから、半がけを意識するようにした。最初は力が入らなかった。半がけにし、左小指に意識を集中するようになって臍と左の一体感が感じられるようになった。半がけした小指の締まり具合が左の一体化のバロメーターにもなっている。むしろ今日の稽古なんかは緩んでいたのかもしれない。

2011年3月29日火曜日

3/26 S戸先生送別稽古

本日はS戸先生の送別稽古。

恒例の送別稽古を考慮して基本稽古時間も短め。2週間ぶりとなる子供たちとの稽古もやりたいことはいっぱいあったが、時間切れ。これまでの稽古をおさらいしたところで終了。最近、防具着用後発部隊である男子の成長著しい。先発隊でもある女子3人、特にのうちの娘はすっかり悪癖身に付き現在矯正中。

S戸先生との送別稽古。S戸先生ワールドに皆が引きこまれる。私も、どうやって気を合わせようかと思っていたらいつも間にか一本頂いた。最後はM黒先生の上段からの面で引き締まった。相手の心をを操った感があり感動した。序盤の鋭い小手で牽制、最後は相手に迷いが出て手が固まったところを満を持して面。それにしても初段以上の総勢27名との試合稽古、大変お疲れ様でした。

最後の地稽古。S村先生の初心者指導の教え子たち3人が続々とかかってくる。マーセルの彼女ヘレンも。ちびっこ達への指導さながら、限界近くまでしごいた。かなり応えたと思う。数多くの初心者脱落の中で、さすがここまで残った精鋭たち。 根性有り。ここでもまた感動。

2011年3月28日月曜日

ジャカルタ新聞掲載


昨年に引き続き、T原さん原稿が何の編集もされずにそのまま掲載。文才ありますねー。原稿の作成から掲載の手続きまでほんとにありがとうございました。お陰で、非常に限られた界隈ですが自慢のネタとなりました。

そういえばT原さんが一番堂々と大きく写っていますね。あの位置取りがポイントか?と思い昨年の掲載を見直したら同じポジショニングで堂々と写っていました。 やっぱり。
http://concorde-jakartalife.blogspot.com/2010/03/in.html

来年はこのポジション頂こう。

2011年3月23日水曜日

第11回 香港アジアオープン剣道大会

4年目4回目の出場にして悲願の優勝!!

ジャカルタ剣友会一丸となって試合稽古を始め事前準備をしてきた賜物。それだけに喜びも大きい。どなたかのお祝いメールに書いてあったが、手前味噌ながら、アジアの全体を見てもジャカルタは実に強力な層の厚い指導陣であることを立証した。

予選リーグは二試合、中国本土の二軍、三軍チーム。次鋒S松さんの相手が二試合とも棄権という珍事発生。決勝トーナメントに上がれなければ、S松さんが無試合でジャカルタに戻る羽目に。まずい。と力む必要もなく、結果は無難に勝ち上がりS松さんもひと安心。

準決勝のタイ戦、決勝の香港戦はチームワーク良く、繋いで繋いで勝ちをもぎ取った。無理をするとこしないとこ。各自がポジション・状況・調子をよく理解し、大将まで持っていく。団体戦のあるべき姿が発揮できたと思う。


個人的な試合内容としては、これまでの試合稽古の成果を発揮できたと思う。打ち気ばかりに逸らず、力を抜いて相手を引き出す。結果としては小手技が非常に多かった。全13本中10本が小手だったと思う。小手に頼りすぎ?今の自分の姿としてこれが何を表しているのかは別途これからの稽古で考えていこう。

Bチーム(ハンジャヤ、マーセル、アーウイン、スルヤディ、ユディ)も決勝トーナメントに勝ち上がりベスト16となった。各自大きな自信に繋がったと思う。

さて話は前日の稽古に戻る。四回目の香港となればお願いしたい先生もあらかたマーク済み。特に香港の岸川先生に今年も気合いを入れてお願いした。翌日の試合のことなど忘れて、数え切れない先生方、若手と稽古した。

最後に、昇段審査。自分の到着前に既に終わっていたが、マーセル四段、ユディ二段、スルヤディ初段、ハンジャヤ初段、アーウィンは次回頑張れ、というなかなかの好結果だったかと思う。 インドネシア人二人目の四段、不器用だけど頑張り屋の二段誕生は特にホッとした。


T原さんが苦労して揃えたお土産が、空港からホテルに移動中、半明きのトランクから路上に落ちたときには暗雲立ち込めたが、終わってみれば大成功の香港大会だった。



2011年3月15日火曜日

3/15 パクボノ

S村先生、T原さん、Yudiと朝稽古。

基本稽古後、試合稽古をS村先生、T原さんと。先週水曜同様、いい感じで力が抜けていたためか良く相手が見えた。この調子でいこう。ただ、T原さんとの試合では、機会を作るところまでは良かったが何度も打ち損じた。不正確さを反省。いや、実は全て寸前で見切られていたか?恐るべし。加えて、いい小手すりあげ面いただきました。あの場面は完全に相手に遣われたかな。

頑張っているYudiには何とか合格して欲しいものだ。

2011年3月14日月曜日

3/14 JJS

東日本大震災、皆様及びご家族の皆様のご無事をお祈り申し上げます。

稽古は被災地に対する黙祷から開始。

日本は大変なことになっているがジャカルタの子供たちは元気。今日も小学生も6人全員勢ぞろい。

先週来、T志のやる気が素晴らしい。声が良く出る。他の面々にもしっかり声を出させた。動きがよくなった。それにしても皆、着々と上手くなっている。やる気なさそうに(一部・・・)見えても、同じこと何度もやらされているうち、多少なりとも工夫しているのだろう、どんどん良くなっている。追い込みの面打ちがいい例だ。

終盤、「面体当たり引き面、面体当たり引き胴、面で抜ける」の約束稽古をやらせようとしたとき、Aしが寄ってくる。今日も張り切りすぎて体力使い果たしたか?と身構えるも、「僕、面体当たり引き面得意なんです。」と。おー、それならバンバンやっておくれ、と一安心。

先週の水曜のパクボノでの試合稽古で張り切りすぎたか、多少頚椎に痛みがあったため大事をとって試合稽古休ませてもらう。審判に徹するも、審判は審判で反省すべき点あり。やうやう修練すべし。

2011年3月10日木曜日

3/9 パクボノ


S村先生、K西先生、K林さん、

最初K西先生だけだったので、せっかくなので「基本稽古お願いします」と申し出て、とりあえず切り返しから始まった。かなりの回数重ね、だいぶ手が上がらなくなってきたころで何かがおかしいと気がついた。

M「あれ?K西先生、もしかして私にリードを期待しています?」
K西先生「あれっ、そうじゃなかったの?」
M「私はK西先生から次の指示が来るものとばかり・・・。」
といわけでエンドレス状態の切り返しがようやく8回(位)で終了。その後はK西先生の指示に従って基本打ち。

最初に弱音を吐いた私の負けです・・・・。

その後S村先生、K林さん来られて一通りの地稽古を終え、全員総当りの試合稽古。

最近の2回に比べると気持ちの整理が出来ていたかな。相手の上から乗るように構えた。手の握りを緩めた。要は打ち気満々のガチガチ状態をなくす努力をした。

2011年3月9日水曜日

3/8 パクボノ

S村先生、S松さん、T屋さん、T原さん。

いつもなら地稽古する時間帯に1試合づつ試合稽古。

S松さんと。前半は多少先日のJJSの反省を生かせたか。しかし後半、時間内に一本という意識が強くなるにつれてと攻めが薄くなった。

日本で実業団の試合に出場しているころ。残り一分を切って一本を取り返さなければ負ける大将戦。我がチームの大将の七段の大先輩がじっくり機会を狙っているのがもどかしいかったのをふと思い出した。少し分かるような気がしてきた。

日ごろ心がけている稽古の基本は外さないようにしたい。

2011年3月7日月曜日

3/6 JJS

ごく限られた当ブログ閲覧の皆様、ご無沙汰です。あれやこれや、シンガポール出張も入ったりして、日誌を書くのを後回しにしてたら、2週間近くもサボってしまいました。


さて、本日のJJSは中学体育館の代わりに、小学体育館を空手部から半分お借りして稽古。各グループ、体を寄せ合い窮屈に稽古している中、子供たちの稽古は真ん中で堂々と。すみませんです。園児グループなんて追い出されて青空教室だったのに・・・・。

防具シニアグループがT原さん指揮の元、いつもより長めに頑張っていた。それに伴い子供たちに対してもいつもに比べ十分な稽古メニューがこなせた。当人たちはいつもより長いことに迷惑そうだったが。切り返しバニャックの後、面・小手・小手面・胴・面体当たり引き面・面体当たり引き胴、そして形にならない地稽古も3セット。もちろん最後に手足の揃わない追い込みも。

しかも暑かった。こんな過酷な環境下、Aしが後半「先生、気分が悪いです」と言ってきた。目つき・顔色をよーく観察した(つもり)。そして休ませた。ほんのしばらくしたら何も言わないのに自分から再度稽古の輪に入ってきた。感動した。体力の差も多少はあるかと思うが、この子は手を抜くのが苦手なんだとなんとなく分かってきた。自分の幼少時代には全くない感覚。どちらかというと残り時間を見ながらずる賢く手を抜いてペース配分をするタイプだった。図らずもこれが長女に遺伝している。

地稽古では、子供たちにの一生懸命さが増してきた。ここ2~3週間、声出して一生懸命だったら早く終わることを明言してそれを実行。すると稽古中の注意が抜群に利く。緩急、あめむち使い分けが必要だと実感。

試合稽古ではT村さんと。結果はともかく、ひどい内容だった。先週と比べ気持ちの整理が出来ていない状態で望んだ感がある。今やむしろスピード・体力に頼らず心の面で戦おうとしているのに、そこを疎かにすれば何が起きるかということの表れだった。独りよがりの衰えたスピードに頼らず、相手を遣ってナンボということを今一度肝に銘じよう。気持ちの整理次第でここまで崩れるんだとよくよく反省のいい試合稽古だった。