また一人高段者の先生が去っていく・・・。
A野先生の送別稽古が行われた。急な帰国通知であったことから日程の調整をする余裕もなく今回はいつもよりは少な目の参加者。それでも子供合わせて26名との対戦。
体力消耗の著しい子供5人とのエキジビションも前回から引き継がれた。うちの次女が「後ろ斜め面」という珍技で見事一本。しかしその後の先生の勝率は素晴らしく、前半のインドネシア剣士はもちろん日本人先生方にも疲れを見せなかった。特に終盤S戸先生、K西先生を相手に初太刀で決めたのには感動した。開始からくくっと攻めて手元が浮いたところを見事小手に飛び込まれた。
先生の美しい切り返し、相手を尊重した調和の稽古等々、多くを学ばせていただきました。
さて、子供相手の通常稽古のほう。全員勢ぞろいの6名。「今日は休みがないよ最悪~」という予想通りの愚痴を聞きつつ、基本稽古は切り返しX10の後、先週同様一足一刀の間から面打ち。どうも真剣味に欠けるため、笛を鳴らして一方が面に飛び込む、笛を鳴らして双方が同時に面に飛び込むなど思いつきで追加指示。長女からこの稽古は、「しんどくないから良い」という正直な感想を受ける。基本技をひたすら数多く繰り返すこれまでの稽古に比べて、緩急つける意味でもこういった稽古もありかと思った。
地稽古ではまずT村さんとお願いする。とても気持ちが入っていました。こちらもお陰で小学生軍団相手を前に集中した稽古ができました。
その後ちびっ子軍団。長女・次女は先週よりちょっと量を増やしただけで揃って泣きべそ稽古。その後の5年生M美には長女・次女の1.2倍くらいの量を課したのに歯を食いしばって頑張る。とてもいい頑張りだった。園児Oサムは一振り目からトラウマ状態で泣き始めるが、なんの今回は徐々に涙が消え10本ほどの面打ちの最後には笑顔まで。 トラウマ払拭か。そうそう、お母様の協力あっての成長です(相当嫌がっているのを説得して並ばせているんだろうな、と想像しつつ・・・)。最後のAしは、どうやら朝から体調が悪かったようで、これまでの子達と同様本日のちょっときついバージョンに珍しく涙。それでも、諦めずに最後までやりきる。なんだか涙ばかりになってしまっていますが、泣かせるためにやってるつもりは更々なく。子供は何にも言わなければどうしても妥協してしまうので、そこをちょっとケツ叩いてやる。と、思っていますが、その”ちょっと”の見極めが難しいです。
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